2010年10月26日火曜日

カタルーニ地方・ロマネスクの旅に

木枯らし1号らしきものが
かなり強く吹き巡って久しぶりに風に
触れると 思わず冷たいの声が・・・
明日から旅に出掛けます
「秋のスペイン・カタルーニャ・
 ロマネスクの旅」へ・・・・・
バルセロナ〜ジローナ〜・・・・
ボイ谷などカタルーニャ地方の
谷間のロマネスク教会を巡ってきます 
夏の初めに旅のお誘いを受けた時は
とても とても 今年は無理と・・
7月1日に相棒が 胃の全摘手術を
するのに 体力的にも さらに手術の
結果によっては 不安の中
手術後の病室で 旅の話しをしました
すると 否定はしなかったのには
驚きました 
その後 驚異的な回復によって 
まさに奇跡と言われる状態で
参加することに決まりました
私は 来月末 作品展をするに当たって
いろいろ準備の忙しいさなかですが 相棒が行くというのですから 
悪い旅でもありませんし 決意しました
美術館に沢山行くのもすごい魅力です
カタルーニャ美術館(ロマネスク芸術の収蔵量世界一) ダリ美術館 司教座美術館
世界遺産のボイ谷(ロマネスク教会の宝庫)などなど・・・・・・
ロマネスクの教会も 壁画 タペストリーなど 見るべきものは山ほど
頭の中に 全部記憶することは無理なことですが 一瞬 それらを目にして
心に響き その時 感じたことが大切だと思っています
何を感じ なにを想うのかは 人それぞれでしょうが 楽しみにして・・・・・
スペインは情熱の国 なんだか南国のような感じがしますが
バルセロナから北にあがりますから かなり気温も低く 寒い様子
この春に出掛けた サンチャゴコンポステラの巡礼の旅のすぐ近くです
きっとピレーの山のあたりは 紅葉が美しいのでは・・・・・
明日から ここに書くことが出来ません しばらくお休みします
楽しみに読んで下さっている方には ごめんなさい
帰国しましたら また その報告などします
しばしのお別れを・・・・・ 

2010年10月25日月曜日

DMが出来ました

雨が降ったりやんだり
陽の光もなく 寂しい一日です
夕方からは 気温が下がってきました
明日は もっと気温が下がり
北風が吹き 木枯らし1号になるとか
来月終わり頃 開く予定の作品展
DMが出来上がってきています
今年は 教室展
皆さんと共に開く会 それぞれに
頑張っている様子 
今頃は 追い込みに入っているのでしょうか
ねじりはちまきで頑張っている人 
もう大丈夫と 悠然としている人 様々だと思います
二年に一回 開く教室展
数えはじめてからでも もう14回目になります
日々過ぎるのは早いもので そんなに年が過ぎたとは 思いもせず
今年は 何回目? 数えてはじめて驚く有様
その間 教室の人は入れ替わり立ち替わり 変わっていますが
肝心な私は 進歩をしているのでしょうか
怪しいものだと・・・・・
このDMに使った作品は 前回の時に完成させることが出来ず 
トップだけ 恥ずかしい思いをしながら 未完の作品として 展示しました
あれから2年 やっと完成させました
随分前に 数えられないほど前に 本をぺらぺら繰っていました時
目に入った「砂時計」なる作品 とても惹きつけられ 魅入りました 
いつか自分で 創ってみたいと 一昨年 挑戦しました
配色 色の取り合わせ その色の構成 悩みに悩み 苦しんで
この色は 変だと もうちょっとなんとかしたい 縫い直しも何回したことか
この取り合わせで行こう 床に テーブルに並べて思案して・・・・・
なにはともあれ 出来上がった達成感で 喜び百倍
この充実感 なににしてもすごい充実感です
作品の色合いは 全然違います 確かブルー系 一色でなさっていたと思います
私に それを創りたいという意欲を与えてくださった方に感謝しています
長い長い 継続でした 一つの作品を こんなに時間を掛けたのは はじめてです
だからこそ 余計に達成感 充実感があると思います
来月 25日から開きます
DM用に 写真も何枚撮ったでしょう これも駄目 あれも駄目
また撮り直し 計 何回撮り直しをしたことか
もうこれ以上は 素人では駄目 と諦めて この結果です
ライトもないし 自然光だけで作品を撮ることの難しさを痛感しました
毎日 コツコツと出来ることは 
なによりも神様が 私に下さった賜物
深く感謝! それが出来ることにも感謝 喜びでもって感謝 

2010年10月24日日曜日

紀伊半島の自生の花

午後からは雨との予報通り
お昼過ぎには雨 降り出した時は
音を立て大きめの粒でしたが
次第に優しい雨になり 気温も
下がって・・・・・
午前の蒸し暑さは いずこにか
消えてゆきました
昨年 珍しいホトトギスが 物陰で
けなげに咲いていると報告しました
放置していたにもかかわらず
咲いている姿に感激して 今年は
大切にいつも目の届くところに置き
眺めていました
花の命が終えた時に庭に植え込む予定が
適わず 小さな鉢のまま
それでも今年 気になって側まで行って
確かめると 蕾が 膨らんでいました
花が咲かないと放置 それが昨年咲き
喜びましたものの 気に掛かりながらも
かまってあげられず 
それでもめげずに 蕾をつけやがて咲かせよう
と頑張っています 
今年こそは どこか広い場所にと・・・・
普通のホトトギスとは全然違う咲き方です
葉は全く同じですが 花の形だけで見ると ホタルブクロのようです
キイジョウロウホトトギスという立派な名前がありますが 咲いている姿を眺めると
あまり秋らしい感じはしません
従来のホトトギスは 色合いからしても また風になびきたおやかで
まさに秋が来た 秋らしい風情です
しかしこの黄色いホトトギスは そんな感じはしません
花の咲き方も全然違います また下重して咲きます
でもすごく気品があります
例のごとく調べてみましたら 大変なことが解りました
ユリ科 ホトトギス属の多年草
紀伊半島にのみ咲く固有種 環境省の絶滅危惧種に指定されている
希少な植物
和歌山県の十津川村にわずかに自生
最近 一般から花言葉を募集して 〜あなたの声が聞きたくて〜と決まった
すごい花でしょう
そんなことも知らずに 珍しいと勧められて 求め 花が咲かないからと言って放置
可哀相なことをしました もっともっと大事に取り扱わなくては・・・・・
「紀伊上臈杜鵑」と書くのが本当で 上品な花 上臈 貴婦人 高僧の感じから
つけられた キイは黄色かと思っていましたが 紀伊半島の紀伊です
紀伊半島にはかなり自生していたようですが 乱獲されて 今はわずか
また当地では いろんな処で キャンペーンがあるようです
花の咲く時期に 自治団体がしていると新聞記事などにありました
そんな花が 我が家に来たというのは 巡り合わせだと思いますが
とにかく枯らさないようにしないと 申し訳ないような気がします
反省をしきりにしています
もっと背丈も大きくなるようですから そして花が 葉と葉の間に 連なって
枝の長さだけに咲きます 群生してるところは綺麗なことでしょう
写真を見ると 枝もたわわに垂れ下がって 花が連弾で咲いてるのは見事でした
心 戒めて 大切に育てます そして増やさなければ・・・・・・
珍しい花に巡り会ったことに感謝して

