2010年6月30日水曜日

やっと完成しました

今日も雨は降らず
けれど夜半 サッカーのW杯
ベスト8を目指してパラグアイ戦
粘りに粘って互角に戦い最後のPK戦
残念ながら 負けました
その頃 雨が降っていました
涙雨だったのでしょうか 
それとも感激のよく戦った涙雨なのか
いずれにしても 朝日が昇ると
















なんと快晴 猛暑! うんざりです
一昨年から 手がけていたキルトがやっと完成しました
一昨年は トップを縫うだけが精一杯のこと
キルトまで手が回らず 泣き泣き 未完を
展示しました 
未完のまま放置しては・・・・・と
昨年 キルトをはじめましたものの
それがままにならず 布絵作品の制作に時間をとられ 丸めて放置
今年 これでは・・・と覚悟を決め
年の初めからキルトにかかりましたが
針を進めても進めても終わらず
自ら期日まで切ってノルマをかけました 
3月中に 4月末に 5月にと 完成予定が 伸びに伸びて
やっと完成 ほっと一息 丸めて押し入れの肥やしにならずにすみました
よく我慢強くできたと思います 
一日にこれだけはしようと ノートにノルマ表まで作り それを目指し
唯ひたすらキルトに励みました
ちなみに完成作品のサイズは 178cm×242cm です
写真に全体図を 収めるのは 無理なこと 床に広げて やっとカメラに
自らにむちを打ちながらしましたものの こうして作品が出来る喜びが
持てる幸せ感 それは 
神様が与えてくださった大きな恵み 賜物・・・・・
素晴らしい大きな恵みに 神様に深く感謝 唯 ただ 感謝あるのみ
この作品に関して 今年の初めに書き連ねています
それがやっと 完成です
バンザ〜イ 恵みに感謝!やった〜! 感謝!
拍手喝采!!

2010年6月29日火曜日

爽やかな緑の花

雨です 雨ですと予報されながら
晴天が今日で三日続いています
梅雨の晴れ間と言いながらも
気温が高すぎ いずれも30度を超す有様
それでも夜の内に雨が降っていますから
晴れが続いているわりには
庭の花たちは 元気です
いつもなら これだけ暑いと
夕方には花たちはしんなりとします
アナベルが元気です

パリの美術館の庭で見たアジサイ
アナベルが見事に咲いていました
園庭を埋め尽くすがごとく
一面に広がって なんと美しい
と感動しました
我が家にも欲しいと願い 昨年
求めたはずなのに 何処にいったのか不明
そして今年 目につきましたので
再び求めて手もとに 花の元気な間は 
このままに と思っていますが・・・
アナベル アジサイの仲間
普通のアジサイとは異なります
6月頃 緑色の蕾がつき
花の色が 徐々に変わってゆきます
緑〜薄緑〜真っ白に
成長すると樹も高くなり
幅も広がるようです
花は大きいのは20~30cmにも
秋には花がベージュになり
切らずに残すと
ドライフラワーのようになって冬枯れが楽しめるそうです
普通のアジサイは 花が終わればすぐに切り落とす
少なくとも7月中には・・・・・そうしないと次の年に花がつかなくなる
しかしこのアナベルは 来春3月中に切ればよい
地際の芽まで切り戻し その年の6〜7月に咲くそうです
従来の紫陽花は うっかりして 花は終わったが 梅雨明けが遅く 庭に出られず 
切り戻すチャンスをなくすことがあるが 
このアナベルはその心配がないので 助かるような気分になる
果たしてそんなに上手くいくかどうか疑問ですが・・・・・
半日陰で育ち 暑さにも寒さにも強いそうです
こんな効能書きを知ると まさに敵知らずという感じがします
でもとにかく 可愛い 緑の花が なんとも言えません
ライムグリーンというのでしょうか 白も紫もピンクもいい
けれどこの緑 ライムグリーンは 言うに言われぬものを感じます
ちなみに上2枚の写真は 我が家のアナベル
下の写真は パリの美術館の庭園の花です
我が家の花は 一株から白に変わっている花と今まさに頂点のライムグリーンと
が入り交じって咲いています 
今は玄関先に置いていますが もう少し梅雨が終わる頃には
もっと環境のいいところに置くか 地植えしたいと思っています
この夏 枯らさないように気をつけることが 大切でしょう
優しいみどり 爽やかで このむしむしする暑さを 吹き飛ばしてくれます
庭に 一陣の爽やかな薄緑の風が吹き巡る
パリで見たアナベルの庭 感動が甦りますが あそこまで沢山の花を育てるのは
無理なこと一株でいいから欲しいと願った
それが実りつつある現在 大切に見守って たくさんの花をつけるように
慈しみたいと思います
パリに庭にはほど遠い夢ですが でも大事にしたい小さな小さな夢です

2010年6月28日月曜日

優しい愛の花

暑い 暑い
朝から快晴 陽射しの強きこと
天気予報は当たらず
子どもの頃 
この食べ物 
口にして大丈夫かな?と思った時 
天気予報 天気予報 天気予報と
三回 唱えてから口に・・・・・
と親だったか 祖母だったか
はっきりはしないけれど まわりの大人からその様に言われた
その当時は 気象衛星もなにもない時代 天気予報があまりにも当たらなかったので
おまじない的に当たらないようにと・・・・・・
そんな馬鹿なことはないとわかりますが 子どもの何も知らない時は
大人が 面白おかしく言うのを真に受けてた時があります
雨のはずが 思いがけず快晴
洗濯物がよく乾き 嬉しい
でも 暑い 体が 対応できません
アガパンサスが ご近所で咲き始めました
我が家のアガパンサスは 今年も
咲きそうにありません
この写真の花は 3年前に
我が家で咲いた時の写真です
見事に咲きました けれどこの時以来
咲きません
何故でしょうか?
今現在 株は立派に育っています 
枯れたわけではありません
栄養がたりないのでしょうか? 
株もかなり大きくなっています けれど咲きません
緑の葉だけを見ると 元気溌剌としています
哀しいです 花を見ないのは・・・・・楽しみにしていますのに
アガパンサスはギリシャ語で 
〜愛〜を意味す「アガーペ」と〜花〜を意味する「アンサス」という
二つの単語からなり「愛の花」という意味があるそうです
アガーペは「愛」 聖書の世界でもそう言われていますし 事実
いろんな箇所に書かれています
価値を求める愛 価値を与える愛 
エロス的な愛ではなく・・・・・貧しいものを愛する愛・・・・・
神の救済的恩恵・愛 
とにかく優しい色合い 優しい紫 なんとも言えぬ気品があり
ほのかな愛すら感じます
ああ〜 手入れが悪いのかな・・・・・悔しいです 
紫陽花と同じ 梅雨 露にふさわしい花 
露にしっとりと濡れた姿は 本当に美しいと思います
花を咲かせる秘訣が あればどなたか教えて下さい


