2014年4月28日月曜日

矢車草に会いました























天気予報通りの雨模様 ざあ〜っと勢いよく降るわけでなく むしろ
じ〜め〜っとした雨の降りよう 傘がいるような 入らないような
だけど 空は鈍色 美しい鈍色ではなく 嫌な色
ここしばらく天候に恵まれて 気持ちのよい日が続いたのに 雨
こんな様子を「五風十雨(ごふうじゅうう)」というのだそうです
五日に一度風が吹き 十日に一度雨が降るような順調な天気のこと
実際には雨が降るようなではなく降り始めましたが ここから転じて
世の中が平穏無事という意味も この季節に限らない言葉でしょうが
春から初夏へと変わる 気持ちのいい陽気の時期にぴったりですね
(日本の七十二候を楽しむ を参照)
まさに五風十雨ですね でも いいお湿りのようです
雨が降り始めた時 ちょっと駅前まで外出
その道筋で 舗道脇に植えられた矢車草に出会いました 素敵です
きっと近所の方が丹精されているのでしょう
時々ここまで足を伸ばしますが 今まで気付きませんでした 
銀行へ行くにはこの前を通らねばなりませんから それにしてもこん
なに 花開くまで目に入らぬとは きっと苗の時は見もしなかったの
でしょう
矢車草 可愛い花です でも最近はあまり見かけませんでした
以前は花壇と言えば 何処にでも植えてありましたのに 子どもの頃
から好きな花でした なんともいえな風情があります
園芸店に出掛けても 苗を見ることは 否 目にしませんでした
種で販売しているのでしょうか
珍しいと思わず足が止まりました こんなに沢山まとめて咲いている
なんて・・・・・・ 
好きな花ですから 苗がお店の店頭にあれば 必ず植えていると思い
ますが・・・・・綺麗ですよね
この花 鯉のぼりの竿の先端「矢車」に似ているからこの名前に・・
病気知らず 虫害知らずに育つ とても育てやすい花のようです
来春は 心して苗なり種なりを 植えることに・・・・・
矢車草 かの有名なマリー・アントワネットが好んだ花だそうです
青い花を・・・・・ 可憐ですものね
なにかこの花にちなんだ物語があるような気がしますね
ちょっと調べてみますと色々ありました でも長くなりますから・
ドイツの国花だそうです 
書き始めたら止まらなくなりますからこの辺で いつか又この話の
続きを ギリシャ時代から ナポレオンにまつわる話などなど・・
鬱陶しい雨が降り始めたなか わずかな風に 気持ちよさそうに
身をゆだねて咲いている姿は とても明るくぱっとそこだけ煌めいて
気持ちも軽やかに・・・
傘をふりふりララランと 足取りも軽くなって家路に・・・・・

函館の青柳町 こそかなしけれ 友の恋歌 矢車の花 〜石川啄木〜

0 件のコメント:

コメントを投稿