2010年10月23日土曜日

黄色い広っぱ

穏やかな日が暮れてゆきます
つい2〜3日前には 夜風に乗って
金木犀の甘い香りが漂っていましたが
夜のしじまが広がっているだけです
もう命を終えたのでしょう
一歩 秋は深まったのでしょうか
昨日 報告しましたお屋敷の垣根に
からみついている実
薔薇の実かもと・・・・・
よくよく写真を見ますと 薔薇らしい
葉はみあたりません
なんの実なのでしょう
なかなか味わいのある実でしたが
ご存じの方 教えてください
この垣根から さらに道なりに歩みを
進めますと 広っぱと言うべきか
空き地なのか 休耕田なのか
今から35〜6年前 この道を
子どもを連れて 図書館に行くために通りました
その頃は 右を見ても左を見ても 畑や田んぼでした
時代は変わったというのか 家々が建ち並び 田畑はみあたりません
ここは今もその名残かと・・・・・見まごうほど 広い空き地
そこになんとセイタカアワダチソウが 咲き乱れていました
一時は あちこちで セイタカアワダチ草の群生を見ましたが 
今は 整備されてきたのか 雑草を生やしたまま放置することが 
条例で禁止されているようですから 殆ど見ることがありません
街の真ん中 駅からほんのわずかで 住むには好条件の場所に 
このような処があるなんて 珍しいと思いました
セイタカアワダチも こうして広い場所で 一面に咲いていると結構綺麗で絵になります
思わず見とれてしまいました
見とれて美しいと言いますものの 花粉症を引き起こす公害種
喜ばしい植物ではないはず 
この花(植物)北アメリカ原産で帰化植物
こんな状態で 放置されているのは珍しいですね
ご近所からの苦情はないのでしょうか
風が強く吹けば 満開状態ですから 花粉が舞い飛ぶのでは・・・・・
美しい 絵になると思いつつ 心配もしました
いらぬ心配でしょうか
矢張り気になって調べました
公害をもたらす反面 癒しの植物でもあるそうです
薬効になり 花の中にある密がいいらしく 完全開く前に摘み取って
乾燥させ利用される
薬効として アトピー 長年のぜんそく 鮫肌 浄血を助け細胞に活力をつける
胃腸薬・・・・・ だそうです
こんな事を知ると 喜んでいいのか 嘆いていいのか・・・・・
でも 目的があって育てる場合は ともかく 野放しはよくないと思いますが
いかが思われますか

2010年10月22日金曜日

久しぶりの花

急いで歩くと汗が滲む
気温としては過ごしやすいはず
けれど朝夕が 涼しいので 
少し秋らしく厚めのものを
着用しているからでしょう
武庫之荘まで 買い物に・・・・・
駅前の道を歩いていくと
美しく整備された公園があり
目を楽しませてくれます
その道のりの とある交差点の
角に立派な門構えで 敷地の周りに
フェンスが張り巡らせてあり 門の
近くに鮮やかな花が咲き 木陰から
見える洋風な家 その屋敷であろうと 
想像しながら どんな花が咲いている
のかと道路を渡ってそばへ行くと
なんと見え隠れしていた家は
お隣さんで 敷地内は 壁も窓も
ない柱と屋根だけの雨よけが
建っているだけの空き地でした 
でも単なる空き地ではなく 花や野菜が作られ 柿の木にはたわわに柿が実り 
わずかな軒下に吊された棹に大きなヘチマが 黄色みを帯びて ぶらぶらつり下がっています
どなたかの屋敷なのでしょう かなりの広さがあります
フェンスには なんの樹か解りませんがからみつき キンカンを一回り大きくした
黄土色の実がなっていました
そう眺めている内に 思い出しました
昨年9月頃 同じところへ行くために ここを歩きました
その時は フェンスに薔薇が咲いていました
薔薇の実でしょうか
駅前の真っ直ぐの道 5〜6分の距離 住むには好条件 勿体ない感じ
でも誰も住む人がいないのでしょう いろいろ事情がおありなのでしょう
その門前に咲いてる花 ダリア 
畑のように畝が作られ そこに沢山植えられていました
全部同じ色で 数え切れないほど咲いていました
中にはいるわけではなく 外から見える部分だけですから よく解りませんが
また写真も 色々なものが邪魔して上手く撮れません
かなり遠くからでも人目を引く色だから 目につきました
最近 園芸店へ行っても またよそのお家の花壇でも あまりダリアは見ません
私たちの子どもの頃は 何処の家に行っても 庭にカンナ ダリア 鶏頭などが
植えられていて よく目にしたものです
最近は 殆ど見ないと言っていいほど 珍しく 気に掛かりました
〜〜ダリア 菊科
ダリアは 18世紀のスウエーデンの植物学者のダールさんの名前にちなんだ名前
メキシコ原産 メキシコの国花 以前からメキシコの高原に自生
18世紀にそのタネがスペインに送られ ダールさんが開花させて広まった
ナポレオンの妃ジョセフィーヌがこよなく愛したと言われている
その後品質改良がすすんで19世紀のヨーロッパで大流行
日本には1824年にオランダから渡来
別名 天竺牡丹 花言葉 エレガント 華麗〜〜
調べた結果 以上のことが書かれていました
華麗に咲いていました 美しい色合いを見せて 久しぶりに見たダリア
子ども頃見たダリアより ず〜っと気品があり まさに華麗でした
妃ジョセフィーヌが愛し 大流行したということが この街角のダリアを見ていると
解るような気がします 
気品があり しかも華麗で 美しく 惹きつける何かを持っている気がします
ダリアにオーラありでしょうか
子どもの頃のダリアより数段に綺麗 きっと品質改良されたのでしょう
靴が 思うようにはけない中の買い物 疲れが飛んでいきました 
道すがら 往きも帰りも とくと眺めてきました
いい花に出会い 感謝 これも一つの出会いでしょう 感謝

2010年10月21日木曜日

曇り空に・・・・・

いつから降り出したのか
朝 目覚めれば小雨
朝のうちに雨はやんだものの
一日 どんよりとした曇り空
昨日 園芸店で求めた花苗
矢張り 気温が下がってくると
園芸店も華やか
これから春まで咲く パンジー
ビオレ 金魚草 アリッサムなど
店頭に並び いよいよ本格的に 
庭いじりを・・・・・と 心 くすぐられる想い
パンジー ビオレは もっと気温が下がってから
春の球根と一緒にと思い 白の金魚草を・・・・・
白い花は どの種類にしても数が少ないので 見つけた時にと・・・・・
早速 思い描いていた場所に 植え付ける
群れて咲くのが美しかろうと まとめて植えてみたけれど 果たして
リビングの正面に 寛いでいる時に 優しい白い花を目にできれば
少しは癒され 身も心も休まるのでは・・・・・
金魚草は ピンク 黄色など いろいろな色がありますが
矢っ張り白が いいですね
心洗われるような純白 清潔 緑の葉との調和も好きです
金魚草 金魚が泳いでいるように見えるから その名前がついたのでしょうか
花びらが 尾ひれのようだから名前がついたそうです それに群れて咲くからとか
花言葉を調べてみました
清潔な心 図々しい 図太い 騒々しい でしゃばり などなど
面白い花言葉ですね 普通 どの花も似通った言葉が並びますのに
この花は 清潔な心と 図々し・・・・など 繋がりが感じられません
金魚草は可愛い名前ですが ギリシャ語では鼻のような 英語では竜の口
だそうです 
確かに鼻のようかも知れません また竜の口にも見えますが
日本語は いいですね 金魚草 可愛らしく 馴染みやすいですね
花持ちがいいから これから来春まで楽しめます
冷たい冬も生き延びてくれますから 大事に育てたいですね
気持ちが滅入るような曇り空に 白い金魚草は 映えて美しい!!

2010年10月20日水曜日

華麗なる変身?????

今宵は十三夜 お月様の顔は・・・?
スパーで 十三夜として月見団子が
並んでいるのを見て気づきました
23日が満月 果たして
よい月見が出来るのでしょうか
今宵は曇り空 今に雫が落ちそう
我が家の愛犬が 変身を・・・・・?
華麗と言えるかどうかはさておき
この夏 相棒の入院など様々なことが
ありすぎて 犬の世話が行き届かず
長いふさふさした毛が もつれ
見るも哀れでした
もつれを解きほぐすには あまりにも
ひどく 美容院もお手上げ
思い切って バリカンで刈ることに
二ヶ月もすれば元に戻りますよ と
もつれたお腹の部分だけと 思って
いたが 戻ってきた姿を見ると
丸刈り・・・・・・
なんというスタイルでしょう
思わず笑いました
おデブで お尻の大きな子と
思っていましたが 丸裸にされると
意外と細いのに驚きました
まさに着ぶくれ状態だったのです
一番下の写真は ふさふさ状態の時です
こんなに丸裸にされるとは
家族は 想いもせず 可哀相なのか
これでよかったのかと・・・・・
首を傾げています
本人はいつもと変わりなく 
涼しい顔をしていますが この2〜3日 
気温が下がってきましたから 寒いのではと いらぬ心配までしています
ふさふさした毛の長い犬だけに なんだか矢張り可哀相
華麗なる変身とは いかなかったような気がします
美容院の方の心遣いでしょうか 耳だけは 刈りとられずに済み
短めにカットはされています
これで耳まで 刈られていたら 哀れそのものだったと思います
美容院の方にとって 仕事は楽だったようで 長い毛を解きほぐすこともなく
バリカンで刈って 乾かすのもすぐだったようで
長い髪は ドライヤーが大変だそうですから
言葉が話せるのなら 気持ちを聞いてみたいものです
こちらの言葉はよく解ってくれますのに 話しかけの問いにたいしては
読み取ることが出来ず とても残念です
気持ちがよくなった 身が軽くなった と喜んでいることを祈るばかり・・・・・
 