2010年6月27日日曜日

6月の庭〜頑張る花たち〜 


昨夜半の激しい雨は 遠のき 
お天気に しかし湿度の高いこと
ムッとする暑さ 屋外に出ると一瞬 
熱風が吹いているのかと思わせるほど
汗をかきかきの一日
さすがに 疲れました
日曜日 いつものように礼拝へ
「愛」についてのお話し
友人Eと帰阪した息子と買い物に
ショッピングモールは 暑いためか
涼しいところへと人は流れたのか












いつもに比べると 人の多さにびっくり
夕方帰宅後 庭に降り立ちました
ここも 暑さのせいか 蚊がぶんぶん飛び交って これまたびっくり
花たちは まだ元気でした
昨日までの降り続いた雨で 地面がしっかりぬれていたためでしょう
元気溌剌としていました
6月もあとわずかで終わり
もう7月です 
暑いのは当たり前でしょう
元気に 咲き誇り 
ふと暑さを癒してくれた花たちです
インパチェンスも白いハンカチを
広げたような花 コンロンカも
気持ちよく咲いています
コンロンカは 昨年から比べると
すごい成長を見せて 
オリーブの木の側に植えてありますが 
隣の紫陽花も オリーブも凌ぐ勢いで
伸び 花もいっぱいつけ
まさに目に鮮やかです
ハンカチの木と人は言いますが
実際のハンカチの木は 花の開き方が全然違います
これは コンロンカと言うそうです
夏場 花の少ない時期に
鮮やかに しかも純白な白花は
爽やかで涼しげです
今はまだ元気なインパチェンスは
これから 暑くなると大丈夫かと 
少々心配しています
強い陽射しに弱いので 少し日陰に植えましたが
これまた陽が当たらないと
徒長して花が咲かなくなります
難しいですね
特に日本の夏は 花を育てるのは大変です
昔は カンナ ケイトウなどが 
至る所で咲いていましたが 
今は全然お目にかかりませんね
苗も球根も 販売しているのを見ることもありません
こどもの頃の風物詩として カンナは庭の片隅に必ずと言っていいほど
咲いていましたのに
暑い日 6月も終わりに我が家の花を・・・・・
明日は また雨・・・・・まだまだこの季節 嫌な季節は続くでしょう

2010年6月26日土曜日

ポストの色は何色・・・・・?

梅雨前線の活発化  朝から雨 雨
しかも時折 激しい降りよう
どんなに雨が激しく降ろうとも
風が強く 雨が横殴りに降ろうと
郵便は 配達されてくる
郵便物を濡らさないように配慮して
大変な仕事 感謝せねば・・・・・
郵便は 赤いポストに入れて
が 私たちの国では常識
ポストは赤いものと思っていました
外国を旅して 始めてポストの色が
国によって 違うことを知り




へえ〜とある一種の驚きでした 固定観念に捕らわれて
郵便ポストはイコール・赤と
でも国によって違う 面白いですね
ポストの色は 赤と誰が決めたのでしょう
ポスト色は赤 それは世界共通と
勝手に思っていました
スーエデンは 郵便小包 手紙など
農耕機を運ぶような車でした
自転車の前輪が二つ その上に大きな箱が台車に乗せられている




       
そんな感じ 電動で動いていましたが
ハンドルは 細いまるで自転車のごとく
デンマークは 赤でした
スペインもポルトガルも黄色
配達のバイクは黄色く塗られていました
面白いですね
その国々によって 決めているのでしょうね
雨が激しく降る中
玄関先で 郵便屋さんに会いました
手紙がぬれないように配慮され
ありがとう!と共に受けとりました
天候の悪い時などのご苦労を思い
感謝の気持ちで お便りを読みました
ふと 茨木のり子さんの詩
「見えない配達夫」を思い出しました
I
三月 桃の花はひらき
五月 藤の花はいっせいに乱れ
九月 葡萄の棚に葡萄は重く
十一月 青い蜜柑は 熟れはじめる

地の下には少しまぬけな配達夫がいて
帽子をあみだにペタルをふんでいるのだろう
かれらは伝える 根から根へ
逝きやすい季節のこころを

          


          世界中の桃の木に
          世界中のレモンの木に
          すべての植物たちのもとに
          どっさりの手紙 どっさりの指令
          かれらもまごつく とりわけ春と秋には

          えんどうの花の咲くときや
          どんぐりの実の落ちるときが
          北と南で少しずつずれたりするのも
          きっとそのせにちがいない

          秋のしだいに深まってゆく朝
          いちぢくをもいでいると
          古参の配達夫に叱られている
          へまなアルバイト達の気配があった
           ・・・・・・・
詩はまだまだ続きます
茨木のり子と言う詩人を知ったのは 三十数年前 「自分の感受性ぐらい」という
詩を読んで 感動し 惹かれました
「わたし 解釈を加えないとわからないような詩は書いていないつもりです」
と もらされています
ストレートに心に響いて 胸の中に飛び込んできます
身に覚えのあることばかり書かれて 時々 ハッとすることがあります
雨降りの郵便配達から 外国の郵便ポストへ そして詩へと
話は飛びましたが こんな雨の日は ゆっくりとした気持ちで
詩集を読んで 自らを省みる時があってもいいですね
それと同時に のり子さんの詩にあるように 
自分の感受性を自分で守る 守りたいですね

