2014年4月20日日曜日

家の前にカエルがおねんね



今日は穀雨 穀雨とはたくさんの穀物を潤す春の雨が降る頃のこと
穀雨の字が示すように春の雨は 作物にとって恵みの雨
それだからでしょうか この時期に降る雨には 様々な雨の呼び名が
穀物を育む雨を瑞雨と言い 草木を潤す雨を甘雨と言う
春の長雨は 春霖(しゅんりん)早く咲いてと 花に促す催花雨(さ
いかう)菜の花が咲く頃に降る菜種梅雨
長く降り過ぎてうつぎの花が腐ってしまうほどという卯の花腐(はな
くた)など百穀をうるおす百の雨
今の時期に降る雨の名前がこんなにあるのですって 驚きですが日本
人独特の言い回しであり生活の中で息づいているのですね
農耕民族ですから 自然のリズムに寄り添って生活をしてきた証が
72候 でも不思議な感じがします
今日は キリスト教で言えば 復活節 キリストがよみがえられた日
その祝いの礼拝をすませ 先達が眠る墓前へ そこで執りおこなわれ
た墓前祭 昨年度に亡くなられた方達の納骨を送り 旅立たれた人を
賛美の歌と共に忍びの時を・・・・・
怪しげなお天気 途中で降り出した雨 哀しみの雨 涙雨と思いはさ
まざま・・・・
この今日の雨 なんと呼ぶ雨なのか 桜は終わり ツツジの花がちら
ほらと咲き始めた霊園
墓前祭を終えた帰り道 こんなカエルさんに 出会いました
舗道沿いの家の前に ええっ〜 道路から家に入るまでのいのわずか
場所にすのこのように板張りがされ そこに横たわるカエル
すぐよこに水瓶が そこにはメダカがたくさん泳いでいます
商売に関係があるのかと思って家をみれば シャッターが下りてます
屋根から 食パンの形をした看板に店名(?)が書かれぶら下がって
いるだけ 今日だけ休みという感じには見えません
ちなみにお隣は 散髪屋さんとパーマやさんが一緒になったような
お店で 営業していました
どうして置かれているのか 訳ありを聞きたいと思いましたが・・・
蛙の頭の先には蓮の葉が・・・・雨 穀雨 カエルに縁がありますね
雨とカエル いい取り合わせ 偶然の巡り会いでしょうか
立派なカエル 石膏で創られているようでした
いい顔をしている 笑いそうで笑いをこらえている こちらが釣られ
て吹き出しそう おもわずニャ〜と笑い出してしまいそう
最近置かれたのでしょうか 汚れていません 昨年もここを歩きまし
たが 気付きませんでした
世の中 面白いですね
お店でも開いていれば 訪ねることが出来ましたのに
道行く人がどれだけ気付かれるか解りませんが ユーモアがあって
楽しい光景でした
キリストの復活で喜びの日 ハレルヤ! そして穀雨 雨にまつわり
蛙まで登場 ちょっとした 味のある一日でした

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