2010年10月19日火曜日

秋になり庭が甦っています

北の国ではかなり気温が低下
ここでも昨夕から気温は下がり気味
それでも昼日中 暑いほどの陽射し
お天気につられて 久しぶりに
庭の水鉢を 大掃除
夏の間何も面倒がみられず 
ポンプも止まったまま
さぞかしメダカがつらい思いを
しているのではと・・・・・・
昨日から バケツ二杯に水を汲み置き
準備万端
そこへ メダカを避難させる
なんと 15匹もいました
どのメダカも元気がよく掬い
あげるのに一苦労
思った通り水鉢には ヘドロが一杯
掃除の終わった後 元に戻ったメダカは
元気にすいすいと 鉢の周りを泳ぎ回り 
見ているこちらの目が 廻りそうでした
ポンプにスイッチを入れ 水の流れを起こし これで来春まで・・・・・
秋が 忍び寄っていることが 花や木々を見ているとさらに強く感じます
クリスマスローズは 古い葉が間延びしている間を縫うように
若々しいグリーンの芽が 顔を出し始めています
ハーブも 勢いを取り戻し 花も今とばかりに咲き始め 
私の小さな「マイガーデン」も 賑やかになってきました
本当に自然の仕組みに感激します ついこの間 何週間前には
哀れなほど 目を背けたくなるほどの庭が 今 生き生きと甦っています
自然の巡り そして生きとし生けるものの正直さ
薔薇も咲き始めました もう駄目かと思ったほどでしたのに
私の好きな薔薇「新雪」が咲き始め わくわくして 胸 躍る想いです
花びらは 少し痛んでいますが 春に咲く薔薇もいいものですが
秋に 暑い日々が終わってほっとしている時に咲く 秋の薔薇もいいですね
美しい! 綺麗よ! よく暑さに耐えたわねと 褒めたたえたい
咲き始めた薔薇 これからうん〜と寒くなるまで 咲き続けてくれることでしょう
アトリエからもよく見ることが出来ますから 手仕事の励みになることでしょう
赤い薔薇も咲き始めています ピンクも・・・・・
嬉しいですね 命の甦り 復活 
あなた 秋が来ましたよ 季節が変わりますよ と 声を掛けなくとも
自然は 神は 上手く計らってくださって 私たちを癒してくれます
秋 一号の薔薇に 感謝 

2010年10月18日月曜日

冷気に蕾が揺らいで

早朝 目覚めて 窓を開ければ
思わず身震いするほどの冷気が忍び込み
慌てて衣服をかき抱く
昼間は 気持ちよい日和
まだまだ暑い日が続きますと
天気予報は 言うけれど 朝夕の感触
肌に触れる風 陽射しの柔らかさ
こうして 次第に秋が深まりゆく
今日から 秋です 冬です ではなく
なんとなく いつのまにか 秋ね 冬ね
春の風よ〜と 肌に 心に浸透してゆく

少し乾き気味の庭に お水遣りを・・・・・・
草木は 水を一気に吸い上げるように 精気を取り戻していく
片隅にあるホトトギス なかなか蕾が上がる様子を見せず
昨年 あまりにもお行儀が悪かったので 姿勢を正した
その為に 花は 咲かないのかと・・・・・
いやいや 忘れずに 秋の訪れを告げて
蕾がふっくらと ふくらみ
今か今かと 時の来るのを 待ちわびている
大好きな花ではないけれど 秋の風情が 感じられ 
秋を語るに なくてはならぬ花の一つ
もうすぐに 秋の陽射しを受けて 微笑むのでは・・・・・
楽しみに待つことに・・・・・・
水滴が葉の上で 転がり戯れる その目の前で 濃い赤紫の蕾が
風にゆらゆら揺れて・・・・・・
久しぶりに 庭に出ての巡り会い 
朝夕の冷気が いっそう蕾の色を 濃く染めてゆく
なんだか嬉しい日でした すべて生命ある恵みに感謝して

2010年10月17日日曜日

安息日

あっという間の一週間 もう 日曜日 
教会へ行く日? と思わせる程 
日が過ぎゆくことの速さ 
この七日間 何をしていたのだろう
ぼんやりしていても 忙しく働いても
巡りゆく日々
安息日の今日 
爽やかな陽射しの中 教会を後にして
ふと見上げた空の美しさ
白い雲が ふわふわ浮かんで
子どもの頃 空を眺めては 
おとぎの国で戯れ 夢想した雲に似て
懐かしい想いが・・・・・
現の世界はさておき 例えひと時でも
安息日にふさわしく 様々な形を見せて
浮かぶ雲を眺めて 安らいだ気分に
ああ〜 疲れた日々だったけれど
矢っ張り 安息日 賛美礼拝して 
心安らいだ上に 美しいブルースカイ
夢のように浮かぶ白雲 少女時代に想いを馳せ・・・・・・
気持ち和やかな帰途  もう一つおまけがつきました 
いつも行き交う道に ロニセラの花が 甘い香りを放ちながら
道行く人を包み込むように 優しく咲いていました
秋の日の午後の陽を 燦燦と受けとめて 光り輝き 満面の笑みを浮かべて・・・・・
ロニセラ ハニーサックルとも言いますが 我が家にもありますが
育ちすぎて 暴れ回り やむなくかなり切り込みましたから
今年は あまり花が咲かず 寂しい思いをしていました
この通り道の花の色とは違い 白と黄色との組み合わせで咲きますが
このように黄色一色でも美しいですね
梅雨時から夏にかけて小花を集合させて咲きますが ここの花は 今頃咲き始めました
秋にも咲くと聞きましたが 種類が一緒なのか 同じ種類でもまた違うのかは
よく解りませんが どちらも微かに甘い香りがするのは同じのようです
美しい空 白い雲 そして 煌めく花群れ いいですね
よき安息日でした 神様が 特別に下さった安息日かもしれません
足の傷手が 先週末にもういいよとドクターから言われたのに
その翌日 反対の足の爪を痛め 痛くて つらく 気持ち滅入り 不愉快でした
しかし 歩けますから 落ち込むことはないのですが 気持ちがブルーに・・・・・
けれど ちゃんと 安息日を与えてくださり 体はともかく 
心の平安を与えてくださったのは なによりと 感謝で・・・・・
自然に 花たちに 神様に 感謝
 
 

2010年10月16日土曜日

逞しい白い花

爽やかな一日
こんな日を行楽日和
ピクニックディーというのでしょう
でも それらに縁遠く
庭の枯れ葉を拾い集めただけで
午後 教会へ
月一度の私に与えられた仕事を・・・
一人でこなして 今月も無事に
すませることが出来た・・・・
充実感を抱き 帰途にと
その時 矢張りご用のために教会に来た友人に出会い
お互いに役目を果たし 誘われるままに彼女の家でティータイム
楽しいひととき おしゃべりが弾みました
毎週 顔を合わせる友なれど 時にはゆっくりと話しをするのもいいですね
心が和みます 共通の価値観が見られたり 共に同じ目線で話が出来る
その様な時を持つのは 大切なこと 癒された想いがします
彼女の家の片隅で 咲いている芙蓉の花を見つけました
なんと可愛いのでしょう 
これ芙蓉でしょう? そう 芙蓉よ その子 子どもなの 親がいるのよ
少し離れたところに 背丈より高い立派な芙蓉が・・・・・
花は終わった後らしく 茶色くなった花殻が いっぱい樹にしがみついていました
そんなところに植えたことはないから 飛んでいったのよ
種が飛んだのでしょうか 
背丈は30cmもありません 近づいてよく見ました 手を取るようにして
なんと 地面から出ているかと思いきや 下はコンクリート 
境界線にブロックが三段ほど積んであり その下のコンクリートとの間から
芽が出たらしく 花の根元は かなりの太さの木になっています
いつから芽生えたのか解らないとのこと
でもすごいね 生命力の強さに 驚き
なんと美しい花でしょう 真っ白というのもいいですね
こんな芙蓉なら いいですね 我が家にも招きたいですね
我が家にも飛んできてくれないかな・・・・・芙蓉に種子が出来るようですから
種子は 子孫を残すために いろいろ考えて 行動しているようで
風に吹かれて 旅に出る種子もありますから 蒲公英のように・・・・・
来て欲しいなあ〜
写真では よく解りませんが ブロックの後ろは金木犀
甘い匂いがする星くずが ひとりぼっちで咲いている芙蓉を慰めるように
根元に寄り添っていました
この時 面白い話を聞きました
こちらにも芙蓉があるのよ と 
少し離れたところに かなり大きくなった芙蓉の樹がありました
その花は 紫というべきか ピンクなのか よく見かける色の花が咲いていました
この樹は 向こうの白い芙蓉が大きくなったので 株分けして植えたのに
ここでは 白ではなく こんな色の花が咲くのよ 
どうしてでしょう・・・・・・
紫陽花のように 土壌の性質によって色が変わるのでしょうか
驚きました 真っ白な花が咲くと期待したことと思います
でも そんな事ってあるのでしょうか
とにかく 生命力の強さを知りました 唯 ただ 驚き 
栄養 水分 どうしているのでしょう 
寸分の余地もないところから芽を出して 生きて
人を引き寄せる魅力のある花を咲かせる 
すごいのひと言 
強い だけど猛々しくない 優しい 清純 美しい
芙蓉って花 こんな人を惹きつける花だったのでしょうか
よい一日が暮れてゆきます 
月は 流れる雲に覆われて なかなか姿が見えません
雲だけに光が当たっているようです 
明日も晴れとか