2010年6月25日金曜日

世代交代〜あじさい〜

梅雨前線の北上
お昼過ぎから雨
湿度が高く 体に衣服がまとわりつく
先日 手に入れた白い紫陽花
大好きな花 アジサイ
ましてや白は 特別
鉢のままに
庭の何処かへ・・・
と 思えど しかし待てよ
今から40数年前
東京で生活していた時
何処か忘れ去ったが 
埼玉の方へ 出掛けた時 
植木市で求めた白いアジサイ
その当時は ガーデニングとい言葉を耳にすることもない時代
珍しさに惹かれ・・・・・そして 転勤族 横浜へ 
横浜では 庭付きの広い家が与えられ 玄関先に植え込んだけれど
そこはわずかに4ヶ月ほどの暮らし 
また移動 点々として
その度に 後生大事に 持ち歩いたアジサイ
我が家に落ち着いてからも 庭の改造などで3回も植え直し
それでも逞しく 花 開き 慰め 梅雨の季節を癒してくれた
けれども 扱いがあまりにも激しかったのか
それとも寿命なのか 昨年辺りから 一輪か二輪しか咲かなくなった
今年は 切り戻しが悪いのか いずれなのかわからぬままに
一つも蕾はあがらず 哀しい 淋しい そんな思いの中・・・・・
思い切って 新しい紫陽花に世代交代してはと・・・・・
昨日 掘り起こし 新しいのを鉢から抜き取り 植え込みました
長い間 共に生活してきた古い紫陽花を そのまま捨てる気にはなれません
枝を払い 切り込んで 少し違う場所に 大切に 感謝を込めて
植え込みました よく頑張ってくれたと・・・・・
掘り起こす時は 忍びない気持ちでした
特に根を見た時 根の伸び方 張りようには 驚きました
来年には 元気な姿で・・・・・
今 こんな季節 丁度よかったのでは・・・・・?
新しい白紫陽花 立派な花です けれど古い紫陽花もこれに負けないほど
美しく 一瞬で恋をし ず〜っと恋心で見守ってきました
一戦は引いたものの まだ見捨てたわけではありません
どう復活するか 楽しみです 
朽ち果てるまで いつまでも慈しみたいと・・・・・・

2010年6月24日木曜日

おいしいよ〜

目覚めて 朝の涼しさに
思わず 掛け布団を・・・・・
けれど 昼間は陽射しの強いこと
しかし湿気がないのか爽やか
先週の末 土曜日の午後
知人の絵画展を友人Eと観に
出掛けた帰り道
ショッピングモールへ
土曜日の午後だけあって
家族連れが多く 賑やか
モールの中にある あるケーキショップ兼喫茶店へ
友人が 前からここのケーキが食べたいと・・・・・
いつもここへ来るとこのお店の前を通りますが 人気があるらしく
お店の入り口で かなりの人が並んでいます
諦めては素通りしていましたが 今日は 待ってみましょうと・・・・・
並びました 
ケーキ一つ食べるのに 並んでまで食べるものなのかなあ〜と思いながら
並んでいる内に 回転を速くするためでしょうか メニューを手渡されます
お店の外で メニューを見ながら 立って待っているのも 
おかしな光景だと感じました
食べたいケーキは 決まっています ティーの種類を選択するだけですから
メニューは不必要と・・・・・
美味しい・・・・・???ケーキを味わうには ストレートなティーで充分
思ったより待ち時間が短く ほっとして椅子に座りましたが
驚きました・・・・・なんと店内のうるさいこと!
若い女の子が殆ど ちらほらと若いアベックもいますが
けたたましいおしゃべりの声が 鳴り響いて
不協和音が 音楽の替わりでしょう
どのお客さんも どの若い子達も もう少しトーンを落として話せないのかと
思わず耳を塞ぎたくなりました
しかし 不思議ですね 
暫く その中にいると甲高い話し声は いつのまにか耳から遠ざかっていました
慣れてしまうのでしょうか 話し声が 消え去っていました
これもまた 恐ろしいことですね
だけど だけど ケーキは 美味しい!抜群でした
甘みも少なく 嫌みもなく 自然の素材でとうたっているようですが
とにかく 待って 並んで それだけの価値はありました
目的のケーキは 「ミルクレープ」
クレープとクレープとの間に フレッシュなフルーツが挟んであり
そのつなぎは カスタードクリームと生クリームをミックスしたもの
五種類のフルーツが重ねられ クリームも意外とあっさりしていて
ほかにいろいろなケーキがありましたが きっと美味しいでしょう
中部 関西 東京と展開されているお店
並んで食べたケーキ 執念で食べたケーキ
若い子達の中に入って おばさん否 おばあさんは 堂々と頂いてきました
しかも 若い子に負けないぐらい 友人とおしゃべりを楽しんで・・・・
でも 人様の邪魔になるような声は 遠慮しました
梅雨の晴れ間の週末 たまには こんな経験もいいのでは・・・・・
とてもよい息抜きが出来ました
ちなみに ケーキは かなりの大きさ 一つを半分に切って貰い
二人で頂きました  半分に切って欲しいとお願いしましたら
二つに分け お皿に各々 入れて持ってきてくれました
その配慮は嬉しく感じました
少しだけ 若返って・・・・・リフレッシュされて・・・・・
新しい週の歩みに つなげたいものと・・・・・帰途に

2010年6月23日水曜日

嬉しいことが・・・・・

雨は降ったりやんだり 忙しい日
昨日 トールのレッスンに・・・・・・
たったのひと駅ですが 阪急電車に
カード式回数券で改札を通過
さて下車駅へ 出札口を通るために
回数券を・・・・・
ハッとしました ええっ! ない!
ポッケットもバッグも 何処を探しても
影も形もなく・・・・
いくら探してもない!
何処へ?
何か不可解な気持ちで 
駅員の方に キップがないと・・・・・
どこから乗車して 何処の改札口を等など聞かれました
キップがなければ 改札口が通れません 外へ出られません
駅員は すぐ乗車した駅に電話をして 尋ねてくれました
残り少ない回数券だから 落としたのだと諦めて 乗車賃をふたたび払い
外へ出して欲しいと思ってました
とにかく外へと願いの中 向こうの駅に その回数券が 届けられているから
明日にでも取りに行ってくださいとのこと 保管しておきますと・・・・・
お礼を述べて 外へ出して貰い 帰宅しました
外へ出られてよかった・・・・・ 