2010年10月15日金曜日

虫食い花びらのスミレが咲きました

陽が落ちて 少しだけ冷気を含んだ
風が 吹き巡っています
金木犀は今がたけなわなのでしょう
夜風にのって甘い あまい香りが
あたり一面に立ちこめています
暑いけれど爽やかだった一日
庭の手入れをしたいと思いつつ
足が思うようにならず 放置したまま
そんな中 放り出されている鉢に
スミレが 元気にこれまた復活
幾多の花たちが 朝夕が少し
涼しくなってきた途端に回復
すごいですね!
命は・・・・・
生命力のすごさを
先日から感じています
殊の外 暑くて焼け縮れただけに
余計に強く感じるのでしょう
でも でも スミレ スミレっていつ咲くのでしょう
スミレ と聞いただけで 春の花と思いませんか
辞書なるものを引いてみました
道ばたなどに生える多年草 春 長い柄の先に紫色の花を横向きにつける
と記されています
矢張り 季節は 春 今は秋に入ったばかり これから長い冬を越さないと
春は来ません 
けれど スミレの葉が 活気を取り戻したと喜んでいました
が いつのまにか花が咲いているではありませんか
今頃 咲くのでしょうか では 春はどうなるのでしょう
昨年までは どうであったか 記憶は定かではありません
ぼ〜っとやり過ごしていたのでしょう
咲いたことに 文句はつけません 嬉しい 喜んではいます
しかし 今 咲くことによって 春はどうなるのでしょう
不思議でしょう
さらに調べました
春に花が咲き 冬には地上部の茎や葉が枯れてしまうのが殆ど
夏や秋に蕾が上がるが これは開花せず 蕾のまま自家受粉してタネを作る閉鎖花
ですって・・・・・今頃咲くのは珍しいのか
それとも気候がおかしいからなのか いずれなのでしょう
春に咲いている肥後スミレのことを書きましたが 先日 葉も茎も枯れていきました
来春 芽が出ると信じて 大切にしています 
ほかにある同じスミレは 花咲くことなく タネが弾けて どこかへ旅立ったようです
まあ〜いずれにしろ 春のことはともかくも 今 咲いている花に 乾杯!
でも 見てください 多分 バッタにやられたと思われる節がいっぱい
葉っぱも 花びらもかじられています
痛々しい姿です でも 今頃 咲くスミレも可愛いでしょう 
スミレさんに乾杯

2010年10月14日木曜日

小さな花をいっぱいに〜

色とりどりの花に むせかえる花群れに
溶け込むことも出来ず 
すくっと立ちつくしていたハシカンボク
あなたのところに行きたいよ 
お願いだから 抱っこしてよ
聞くともなしに聞こえる声
一人で もがいていたハシカンボクさん
いいよ 私の処においで
狭いところだけれど
仲良く暮らしましょうよ
赤やピンク 黄色 紫
色彩のオンパレードに 
面食らっていたハシカンボク
私の心を見透かして
私が助けたのか 助けられたのか
いずれでもいいのよ 共に暮らせれば
とっぷりと暮れた夜道を 
しっかと抱えて 急ぐ道
はやく帰ろうねと話しかけながら

昼日中は 朝の涼しさが 嘘のような
ムッとする暑さ あちこちの高原で
コスモスが咲き 萩が 芒が
見頃だというのに この暑さ 
いつになったら気持ちのよい秋日和になるのでしょう
出掛けた先の道のりにある園芸店
そこには草花から花木までと いろんな種類の植物が並んでいました
その中で 目についた花木 とてもおしゃれな名前が・・・・・
「さくら小町」なんで〜?
ノボタン科のハシカンボクでした
ハシカンボクは ピンクの花が一般的
ですから「さくら小町」なのでしょうか 
ピンクの花が 咲いている中に 白い花のさくら小町が 一鉢だけあり
妙に気になり 花屋の前で 行きつ戻りつ・・・・・しかし
開花時期が長く よく咲くとのことで 手元に引き寄せました
沖縄 鹿児島では自生しているが 小さくても花がよく咲き
鉢植えで育つとのこと また 耐暑性はあるが 寒さにも弱いとの話しでした
しかし 不思議に 沖縄など暖かく 陽射しも強いと思われるところの花であるのに
半日陰を好み 強い日光は禁物とか
ああ〜 南の国の花 だからと勝手に思いこんではいけないようです
冬は 暖かい窓越しに置きましょうか でも 小さな鉢ですから
一回り大きな鉢に 入れ替えた方がいいのかも知れませんね
教会の地区の集まりに出掛け 話に花が咲きすぎて ちょっと疲れ気味
でも 可愛い花を見つけて 懐に抱きかかえ 包装された隙間から
ちらちら見える花に 癒されながら帰途に・・・・・
早速 窓辺に置きました 時間を見つけて鉢を 大きくしてあげることにして 
今年は いつにない猛暑日の連続 これからはこのような夏が 訪れるとのこと
嫌だと思ってもどうすることも出来ません 
花は 傷みが激しく 枯れないはずの花ですら 暑さに焼け焦がれ 消えてゆき
哀しい想いしました
そんな気候を思うと 草花は可哀相 と言ってなにもないガーデンもつまらない
上手に 花木をあしらってと 感じるようになり 
ついつい 花木に目がいき・・・・・
と言って何でもかんでも植えるほど庭は広くないのだから
考慮して 草花を生かす花木があればと思っていますが・・・・・
上手くいくでしょうか

2010年10月13日水曜日

ふたたび心奪われた紫陽花

10月も半ば それにしては
暑い日が続きます
真夏のように 湿気が多くなく
気温が高くても 凌ぎやすく
幾分 季節が秋バージョン
なのでしょう
しかし なかなか秋は深まりません
いつまでたっても 半袖のTシャツで
過ごせるのは いささか寂しいこと
7月26日にここに
「珍しい紫陽花に心奪われて」と
書きました紫陽花 瓔珞タマアジサイ
その花が 次から次と変化を見せて
楽しみましたが すでに寿命の終えた
花もありますが まだしっかりと
咲き続けている花もあって
いかに・・・・・?と思案しました
役目を終えた花は 切り取り 
その後に新しい脇芽が出ています
この花のラベルには 見頃を終えたら 花の部分を切れば 側枝から次の花を
楽しむことが出来ると書かれていますが いつが見頃なのか あまりにも変化するので
よく解らず 今日に至りました
来年も咲いて欲しい その為には 切り取った方がいいのではとかなり迷いました
思案しました ハサミを持って鉢のそばへ行けども 切れず引き返し
また 鋏を・・・・・の繰り返しをしていましたが ついにカット
玉の花が 半分ほど茶色くなっていますので 思い切りましたのに
切り取った花を手のひらで返してみると なんと まだ可憐な姿を
見せているのに・・・・・また 心 迷いました
カットが よかったのか ノウだったのかと・・・・・・
まさに幻の花です でも 切り取った後も なんと美しいのでしょう
なまめかしさすら感じます 
薄化粧したライムグリーン その上で微笑んでいる白い花びら
なんと可憐なこと 若菜色というのか若苗色というのか 若緑の美しいこと
またまた 心惹かれて 切り取った花茎を ガラス瓶に・・・・・
透明な水の中で透けて見える茎 しばし 机上で楽しむことにします
いつまで 心慰めてくれるのでしょう
花をもぎ取られたクス玉の木(瓔珞タマアジサイ)上手く育って欲しい
そして 来たる年にも 会いたいもの
強い日光は嫌うようで 鉢のまま置くべきか 庭に植え付けるべきか
思案しています
育て方 剪定など どなたかご存じありませんか
いかにすべきか 迷っています 

2010年10月12日火曜日

キャラクター

朝から気持ちのよい空が広がって
風も爽やか その風に乗って
金木犀の甘い香りが どこからともなく
漂って来ます
昨日から 長い間ご無沙汰だった
ヒヨドリが 鳴き始めました
近くまで飛来していることなのでしょう
姿は見えませんでしたが 鳴き声が
聞こえ 今年も来ましたよと
挨拶に来たのでしょう
長い間 小鳥の声を耳にすることがなく なんとなく寂しい想いをしていました
四季を通じていつでも 人里にいる雀ですら 来ませんでした
何故なのか解りませんが・・・・・・
午前の仕事を終え お昼過ぎ 木犀の香りにつられて ご近所を散策に・・・・・
何処のお宅の香りなのか どの程度 咲いているのかと
きょろきょろしながら・・・・・・
四角い土地の周りに八軒の家が建ち並び その中の一軒が我が家の住み家です
その八軒の家の周りをぐっると 歩いてみますと お隣に金木犀があり
まさに満開でした 角を曲がれば ああ〜ここのお宅にもと・・・・・
今まで気づきもしない樹 普段は 濃緑の樹ですから なにも感じなかったのでしょう
この一角に こんなにあるとは だから香りが流れてくるのでしょう
八軒の家の裏が 一角の中心みたいですから・・・・・余計に感じるのでしょう
その内のある家の門前に来て おやっ〜 可愛い〜と・・・・・・
門柱の上に ミッキーが・・・・・・きっと小さなお子さんがいらっしゃるのでしょう
このお家は 最近 新しく建った家で入居された時に ご挨拶がありましたが
たまたま 私は留守にしていましたので お顔を存じ上げていません
勿論 家族構成も解りません
でも きっと お子さんが いらっしゃるのだろうと勝手に思いました
玄関先 門柱 植木や花を置いてある家が 殆どですが
このようにキャラクターを 飾ってあるのも またひと味違って いいなあ〜と感じ
愛嬌のあるキャラクター二体に微笑ましく 多分 小学校に通っているお子さんも
楽しく 家に帰りたくなる お母さんの待っている家に・・・・・
いいですね 午後のひととき わずかな時間でしたが 
微笑ましい気分に浸りながら 家の周りを 二回りもしました
ちょっと暑く  日傘があってもいいなあ〜と ・・・・・
でも 秋を感じる時間でもありました
空も美しいブルースカイで 白い雲が流れていました

2010年10月11日月曜日

葉風

今朝の朝日新聞の天声人語に
秋のことが書かれていました
〜草冠に「秋」と書く程だかから
今の季節を代表する花に違いない
先の小紙俳壇に高槻市の会田仁子さんの
「萩白し風の中より切って来し」が
選ばれていた
同じ感覚の人がおられるのだなと
思った 萩は透き通った秋風に
吹かれる姿がいい
「おいでおいで」するススキもそうだが 萩にも風がよく似合う
どちらも 風のないときも風を誘って揺れているような趣がある
秋に降る雨を「萩散らし」と呼ぶそうだ
一両日の雨ですっかり花がこぼれた枝もあろう・・・・・・〜と
この文を呼んで 同じ考え方 同じ思いをする人がいると 嬉しくなりました
先日 報告しました我が家の白萩は この雨で すっかり散りゆきました
ススキは 散りゆきはしないでしょうが さぞかし揺らめいたことでしょう

写真は 布絵作品 「葉風」 02年作 です

ススキは 秋のお月見に欠かせないものです
中秋の名月に 収穫物といっしょに供えられるススキ
収穫物を悪霊から守り 翌年の豊作を祈願する意味があるそうです

「人皆は 萩を秋といふ よし我は
   尾花が末(うれ)を 秋とは言はむ」  万葉集
「虫の音も ほのかになりぬ 花すすき
   穂にいずる宿の 秋の夕暮れ」  金槐和歌集 源実朝
「山は暮れて 野は黄昏の 芒(すすき)かな」 与謝蕪村 
 
芒にまつわる歌 どれもなるほどと感心しますと同時に詠み人の心が伝わってきます
心情 感情 想いなどを 詩歌で詠うことは叶いませんが 
それぞれに 透明な風が吹き始めると 野の花や風が運んでくる生き物の香りが
心に染みこんでくる 同じ感覚 同じ想い・・・・・・嬉しいですね
仲間がいる 心が満ちてきます
今日は 芒 萩 月を題材にした作品を見ていただこう と決め
昨日から 写真の準備をしていました
朝目覚めて眺めた新聞 一面の大きな見出しを見た後 すぐ天声人語に
目を通します 書き記されている文章を読んで
これなに? 偶然? 私が 考えていたことと・・・・ と驚きました
こんな事ってあるのですね
作品は 随分前の作品ですが 私の好きな作品の一つです
小さな写真ですが 見ていただいて なにか 感想があれば 聞かせてください
いろんな想いがこもった作品です
私の想いが・・・・・・ その時の 或いは過ぎ日の・・・・いろんな・・・・・・

2010年10月10日日曜日

復活しました〜アリッサム〜

日曜日 朝から礼拝へ
つい2〜3日前 礼拝に出掛けたと
思うのに もう一週間が過ぎ
月日のたつこと 日の過ぎゆくことの
速さに なんだか狐に包まれた
感じすらします
朝夕はかなり涼しく感じますが
昼間は まだまだ暑く 夏の様相
礼拝後の仕事 与えられた仕事の部屋
そこは2階にあり教会内でありながら
階段は外階段 その上り下りが
かなりしんどく 今日も何回
上がったり下がったりしたでしょう
足を傷めてることもあって
すべて終えて帰る時は 
このまま 誰か家に運んで欲しいと
ワープできるならしたい
魔女サマンサのように 鼻を動かして
ひょいっと・・・・・・
望んだほど疲れ果てました
我が家にたどり着いて 昨日の激しい雨で 花たちは いかにと 玄関周りだけ見ました
いつのまにか アリッサムが 復活しているのに驚きました
つい先日まで 暑さにやられて へなへなとなっていましたので
もう駄目かな? 新しい苗に植え替えねばとも思っていました
アリッサムは 高温 多湿に弱いので 秋の終わりに苗を植え込んでも 来たる
梅雨時には枯れてしまい 例えその季節を乗り越えても 夏の暑さにダウンしています
ですから 矢張り今年も駄目か 今年は特に気温が高かったので 諦めていただけに 
嬉しいこと しかも玄関周りは 西日が強烈に当たりますので 
余計に 命果てると・・・・・
ハーデンベルギアの枝が伸びて混み合っているすぐ横でしたから
少しは暑さが凌げたのでしょうか
この咲きぷりに 疲れもどこかへ 飛んでいくほど 慰めてくれました
疲れは 体を 足を休めないと とれないでしょうけれど 
心というか精神衛生上 すごく癒されました
小さな花 それでも命があって 少し涼しくなり始め 復活したのでしょう
矢張り 生命力ってすごいですね 花の気力もあったのでしょう
生きていく その気力は とても大切だと 最近つくづくと感じています
なにに対しても前向き その気力 精神力 すべて命にかかわり
活力が生まれ 満たされてゆく 
この夏のはじめ 相棒が 胃の全摘手術を受け 腸の癒着もありましたので
手術時間も長くなるでしょう 回復も若い人から比べるとかなりの時間を要するでしょう
この夏 いっぱいは静養せねば・・・・・と 医師から言われました
けれど 手術は 短い時間で済み 術後の治療もなく 三週間弱で退院
その後の快復力のすごさ まさに気力だと思います
すべて神にゆだね 身を任せ 気力で 復活 すごいです
この夏の暑さにもばてることなく 普通の生活をし始めています
私にとっては まさに奇跡 唯 ただ神に感謝あるのみ
相棒の精神力に 感心しています 
ですから 何事も 前向き 気力が大切と思い知りました
花たちにも そんな心があるのでしょうか
でも 言葉はないけれど なんとかしたい なんとか命 永らえたい
そう思ったのでは・・・・・
アリッサム このまま行けば 来春まで咲き続けることでしょう
勿論 ご馳走は差し上げるつもりです 忘れずに・・・・・・
可憐な小さな花でも 感ずることはいっぱいありますね