ふと 随分前に読んだ本を思い出しました
池澤夏樹著「キップをなくして」(角川文庫)
〜改札から出ようとして気が付いた ないない キップがない!
「キップをなくしたら駅から出られないんだよ」 どうしよう もう帰れないのかな
キップのないこども達と 東京駅で暮らすことになったイタルの話〜
少年のひと夏を描いた鉄道冒険小説
池澤夏樹という作家に興味があるので 本屋で見つけた時は すぐ求め
面白く こども達の世界を描いたファンタジーに どっぷりつかって読みました
キップをなくしたことが 今まで一度もなかっただけに
この本のことを 思いだし 自分なりにいろいろ思い描きました
心の中で 頭の中で・・・・・でも歳をとりすぎた大人です
すぐ現実に引き戻されましたが・・・・・

今日 改めて 隣の駅まで出掛けました
回数券 もう残っているのは2回分だけ 
恥ずかしい思いで 受けとりました すみませんと・・・・・
いいんですよ!どうぞ〜 届けがありましたから・・・・・と
受けとってよく見れば 残すは2回 しかも最低の150円区間
でも 嬉しいことでした
この世の中 えげつなく ともすれば汚くなっている中で
これだけのものなのに 届けてくださる人がいる
そのことを知っただけでも 嬉しいことでした
心が ふ〜っと和んでいきました 何処のどなたかわかりませんが
感謝せねば・・・・・救われていきました
おかげで イタル少年のように 駅で暮らさずとも・・・・・ 
この世に このような方がいるということに
なんといったらいいのでしょう 
人間 どんな些細なことでも いいことは するべきですね 明るくなります
まわりすべてに喜びが・・・・・心 明るくしてくれます
ちなみに阪急回数券は とても便利です 
別に阪急電車を宣伝するつもりはありません
たまたま利用する電車と言うだけです
ラガールカードと言う近隣の市バス 他社の電車すべてに乗れるカードもあります
しかし 回数券は時間 休日によって分けられているので
その時折によって 上手に利用すると随分と助かります
休日祝日は14回 時差回数券は12回(10時から4時まで)
普通回数券 11回 と おまけがあります
ラガールはおまけはなし 同じ運賃払って 休日用は4回も余分に乗れます
但し 有効期限があります 三ヶ月です 
隣の町へ行くことが多い中 最低の回数券を三種類持って利用しています
たまたま 取りに行くことになったついでと言っては失礼なのですが
友人が 体調を崩し 外出もままにならずの中 お見舞いに
おしゃべりに行くことにして 尋ねました
友人Eの家の前を通ります
紫陽花が 見事に咲いていました
七変化というだけにいろいろな色合いを
見せ
 まさに七変化でした
細かい雨に濡れて 瑞々しく 
紫陽花の季節を痛感しました
美しい花を眺め 友もかなり元気になり
それとほんのわずかなものを拾い
届けてくださった優しい心の持ち主に
その親切さが身にしみ 
喜ばしいことが重なって

雨の鬱陶しい日なのに 心晴れ渡り 
まさに梅雨の晴れ間でした

このような方もまだいらっしゃる 見捨てたものでありません
一日一善とよく言いますが こども頃よく言われました
なかなか 実行は出来かねますが 
善きことは 多くの人に喜びをもたらすものですね
嬉しい一日でした

2010年6月22日火曜日

白い花が咲きました〜チェッカーベリー〜

雨模様になりますとの予報
しかし昨日 今日ともに雨降らず
暑いこと!湿度が高すぎるようで
夕方 庭へ・・・・・
先日 いつも行く園芸店で 
花の終わったアスチルベの株を
一株 いただきました
花の終わった株は 売れないそうです
鉢植えのままより庭に植え込んだ方が
いいように思え 作業しました
上手く育って 来春 花開くと
楽しいのですが どうなることか
アスチルベの花は好きで 
何回か挑戦しましたが 
いつのまにか消えていました
乾燥に弱いから 水切れが消える原因だったかもしれません

昨年末に チェッカーベリーを求めて 赤い実が愛しいと
年末の27日に書き ふたたび年明けて2月12日に
このベリーのことを書きました
いつも実を小鳥に食べられ いつのまにか 本体自身も消えて
どうしたの?と疑問に思ってましたが 
今回は 実が命の終わりを告げて 落下し始め 
幾日かで すべてが終わり 緑の葉のみになった時
一回り大きな鉢に植え替え 日当たりのよい処に置きました
心おきなく春の陽射しが浴びられる処へ・・・・・・
なんと なんと 喜ばしいことに 花が咲き始めました
いつの年も花屋さんは クリスマスの花で賑わいを始める頃に
チェッカーべリーも 赤い実をつけて登場します
その姿しか知らなかったので 花咲く姿を初めてみて
なんと可愛い 愛らしい やさいしい花なのかと 改めて見直しました
白い花 うつむいて 咲いています 可憐です
この白い花が 赤い実に変身するのでしょう
なんだか今からわくわくして来ました 楽しみです
最初から 真っ赤は信じられません 
陽に当てれば色よく赤みを増すのでしょう
花が咲くなんて思いもしなかった 嬉しいのひと言です
後は 大切にして 楽しみを待つのみ
ちょっと手をかけただけで このように 時に適ったことが 生まれてゆく 
植え替え時が3〜4月とか 矢張りその時期がよかったのでしょう
何事も 時が大切ですね 種を蒔く時 花が咲く時 刈りとる時
すべてに時がある と 聖書にあります
どんな時も その時 その時に 適ったことを・・・・・ 