2010年10月9日土曜日

風になびく穂

〜秋の野の 美草刈りふき 宿れりし
  宇治の京(みやこ) の
     仮いおし思ほゆ〜 
      万葉集 額田王
 美草=すすき(薄 芒)
秋の七草の一つ ススキ(尾花)が
今頃 各地で開花 その様子が 
テレビに映し出されていました
そのススキ 昨日 芦屋霊園で 
あちこちに咲いているのを見ました
〜ススキの穂は 花のように見えるが
穂の先に毛のついた穂の集合だそうで
花びらはなく雄しべと雌しべだけの花
クリーム色の鳴子のように
ぶら下がっているのが雌しべで
小さい羽のような形をして 
花粉をつけているのが雄しべ〜
と ものの本に書かれていました
今まで ススキと言えば 花として扱い生け花に お月見飾りに と 
そして川の堤防でのススキの群生
などを 身近に慣れ親しんできました
雌しべとか雄しべなんて考えても
見ませんでした
芦屋霊園で見たススキ
銀色の穂をつけたススキと 
赤っぽい穂のススキと 
二種類を 目にしました
全く同じ種類で 時間の経過によって色が変わるのか・・・・・
ちょっと疑問に感じました
それで調べてみたのですが
よく解りません
写真で見ても 川縁で見るススキの穂も銀色の波打つ姿です
赤っぽい色の穂は 
穂の茎からして茶色です
このようなススキ 御覧になったことありますか 
違いがあるのか否か ご存じですか? 
子どもの頃 ススキの穂を手折りて ぶらぶらさせて遊んだ事がありますが
どんな遊びだったかは 記憶が定かではありませんが
なんだか楽しかった みんなと転げ回って遊んだ そんなことが甦ります
ススキは尾花ともいいますね けものの尾に似ているから尾花
狐のしっぽのようですね そんなことで遊んだのかも・・・・・
でも花言葉が 可愛らしい
「心が 通じる」ですって 
あなたと私はススキ? ススキの関係でありたいね
今頃になって知り得た花言葉 役にたつでしょうか
ロマンに 浸りたいところですが・・・・・・
山や高原のススキの群生は 綺麗でしょうね
秋の風になびいて 揺らいで・・・・・銀色の波に 夕陽が映えると
すごく美しいそうです
一度 目にしたいと願っていますが・・・・・・
ススキ ハギ 月 雁をテーマに 布絵を創りました
かなり以前ですが・・・・・・
後日 ここに載せることにします
今日は 一日中 雨 昨夕からの雨が 途切れることなく 降り続けています
寒いほどの気温でしたが 明日はまた暑いとか・・・・・

  

2010年10月8日金曜日

秋をみつけました

毎月 第二金曜日に開かれる婦人会
例年通り 10月は 午前は礼拝を
守り 昼食後 教会の墓地がある
芦屋霊園へ 皆さんで墓参に・・・
祈りを捧げ 賛美歌を歌い
先達の霊を慰み 忍び
それぞれの想いをひととき持ちます
芦屋霊園は 芦屋市にあり
芦屋市の剣谷国有林の丘陵地帯にあり
















園内には小川が流れ 日本庭園が整備され 植木が数多く植えられています
なかでも さくらは 1500本もあり 芦屋市の10景の一つで 
丘の上から眺める阪神間の町並み 大阪湾の展望は素晴らしいのひと言
風は爽やかでしたが 陽射しがやや強く 暑いと感じましたが 
丘の上 海から吹く風でしょうか 心地よい風がまとわりつき
亡き方の声が 聞こえてくるようでした
天気予報は 夕方には雨との予報
その兆候でしょう 時折 黒雲が流れていました
教会の墓地のあるすぐそばの東屋 その前に植えられているさくらの樹
まだ小さく ひょろ ひょろとしていますが
なんと 木の葉が 色づいているではありませんか
ああ〜秋です 
少し高い山というか丘 朝夕は冷え込むのでしょうか
美しい色合いに染まりはじめています
もうここでは 完璧に秋ですね
下界の木々が 猛暑で焼けただれて 茶色くなっているのとは違います
一枚 記念に欲しいと思わせる葉の色合いでした
まだ 葉はしっかりと樹にしがみつき 緑からの変身の真っ最中です
舞い散っている木の葉はありません 
記念にともぎ取るには忍びがたく 心に焼き付けて帰りました
少し高いところでは 命の終わりに向けて 動き始めているようで
金木犀の薫り高い匂いもどこからか 漂ってきていました
芦屋まで出掛け 丘の上の霊園に・・・・・・
足の傷手が 治らないものには 少々疲れましたが
それでも 亡き先達に話しかけ 祈り 気持ちのよい風を受けとめた
豊かな一日でした 感謝です  



2010年10月7日木曜日

闇夜

今宵は 闇夜 月は三十夜 
一筋の光すら 漏れることなく
全くの暗黒
星が わずかに 瞬いているのが目に
街に住んでいるために 闇夜とは
言い難く 村や山など人工の光の
なきところなら 暗闇であろう
昔々 遙か彼方むかし
愛知川の源流を友と二人で
下ったことがある
仕事を終え 近鉄電車に乗車
その後 四日市で乗り換え 支線に 
そしてさらにバスに 夜も8時まわり 
バスは 村々に住む人たちが 勤め帰りらしく
何人か乗っていた
そしてある停留所で下車 バスのライトで あたりの景色がおぼろげに見えたが
全くの田んぼ 田んぼ バスが行く道の先に 家々が点在してるらしく
灯りがぼんやりと見えるだけ
そのバスを降り立ち さあ〜行くぞと 思う心とは裏腹に バスが走り去った後は
漆黒の闇夜 相手の顔さえ見えぬほど 真っ暗 
どこかで 水の流れる音が聞こえる それ以外 物音一つしない
リックを背負った私たちが 降り立っただけ
誰もいない なにも見えない 
奮い立った心は萎え 恐怖すら・・・・・どうして歩こう
私たちが行こうとする道は・・・・・?
バスを降りる時 微かに見えた森の方へ歩こうと 稲穂が植えられた水田の道を
水の音を頼りに歩きはじめる 山の中腹にあるヒュッテまで とにかく歩こう
この時は 哀しいかな 偶然にも闇夜の日 
まさに 漆黒の闇夜とは このことかと思い知らされる
都会では 月が出なくても何らかの灯りが わずかにでもあるけれど
山では暗黒の世界
目が慣れてくるとかろうじて 相手の姿と道が おぼろげに見え
唯ひたすら道からはずれないように 下ばかり見て歩きました
足を踏み外せば どこかへ転落です その緊張感一杯の中 鈴鹿の山を登る 
平地から木の生い茂る山へ 流れる水の音を頼りに
心細い心を抱えて とにかくヒュッテまでと・・・・・
〜続く〜

闇夜〜続き〜

 〜前の続き〜
何時間歩いたのか 記憶になく 
山小屋に着いた時の安堵感
その心 言葉には表せません
一晩 眠り 昼食のおにぎりを貰い 
さらに山の上を目指して そして
頂上 なんという山なのかと 
鈴鹿山脈の釈迦ヶ岳 藤原岳 鈴ヶ岳 
御在所などの山でないことは確か
名前のない処かも 山の頂ではなく尾根
それから元へ戻るのではなく 向こう側へ・・・・・・
お天気は晴れていました でも誰一人いません
山の中 静寂そのもの しかも 何処にも道はありません
どうすると顔を見合わせました でも 目的を達成するためにと・・・・・・
なんと 愛知川の源流を・・・・・・たどろうと・・・・・
水の流れを探しました 道なき道の中 尾根から下りながら
なんて無鉄砲だったのでしょう 女二人で山の中を手探りであるこうなんて
勿論 地図はありません
親が この状態を知ったら なんというのでしょう 泣き叫ぶことでしょう
二人とも 鈴鹿の山へ行くと行って出てきただけ・・・・・・
しかし 今 思い返すと懐かしい 思い切ってあの冒険をしてよかったと思います
流れを探し出し 流れにそって歩きました 
道なき道を・・・・川の岸を あちらこちらと渡り歩きながら
川の中にはまらないように 飛び石を踏み歩いたり 濡れた石の上は足を滑らせないようにと
処によっては瀞もありました 今まで綺麗な水が流れていましたのに
急に 濃緑色の水が 流れが止まったように立ち止まって 渦巻いて・・・・・
そこをやり過ごす時は 恐怖のるつぼでした
瀞は多分 計り知れない深さでしょう 落ちたら終わりです
誰も助けには来ないでしょう 声をあげても聞こえないでしょう
山と山の合間 谷間 川幅は次第に少しずつ広くはなりますが
行けども行けども終わりがなきがごとくの道のり
昼食も途中でとりました 静かな流れの前で・・・・・・
川べりで 時折聞こえる鳥の声と 水の流れ以外 なにも音のない世界で
でも 楽しかったです まさに青春謳歌 
けれども帰宅が心配になりました どうすれば 地上にあがれるかと・・・・・
帰り道はあるのかと・・・・・・地図なき道 いかに人里へ行き着くか
暗くならない内に 脱出しないと 野宿は出来ない
そんなことを話ししながら 一歩 一歩踏みしめて 歩いていた時
ふと見上げると 上の方で 樹の間から車が走りゆくのが見えた
あっ!と声をあげて喜びました 人間の歩く道がある 人の行き交う道がある
忘れもしません 関西電力の車でした 
川べりは 樹が覆い被さり 歩くのが 困難になってきていました
これ幸いと その道へ出るために這い上がりました
崖をよじ登った様なものです 樹にぶら下がりながらですから
ラッキーでした 道路に上がったところは バス停の横でした
バスを 待っていた人が 私たちを見てびっくり 下から 谷底から上がってくるなんて
幸いにも バスはすぐに来ました 
途中 紅葉尾 永源寺を通り 八日市駅へ 近江鉄道に乗り 東海道線で無事帰還
近江鉄道は 豊かな田園地帯を 走る列車 
車両に誰も乗ってはおらず 私たちだけ 
思いっきり手足を伸ばし 幸福感 充実感に浸りました その心地よさに酔いしれました
想いもかけず長き文になりました
娘時代だから出来た冒険です 今ではとても出来ません
でもなんて無鉄砲なんでしょう よくやったと 今更ながら呆れています
闇夜に ふと昔が 甦りました
月のない夜ですが 窓を開けると夜風に乗って 甘い香りがします
金木犀が咲き始めたようで 我が家にはありませんが 
ご近所の木犀が 風に乗ってきています
なんとも言えない甘い香り・・・・・心くすぐる甘い香り 秋ですよ〜と
玄関先のペチュニアの改良種が 夏の暑さにくたびれた中 
わずかに息吹きかえしたように 申し訳なさそうに少しだけ咲いています
もうあと少しの命ですが・・・・・まるで秋へのバトンタッチまでと・・・・・
金木犀が咲き始めましたから やがて秋も深まりゆくことでしょう

2010年10月6日水曜日

夏の名残りかそれとも・・・・・?

朝から とても爽やか
すこぶる空は蒼く 美しい
お弁当をぶら下げて どこかへ
緑の草原へ 出掛けたい心持ち
見上げる天空は 白い雲が また
時に影を帯びた雲が 
そこかしこに居座っている
吹く風は 秋の匂いを忍ばせて
頬をかすめゆくのに
空に群がる雲は およそ秋とは思えず
しかし 空の色 透き通るブルーは
秋の色
夏の名残と秋とが 入り交じり
それでも不思議に 調和が上手くとれ
心の広がりを感じさせる
夏の終わりにしては 遅い季節
いつまでも暑かったせいでしょう
新しい季節との変わり目は
こうしてすべのものが 混在し 
凌ぎあい 変わりゆく
10月とはいえ まだ本格的な秋の季節には ほど遠く・・・・・
やがては 秋 まさに秋と成り行く
今頃 何処のススキが 
花開きはじめたとか・・・・・・
遅いは 遅いなりに 季節は巡りゆく
今 いっときは サヨウナラ こんにちは の挨拶を交わす時期なのかも
流れる秋雲 うろこ雲 天が 高く 高くなる透明な蒼い空を
待ち望んで・・・・・
青空の下 読書に励むか ゆっくりと音楽を聴くか ピクニックに足を伸ばすか
いずれにしても 季節の移行の音を 心 研ぎ澄まして 受け入れたい 

2010年10月5日火曜日

少しだけしか咲きません

爽やかな一日でした
少し涼しくなると 庭のことが
気にかかり 窓から首を出して
眺めています
残念ながら 足が まだ傷んだまま
治ってきていますが
靴が履けないのと 踏ん張れないので
なにも手が出せず 荒れています
それでもセージ・サルビア・ペンタス
などは 元気に育っています
ハーブなどの乱れた姿の中から
顔を出して 存在感を示しています
ガレージ横に植えてある宝塚デュランタが
今年は 何故か思うように咲きません
肥料が足りないのか 暑すぎたのか 理由はよく解りませんが
わずかな花しか 咲きません
まだまだこれから咲くはずですが どうなのでしょうか
この花 原産地は 熱帯アメリカ だそうですから 非耐寒性なのですね
ひどく冷え込んだ冬など 葉が縮んでいますから 寒さには 弱いのでしょう
ちょっと 気になったので調べてみますと なんと肥料切れ 水切れに注意とのこと
成長期(4〜10月)には 液肥を月2回ほどの割合で与えるとよい
この夏 暑くて 庭に出て草木や花たちに 声を掛けませんでしたから
きっとむくれているのかも・・・・・・ 
何故 宝塚デュランタという名前なのでしょう
デュランタは 人の名前からと聞きましたが 何故 宝塚なのでしょう
一般的には 紫の花で 大きい花と小振りに咲くの花がありますが
紫ではなく 白の宝塚デュランタがあります
一昨年 見つけて 庭に植え込みましたが 残念ながら 咲きません
最も樹が小さく まだ花を咲かせるまで生長していないのかも
求める時は 小さいながらも少しだけ花が咲いていましたが
我が家に来てからは咲きません
多分 園芸業者さんが 特別な方法で 花を咲かせていたのでしょう
来年は咲くかも 楽しみに待ちます
肥料をやることを忘れないようにしないと・・・・・・
白い花がたくさん咲いているのを見たことがありますが 見事でした
可哀相な咲きように 反省しています 
矢っ張り 命あるもの 愛が必要ですね 愛情が・・・・・
どんなに 食事をいただいても 満腹になっても 愛がなければ
いい花は咲かないのでは と思います
人間だって 食事だけ与えれば 育つかと言えば 育つには育つでしょう
しかし そこに愛がなければ 愛のない人間に・・・・・
これから気をつけることにします 
デュランタさんごめんね

2010年10月4日月曜日

この白い花は〜?ニラ?

道路を隔てたお向かいに3〜4年前
新しく家が建ちました
その家の壁際 舗道ぎりぎりに
細長い花壇が造られています
初めから なにか植えてありましたが
なにが植えられているのか
よく解りませんでした
その植え込みに 家の方が水やりを
している姿を お目にかかったことも
なく 住人のお顔もよく知りません
角の家で おまけに信号の前なので
外出から帰ると必ず目に入ります
いつ見ても土は からからに乾いて
白っぽくなっています
その花壇に ついに花が咲きました
可愛らしい 小さな白い花が
玉になって咲いています
この花 なんだろうと 
しばし首を傾げました
でも すぐには 思いつきません
どこかで見たことがある 記憶がある だが何処で見たのか
?????でした 
黙って写真を撮るのは 悪いかな と思いましたが 失礼して・・・・・・・
写真を見ながら考えて到達した名前は ニラ
違うでしょうか
ハナニラという花もあります 
我が家にハナニラはありますから ハナニラでないことは確かです
また ハナニラは 2月から5月にかけて 咲きます
木陰でひっそりと咲き出します しかしニラは 秋に咲くと聞いていましたから
ニラだと思います
ニラ ハナニラ 全然違うのですね 名前にニラとついていますから
同じ種類かと思いましたが
ニラ    ユリ科 東南アジア原産 ネギ属
ハナニラ  ユリ科 アメリカ原産  イフェイオン属
ニラは 葉っぱの根元が食べられ 葉をちぎるとニンニクの匂いがする
ハナニラは 匂うそうですが 食べられるとは 聞いてはいません
唯 葉が韮に似ているから ハナニラとつけられたそうです
多分 韮の花だと思いますが もし間違っていましたら教えてください
乾燥しきった土地に 見事に咲くものですね
驚き しかも丈夫なのですね
群れをなして咲いていたら もっともっと美しいことでしょう
生命力の強さに 目を開く想いです 
ちょっとやそっとで死ぬもんか と 涼しい顔で 語っているような気がします
秋風に 揺らめいて咲き 道行く人の 心に話しかけています
どれだけの人が気づき 慰められるかは解りませんが 
この夏の猛暑にも負けなかった 立派です!
命の尊さをつくづく感じ 思い知りました
いつまで咲くのでしょうか
細い茎がす〜っと立ち上がって 玉のように 沢山の花をつけていますから
雨にうたれたら 重くて 頭(こうべ)を垂れやしないかと 気になります
昨日の雨でいかに〜? と 今日 見ることが出来ず 心残りです
でも 朝は晴れていましたから すくっと立ち上がったかも・・・・・・  