果実になり始めるのはいつなのか 楽しみ 報告します
その時に適った時が来ましたら・・・・・・

2010年6月21日月曜日

綿毛がいっぱいの花

時折 陽が射し込んだものの
一日 曇り空
朝の内は 涼しい風が吹き巡り
ふと 体が引き締まる思い
せっせと手入れをしている傍らから
虫たちの悪戯で 花が痛みゆく
哀しいことだけれど
手袋をはめて 花たちの間を
かき分けて 目をこらすと
いろんな虫たちがいます
驚くほど・・・・・
可愛そうだと思いながらも
2〜3日前に 薬を撒きましたが
あまり効果はないようで
虫たちも 耐性が出来たのでは
団子虫というのか丸虫というのか
以前は 薬を撒くと明くる日には
ものの見事と言いたいほど
辺りに団子虫が転がっていました
箒でかき寄せると 佃煮が出来るほど・・・・・・
同じように ナメクジもほかの虫たちも
でも今年はその様な状況は殆ど見ません
可愛らしく咲いている金魚草などの花に 団子さんは 上まで駆けあがって
美味しそうに食べています
毛虫も 沢山います 今年は特に多いようで困り果てています
夕方 久しぶりに買い物に出掛けました
そのわずかな道のりで 何人かの友に会い 久しぶりとの挨拶ばかり
お互いの元気を確かめあって・・・・・心温まりました
相棒の誕生日 ケーキを求めて そして いつもの花屋さんへ
アゲラタムの大きな鉢植えが目につき 玄関先に・・・・・と
色も気に入り・・・・・だけど 本来は 
アゲラタムは 好きな花ではなく 今まで求めませんでした
しかし 今日のは 色も 花も立派でしたから花のない夏場に
玄関先に置けば すっきりしているのではと
興味がなかっただけに 花本来のことはよく知りませんでした
一昨日の土曜日 西宮市のギャラリーへ行った折に
駅からギャラリーまでの道 ビルとビルとの接点のスクエアーの中央に
アゲラタムとイソトマ草が見事に配分されて植えられているのを目にしました 
そのまわりはベンチになって とてもいい雰囲気でした
しかも紫と白とだけで統一されて・・・・・

アゲラタムもこうすると引き立つのだと感心して 少し興味を持ちました
そこへ今日 巡り会うとは 縁があったのでしょう
普通に売られている苗のアゲラタムとは違う様子
栄養系アゲラタムとラベルに書かれています
しかも 副タイトルがついています
「アーティスト」と
栄養系アゲラタムは 種子からではなく挿し木によって増やされた苗で
生育旺盛 花が途切れることなく秋まで咲く特別なアゲラタム
「アーティスト」についても書かれていますので ちょっと・・・・・
「アーティストバッソの物語」
幸せを与えるという花言葉を持つアゲラタムはメキシコ生まれを故郷とする
暑さと乾燥に強い花です ギリシャ語で”不老”の意味を持つこの花は
春から秋まで綿毛を帯びた小さな花を咲き続けさせます
オペラの低音域の意味をイメージして名付けられた
「アーティストバッソ」は ブルー パープル ホワイトの花色を持つ
だからちょっと普通の苗とは違うのでしょう
普通に売っていますアゲラタムは 花自体がもっと小さく
遠慮がちに咲いていると思わせます
果たして 秋まで上手く咲いてくれるでしょうか
虫たちの反応は???
新しく品種改良されたのでしょうね 始めてみました
今までの小さい花の時は 感じませんでしたが
花が大きくなって よく見るとなんだかイソギンチャクに似ている気がします
何事も挑戦 大切に見守って・・・・・
白を取り囲む優しい紫が 玄関先で ドアーの前で
訪問者に 微笑んでくれることでしょう 
「ようこそ〜」と  楽しみに育てることにします
暑さに強いから 戸外に出して・・・・・陽をいっぱい浴びさせることにしましょう
今日は夏至 一番 太陽の出ている時間の長い日 
曇り空で夕陽は 見られませんでしたし
花たちも 陽の光を受けとめることは適いませんでした
でも やがてぎらぎら照りつける日が・・・・・・

2010年6月20日日曜日

日曜日〜あじさい〜

雨こそ降らず 曇り空
それでも時折 陽も射して・・・・
日曜日 主の日に
いつも通る路
紫陽花の花が たわわに咲き乱れ
曇り空の下で 輝き 
花びら ひとひら ひとひら
優しい表情をみせ
あとわずかな命 
全うするかのごとくきらめく

季節が巡り 忘れもせずに 花開く
いろんな色を見せて
哀しい色も 淋しい色も 嬉しい色も 喜びの色も 
すべてを 出し尽くして 花開く
わずかな時だけの命
ほんのわずかな時でも 命を輝かせ
主にあって 生かされる命
主からいただいた宝 命
大切にしたいと願い 通う主の賛美への路

命のある限り 恵みと慈しみを・・・・・
主に従いて 花の命も 我が命も 共にある


日曜日 いつもの路に 紫陽花が たわわに花開いて ふと心休めてくれる
いろんなことがありました
哀しい話 不愉快なこと 笑い転げる楽しいこと 思わぬ人との交わりのひととき
いろんなことがあった日曜日
それでも 心は豊かに満たされて・・・・・・
主は共にいて下さると 身にしみて
紫陽花の花に 慰められて・・・・・静かに 夜は更けてゆく
 

2010年6月19日土曜日

小さな庭に舞い降りた・・・・

梅雨の晴れ間 
暑い陽射しの中
様々な花たちが 
陽の光を燦燦と浴び 戯れる園芸店で
ふと目に入った天使の置物
その愛らしさに 心 惹かれ
あれもこれもと・・・・・
包装されるのがもどかしい思いで
かき抱くようにして家に・・・・・
いざ 天使達の住み処はいかに
迷いにまよい
ひとつは 玄関先に 
冷たい 長い冬から目覚めて 
春には 薔薇の花で包まれ
優美な姿を見せるアーチに
もうひとつは
こころ和み 安らぎを・・・・・
花たちの間に 根元にと 
リビングの前庭に
そ〜っと置いてみる
今 来ました そんな感じは微塵もなく
幾年も 住んでいたかのように 溶け込んで
長く住み着いている天使達とも 手を取り合うように 
輪になって 華を添えるがごとく 収まって・・・・・・
なんと豊かで 優しくて 心 落ち着くことか
私の小さな 小さなガーデン 
天使の舞い降りた庭

2010年6月18日金曜日

また仲間が増えました〜テディーベア〜

昨夜から今朝にかけて蒸し暑いこと
朝から激しい雨 
篠突く雨の中 お友達がやってきました
昨年 秋の終わりに テディーベアの
友達を紹介しましたが 今日またひとり
遙か遠き国より旅をして 我が家に到着しました
デンマークのテディーベアです
前から住み着いているデンマークのくまさんは リーベという中世の街並みが
そのまま存在する街で 求めたものですが 
それよりは一回り大きいお兄さん格のテディーベア
I LOVE DENMARK と胸に刺繍したセーターを着込んで やって来ました
雨降りなのに 厭いもせずに・・・・・喜んで迎え まずは抱きしめて
ハグしました
前からいる仲間にも はじめて来た友にも 
どちらにも仲良く暮らして欲しいと願いながら ちょっと住居が狭くなりましたが
まずは記念写真を・・・・・・
テディーベアを抱きしめるような 年齢ではありませんが 
でも可愛らしい 部屋の片隅に ソファーの背の上に 
置いてるだけですが なんとなく 家族が増えた感じがして
暖かみを感じ ほっとします
つぶらな瞳を くるくるさせて 何を考えているのでしょうか 
木の葉の雫を 雨音を 部屋に流れる音楽を 一緒に聞いているのでしょうか
何はともあれ 仲良く暮らしていきましょう
喜びの日 悲しみの日 様々な日があることでしょう
でも 共に分かち合って 過ごすことが出来れば・・・・・・

ちなみに 今日の友達は 仲間は 兄弟は いつも利用させていただいている
お店から求めました
北欧の品物を専門にを取り扱っているお店です 
直接に伺ったことはありませんが 住所から察して神奈川県のようです
ネットで 気持ちよくいただいています
いつも素敵な品物を届けてくださるので感謝しています
雨で 鬱陶しい日に よき友の来訪に 喜びを持って・・・・・ 

2010年6月17日木曜日

明日香の村で〜狐が躍ったとは〜

梅雨の晴れ間と言うべきなのか
本格的な梅雨がまだ訪れていないから
ふさわしい言葉ではないかも
しかし なんと暑いのでしょう
気温は鰻登りでは・・・・・・
むせかえるような暑さの中
緑は濃さを増し たわわに繁り
美しいですね
その暑さの中 明日香へ案内役の
友人に再会 お礼と共に
ともに当時を忍び といっても
先週のことですが 懐かしい・・・
最初の日 昼食を三輪でいただき
三輪神社や大神神社 大鳥居などを
観たあと明日香へ・・・・・・
最初に訪れたのは 石舞台古墳へ
緑豊かな里山の中に・・・・・
昔は無料だったように記憶しているが
今は 木戸があり そこを通れば
入場料を払い・・・・・
石舞台へあがる
月夜の晩に石(天井石)の上で
狐が躍ったから石舞台と
呼ばれるようになったとか
この古墳は 封土(もりつち) の
上部が無くなり 玄室部の天井石と
側壁の上方が露出していて 天井石が
平たいので 古くから石舞台と呼ばれているらしい
すごい大きな石 ここまでどのように運んできたのでしょう
石は古墳の傍らを流れる冬野川の上流約3キロ 多武峰の麓から運ばれた
運ぶについては 冬 凍てついた氷の上を滑らせたとか・・・・
定かではありませんが かなりの多くの犠牲者が出たことでしょうね
被葬者は 古代この地で最大の勢力を誇っていた蘇我馬子というのが有力説だそうです
この天井石の下は空洞で 中に入れます
中にはいると 外の暑さとはかけ離れひんやりとしますが 中はかなり隙間があり
空が 外の景色が見えます 
中にじ〜っと立ちつくすと 怖くなってきます
阪神の地震を経験した人間にとって 地震が 大地震が揺すったらと
恐怖に襲われます
天井石を よくよく眺めると 人間が横たわっているように見えます
穏やかな顔つきの男性らしい・・・・・
静かに横たわる姿に見えます
どなたの墓なのかは ともかくも 自分の墓が観光名所になったら
どんな気分なのでしょう
今は 全くの無防備で・・・・・むき出しで・・・・・
1933年と1935年に発掘調査が行われたが その時 すでに遅し
殆どの埋葬品は 盗掘されていたとのこと
封土が剥がし 墓を暴くなんて 何かの恨みがあったのでしょうか
歴史のこと 特に古代のことなどはよくわかりません
案内してくれました友人は よく説明をしてくれ
友の意外な面を知り 驚き 感心しました
説明を 話しをしている時は なるほど なるほど よくわかったと思いました
だけど 家に帰ってみれば 情けないことに断片的にしか
記憶されてはいず 何処かに消えて・・・・・・
上手く文章が書けません とぎれとぎれの断片的で
一所懸命 聞いたつもりなのですが・・・・・・情けないこと
この後 ここでは前後していますが 川原寺跡 橘寺などへ
汗をふきふき 見て回りました(明日香の村で〜白い花〜で書きました)
どこもかしこも 昔のままの風情を残し 原点に返ったような心地でした
歳をとると こんなにも記憶力が 曖昧になり失われて行くのかと痛感しました
なさけないね〜 でも 仕方がないか〜 
でも楽しかった いい旅でした 僅か1泊2日の旅ですが
その充実振りに 驚き 感謝してます 

2010年6月16日水曜日

やっと株分け〜デンドロ〜

昨夜半の激しく降った雨が
嘘のように・・・晴れ渡って
お昼頃からの陽射しが強く
一気に気温も上がり 暑い!
先日 報告しましたデンドロが
忘れられたのか 急に花が咲き始め 
植え替えをするつもりが 先延ばし
気温が高いためか 花の命は短く
これで終わりと・・・・・・
早速 植え替え 株分けをしました
二つに分けるつもりでしたが
意外 いがい 思ってるより根が
広がっており 慌てて植木鉢を探して
三つに・・・・・
黒くなっている古い根は切り落とし
洋蘭用の培養土を使って 根の間にも
土が上手く廻るように心がけて
植えてみました
株分けする前の 蕾 開花時の姿を
見てください
来冬はこのようには咲かないでしょうね
まずはしっかりと 秋までに本体を
育てないと 三鉢とも上手く育ち 
どの株も花が咲いたら・・歓喜ですが
無理でしょうね
花が咲くことよりもまずは
株がうまく育つことの方が 先決だと思います
でも こうしてこどもが増えてゆくのも
楽しみの一つですね
年間を通して同じ場所に置いて
面倒を見ることが大切なのでは と思ってます
洋蘭の育て方などよくわかりませんが 
ずーっと同じ場所に置き 見詰めてきました
あなたの場所は ここが一番ふさわしいと思うのよ〜と
ここと決めて置いていました
勿論 肥料も忘れずにこまめに与えていました
とりあえず このまま無事に育つことを願います
一鉢から三鉢へ増えた喜びは大きいもの
この花が好き この花色が好きと言うことではなく
難しいと言われるデンドロを 温室もない中で 冬の寒さにも耐えて
育ち 花咲くことの喜び 楽しみが 大きな糧です
家族が別れ別れになって淋しいかも・・・・・でも 手足が充分伸ばせるでしょう
狭い家から 少しだけ広くなった家に引っ越して 喜んでいることを願って