2010年10月3日日曜日

散っては咲き 散っては咲く花

朝から眩しいほどの陽が射していて
おやっ 午後から雨の予報なのに
なんと青空 秋の空
日曜日 聖日 礼拝に・・・・・
あまりの天気の良さに 傘をいかにと
迷いましたが 天気予報を信じて
折りたたみ傘をバッグに偲ばせて・・・
教会の庭の花たちの話しをしましたが
朝の陽射しを浴びて 元気そのもの
ムクゲが 一輪 美しく咲いていました
優しい微笑みを見せて・・・・・・傷んだ枝の先に 復活の兆しを見せて
ムクゲは韓国の国花 無窮花(木槿)と呼ばれているようです
韓国の教会と姉妹教会を結んで 親交を温めている関係から
ある教会員の方が その記念に 庭に植え付けられました
もう 姉妹教会として手を結んで何年になるのでしょう
3年になると思いますが 花が開きはじめ 
ますます豊かな交わりが持たれることでしょう
散っては咲き また散っては咲くムクゲ 
その生命力の強さ 韓国人の歴史と性格に例えられこと多い
とのことです
確かに 一輪ずつと言う咲き方で 次から次によく咲きます
散っては咲き 散っては咲くという感じはしませんでしたが
そう言われてみればなるほど そうなんだと・・・・・・
矢張り 昨日 書きましたように 散り際の美しさであり 
神秘さを兼ね備えているのでしょう
どんなものにも 命のあるものすべてに 散り際がある
その散り際には すべて時がある 私に好きな聖句の一つです
何事にも時がある 生まれる時 死ぬ時 植える時 植えたものを抜く時・・・・・
このムクゲの花のように 優しい心で お互いに 人と人とが 交わることが
出来れば 交流がもてれば 平和の時があるのでは・・・・・
朝 爽やかに咲き誇っていましたが お昼前には 雨 あめ アメ
しかも かなり激しい雨 
雨の中 庭には出ませんでしたが きっと 激しいシャワーを浴びて 散りゆきたのでは
けれど また明日 新しい花が咲くことでしょう
来週 訪れた時に まだ 花の命は あるのでしょうか
ふたたび 逢いまみえることが・・・・・・・楽しみにして 

2010年10月2日土曜日

花の命

二日前に白い萩のことを書きました
夕刊に その萩を詠った万葉集が
載っています
「秋萩の 散りのまがひに 呼び立てて
  鳴くなる鹿の 声の遙けさ」
   湯原王の歌
奈良県立万葉文化館長の中西氏の解説
を読みますと なるほどと感じ入ります
〜日本人は昔から「飛花落葉」と言って
花や葉が風に散る情景を美しいと
考えた では なぜ いっせいに
死んでゆく花や葉が美しいのでしょう
人びとは その姿にいのちの神秘を
感じたようです・・・云々〜
神を信じ 自然を尊ぶ心に その神秘さが
あまりにも美しく・・・・・
さらに続きますが・・・・・・
今朝 目覚めて 庭を眺めた時
萩の花びらが こぼれていました
庭の黒き土に 白色が鮮やかに 乱れていました
無言で散りゆくハギ 自然がもたらす 静かな結末
それを見て ああ〜 もう散りゆくのかと哀れすら感じました
そんな想いを持った朝方 その夕方に見た新聞
なにか 心をくすぐられる気がしました
歌は 秋のハギが 花をこぼす それに紛れて 妻を求めて鳴く鹿の声が遠い
と解説されていました
丁度 この頃 男ジカが 女ジカを呼んでいる鳴き声が聞こえる
そして 死を迎える男ジカは それらに抵抗するように愛を求めている声が
するそうです そう書かれています
歌は 勝手に解釈して読んでいますが 自然と命と生きてるものの叫びが 
聞こえてくるような気がします
昨日 教会の庭で 出会った花たちは まだまだこれからと元気でした
生けるものがあれば 死するものもある世界
紫のサルビア やっと 暑い夏を耐えて咲き始めた 
これからよ〜 私の人生は〜と 高らかに歌い上げているような咲きぷりでした
この世の生ある いきとし生きるものすべて 美しいですね
自然の命の営み 荘厳です 
秋が終わりに近づくと 美しく彩られた木の葉が 
風にあおられて舞う姿 命の終わりを高らかに歌いながら 散りゆく
心を揺さぶり 感動の渦に巻き込まれる
そこには 矢張り命の尊さがるからでしょう
いろいろ考えさせられた一日でした 
明日は 午後から雨とか 傷めた足の包帯がまだとれず
靴が履けないから 雨は困りますが これまた自然 逆らえますまい
明日になれば なんとかなることでしょう

2010年10月1日金曜日

白い花と甘い香り

朝から爽やか それでも気温は高め
随分と陽射しが柔らかく 
まともに陽の光を浴びても
汗が滲むことなく気持ちがいい
今日から日付が変わって神無月
季節は 確実に巡って
陽射しも幾分柔らかい
月一度の教会の仕事会
朝 病院へ行き その足で教会へ
思ったより早くに着き 
皆さんが集まるまでの間
久しぶりに 教会の中庭を
ぶらぶら〜と 花や樹達は元気かと
毎週 見てはいるけれど
じっくり眺めることはなく・・・・
ましてや 殊の外 暑い夏
外へ出ることも はばかって・・・
オリーブも芙蓉も ランタナも
そして草花も 元気を取り戻していました
そんな中で ひときわ元気だったのが ジンジャー
おお〜と 目を見張りました
ダイナミックな葉っぱの中心から 背伸びをするかのごとく 花が咲いています
へえ〜 いつの間に咲いたの? ついこの間の日曜日 気が付かなかったよ
そばへすり寄って 話しかけましたが ジンジャーは しらぬ顔
甘い香りを振りまいて・・・・・ 
昨夜の雨の名残り 露玉を 大事そうに葉の上で 転がして・・・・・
悠然と 咲いていました
ジンジャー 生姜の花 縮砂(しゅくしゃ)
香辛料として使う生姜の仲間ですが これは観賞用花生姜です
花はなかなか咲かないと言いますが 教会はよく咲きます
昨年も咲いていたように記憶しています 
この花は わがままなのか 気まぐれなのか あまのじゃくなのか
熱心に手入れするよりは 好きなようにどうぞと かまわない方が 花付きはいいとか
教会はその点 お気に召した住み処なのかも
とてもいい香りがします 花粉がつくのではと思うほど近づけて匂いを・・・・・・
気持ちのいい 甘い匂い 
朝 まだ空気も爽やかな中 仕事をする前のひととき よき香りに包まれて
とても優雅な気分になりました
足が痛く ともすれば 落ち込む心を 
ピュアーな白い花びらに 香りと共に 心 癒されて
そよぐ風に揺れ 葉音を立てるオリーブの木の下に立ちて
朝のひととき よき恵みに 感謝 
ちなみに 花ジンジャーは 豊かな心 信頼 慕われる心 などが花言葉
帰る時 もう一度 会ってからと願いしも
いろんな雑事が重なって 慌てて 教会を後に・・・・・
今宵も月夜 きっと白い花は 月の光にてらされて 輝いているのでは・・・・・・
きっといい出会いでしょう
ジンジャーの花の白さ 魅力的 庭の片隅にあれば・・・・・
いつか出会いがあるかも 楽しみに 時を待つことにしましょう