2010年6月15日火曜日

露にぬれて〜紫陽花〜

昨夜は テレビに釘付け
サッカーのW杯 南アフリカ大会
対カメルーン戦を観ました
試合終了のホイッスルが吹かれた時は
興奮しました 嬉しさがこみ上げて
なんだかほっとしました
昨日の天気と打って変わって
朝からかなり激しい雨
昨夜の歓喜の雨でしょうか
これで舞い上がってはと
戒めの雨なのでしょうか
午後から 歯科医院へ
定期検診で・・・・・
いつも歯医者へ行く時は
相棒が 車で送ってくれるのですが
留守のため 久しぶりにバスで・・・・
雨の降る街を バスの窓から
ぼんやりと眺めていると 
家々やビルの脇で 紫陽花の花が
雨に濡れて 美しい色合いを
見せていました
しっとりと雨にうたれて咲く紫陽花
雨の中で これほど美しく煌めく花は
ほかにないのでは・・・・・
と思わせるほど 綺麗で
心惹かれます
紫 濃紫 ピンク 白 ブルー
いろんな色が目につきました 
どれも瑞々しい
我が家の紫陽花も 
思わず目を見張るほど・・・・・
いつも いつの年も紫色がメインなのに 
今年はどうしたのでしょう
薄いピンク 優しいピンク 
なんとも言えない繊細さを
かもし出しています
土や肥料で 色が変わると言いますが 
なにもしていません
植え込んだ時は 紫色と認識して植えたのに
けれど 見事な転換です どうしたのでしょう
これから先 変化して行くのでしょうか
紫陽花は 七色の変化をすると言いますが どのように変わるか
でも 咲き始めからピンクなんて 白にほんのりピンクに染まっています
それはそれは美しく色合いです
ほれぼれとし その優しさに惹かれて 
雨の中 いつまでも庭に・・・・・・
ちなみに 紫系の紫陽花の写真は 何年か前に 同じ紫陽花を撮りました
こんなに変わるものでしょうか 不思議でしょう
紫の時も美しいと 大事に育ててきましたが 今年はじめてピンクに・・・・・
面白いですね
でもどんな色合いの花になろうと 愛しい花には変わりません 
昔から 紫陽花は大好きな花
同じ花なのにこのかわりよう・・・・・・
暫くは 楽しめます 梅雨に 雨にふさわしい花 紫陽花

2010年6月14日月曜日

明日香の村で 続き


今日も雨という予報が 午後から陽も射し
暑い一日でした
明日香への旅の続きを〜
古民家で一夜を過ごし ふたたび散策へ
まずは飛鳥資料館へ向かい
キトラ古墳壁画四神の特別公開を観る
ウイークディーのためか 混雑はなく
待ち時間もなく観ることが出来 感激!
















すごいですね
今から気が遠くなるほど昔
1300〜400年前の飛鳥時代
日本の文化の基礎が出来た時代
飛鳥には 歴史とロマンが沢山あり
そのなかでも高松塚古墳とキトラ古墳
最高! 価値あるもの
















お墓の中の壁に描かれた極彩色の壁画
大陸の高い技術によって描かれた壁画は
日本では この二つだけ
それが 全部ではありませんが
キトラがこの春から公開されている
目の当たりに見ることが出来る
それも キトラ古墳は2004年から
保存・修復作業が進められ 06年から
毎年 一つずつ壁画が公開されてきた 
今年は 朱雀の公開と共に四神すべてが
観ることが出来る すごい幸運です
白虎 朱雀 玄武 すべて綺麗でした
すごいデザイン 今も通用すると思われる
古さは感じられません 美しい!
墓の中の天上には天文図が描かれている
と報道されていますが 図録には載っていますが
実際にはまだ後悔されてはいないのでは・・・・?
遠い大昔のロマンに浸って 胸がはずみ
そのときめきを抱きながら 陽射しの強い中 万葉文化館へ
ここでは 万葉歌をモチーフとした日本の代表画家による
万葉日本画展を観る機会に恵まれ ラッキーでした
歌とともに展示されている絵も素晴らしく
文化館は 万葉日本画を154点 所蔵されているとのことで 
静かな部屋で ゆっくり鑑賞できました
その足で 文化館の庭園を歩き おそば屋さんへ 
途中 畑の畦に菖蒲が一株 ニョッキと 立ちつくしていました
やがて花 開こうと準備万端 
畑のあぜ道 家と家との間を巡って やっと おそば屋さん「山帰来」へ
「えびおろしそば」をいただきました
つるっとした細いそば 自宅の畑で採った赤みがかった辛み大根のおろし
カリッと揚がった桜エビの天ぷら 小さなご飯も一緒に・・・・・ 
目茶苦茶に美味しい
お蕎麦の前に 蕎麦掻きもいただき 食べ終わるとそば湯が・・・・・
蕎麦つゆを少し入れた蕎麦猪口とともに そのクリーミーなこと 
デザートは蕎麦アイスクリーム
どれもこれも 美味 それしか言葉がないほど
女将さんと話が弾んで 楽しい昼食
その後 近くを散策して 帰途に・・・・・
こんなにゆったりとして 日を過ごすことが最近なかっただけに
とても豊かな日々でした
たったの二日間でしたが 満喫し しかも充実した時が持てたことに
深く感謝と共に恵みにも・・・・・
企画して 案内し・・・・車を運転し
何からなにまで世話をしてくれた友人に・・・・・・
感謝の言葉が見つからない 唯 ただ ありがとう!ありがとう!
こんなに豊かで 遙か彼方の世界をかいま見て 胸躍らせ 当時を忍び・・・・・
暑かったけれど 天候にも恵まれて なんという至福の時だったことでしょう
よき友に恵まれ・・・幸せでした 神に感謝!

文化館の前に せんとくんが いらっしゃい と立っていました
話の種になることでしょう せんとくんみたよ!・・・・・と

2010年6月13日日曜日

明日香の村で〜続き・白い花〜

天気予報通り 朝から雨
お昼頃から激しい雨・雨
とうとう来たか!という感じ
梅雨入りでしょう
暫くは 湿気に悩まされます
農作物にとっては必要な季節
まあ〜堪え忍びましょう!
明日香への旅の続き
聖徳太子生誕にゆかりの寺
橘寺へ・・・・・
仏頭山を背景に白壁の築地塀を
巡らしたお寺 
太子建立の7寺の一つ
太子が父用明天皇の別宮を
寺に改めたのが始まりと伝わる
発掘調査の結果 当初の建物は 
四天王寺式伽藍配置の壮大な
物だったことが判明している
皇族・貴族の庇護を受け栄えたが 
鎌倉期以後 徐々に衰えた

しっかりと入場料を払う
境内にたかさ1mほどの石像で
左右に善相と悪相が彫ら
人の心の二面性を表現している
二面石がある 
五重塔跡などがあるが 
そのほかは 歴史を感じるものの

感嘆するほど 心に残るものが無く
往生院で見た天井画は 新しいらしく 古さは感じられず
ちょっとがっかり
これも時代を得るに従って 良さが生まれてくるのでは
でも天井画は しんどいです 頭を持ち上げての鑑賞は 首が痛くなります
畳の上に横になって観れば また違った味わいが生まれるのでは
新しい院から出ると 陽射しが 眩しく 瞬きをしてる目の中に
飛び込んできたもの 一瞬 雪と思わせるほど 庭が白くなっている
近寄ってみると なんと花 花 白い 白い花が一面に・・・・・
花 なんの花とよく見ると 立て札が「ギンバイソウ」と
美しい花です 可愛らしい
夏に咲く花で 杯のように咲くので銀盃草と呼ばれるようで
背も低く 地をはうように伸びてゆく
花が終わった後 刈り込むとまた咲くとか
なんでも 原産地は チリ・アルゼンチン
ナス科 アマモドキ属の多年草
英名は Whitecup
ニーレンベルギアに似て この項目では 別名をギンバイソウと言うそうです
原産地は 熱帯アメリカとか
ですから 少し違うと思います ベルギアの方は背も高くなります
銀盃草は日陰に強く 湿気を好むとか・・・・・
古い歴史に彩られた寺院の境内で 白い清楚な花が 一面に広がって
咲き乱れている姿は なんとも言えないものを感じます
聖徳太子が生まれた頃には なかった花でしょう
原産地が 遠い遙か彼方の国ですから お寺の方が植えられたのでしょうか
いいですね 
二面石を眺め いつの時も善い顔でいなければ・・・・・
しかし顔の相は 急に作られるものではないはず 日頃からの行いすべてが
関係してくるでしょうから 心して生活しなければ・・・・・
と実感しました いつも穏やかな 豊かな顔つきでなければ・・・・・
白い清楚な花のような心で過ごしたいものです
二面石の写真もありますが・・・・・花の写真が載せたくて

2010年6月12日土曜日

明日香の村で 続き〜夕陽〜

爽やかな風が強く吹き 気持ちがいいと
しかし 暑いこと
陽は燦々と輝きましたが
今日まで 明日から雨 雨で
梅雨入りの様子
夕陽を見ることは 当分叶わぬこと
明日香へ旅をしての一日目
古民家にたどり着き ほっと・・・・・
各自 好きな場所で 寛いでいる時
誰かが 甘樫丘の上で夕陽が見たいと
賛成! 急いで戸締まりをして
車を走らせて 途中 飛鳥川の川縁で
みんなで記念写真まで撮って甘樫丘へ
甘樫丘は 国営飛鳥歴史公園の一部で
飛鳥の里を見下ろす標高 148mの
小高い丘で 北方に耳成山 香具山
西方に畝傍山などの大和三山や
藤原京 飛鳥京などの大和の美しい
風景 のどかな里が眺められる
とのことで みんな心がはやった
夕日に染まった風景が見られるとは
思いもしなかっただけに
誰かの一声に あっという間の行動
甘樫丘はいつでも見られる
しかし 夕陽は 限られている 
素早い 見事な動きにおかしいほど・・・・・
丘全体が国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区となっていて 
丘の登り口には 丁寧な案内図など配備され 道がきちんと整備されているから
迷うことなく 丘の上まで歩ける 
かなりきつい坂道もあり だらだらとした道を
ゆっくり歩くこと30分ほどで 展望台へ
息を荒くしたところもあるけれど なんと素晴らしい景色 
感動! 息も詰まるほど 素晴らしい!
眼下に見事な大和の 飛鳥の里が・・・・・・連なる山々
やがて傾きはじめた太陽が 眩しいほどに 里を山々を
あかね色に染めゆく・・・・・なんという景色
なんというべきか 柔らかい名残の陽が 辺りすべてを包み込んでゆく
まろやかに 懐にかき抱くように ふんわりと 魔法をかけたように
無事に終わりゆく日に 感謝のこころで・・・・・
展望台から 去りゆくことに・・・・・名残惜しい 
すべてが闇に包まれるまで その場に立ちつくしたい心根に別れて
喘ぎながら昇った丘は 丘と言うよりは森に近く
緑が豊か 万葉の植物も沢山あり よき森林浴の感じがする
所々の樹にぶら下げてある植物の名前当てのクイズも楽しめて・・・・・
なんと歩いて上り下りする道は 万葉集に歌われた植物を散策しながら
楽しめる万葉植物園路だった 
何の樹でしょうと言う名前当てと同時に万葉の歌が記されて
いろんな意味で楽しめる
随分 前にきたことのある友人は 前はこんなに整備されていなく
土の路で・・・・・途中の休憩所もなかったと話していました
よくなったのでしょう でも まむし注意の立て札には驚きました
甘樫丘は 古くは日本書紀等の中に記述があり 
7世紀前期には当時の有力者であった蘇我蝦夷 入鹿親子が大邸宅を
構えていた場所でもあると言われている
丘の上からは 遠くの生駒山 葛城山 二上山 金剛系の山脈も望める
とにかく感動しました 
緑の木々に 明日香村の集落 藤原京などの見事さ 残光の美しさ
等などに感激して 帰路は 暮れなずんできた中で 水落遺跡を歩き
栗の花の香り漂う古民家へ 帰り着いたのは8時少し前でした
有意義な一日 幸せな日 
小さな小さな川を流れる水の音が 快く響いて・・・・・眠りへ