2015年4月30日木曜日

ハコネウツギが・・・・・・


今日で4月も終わり
2015年の新しい年が明けて もうすでに4ヶ月もの月日が過ぎ
ゆきました
なんて日の 時の過ぎゆくのが早いのでしょう 
あしたから五月ですよ 鯉のぼりの季節です
緑が香しい季節です 驚きです あっと言う間に日は過ぎて
待ってと言えども 大声張り上げても待ってはくれない非情な時
だからこそ大切に刻まないといけないのでしょうが それが 普段
は思いもしないで なにげなくやり過ごしているざまが 身に滲み
わたります
今のこの時を 「青嵐」という あおあらし ですって
まるで今日のような日のことを射す と思われる
青嵐 4月でも 夏のように感じる日 次の季節をのぞき見
爽やかに青葉を揺らして吹く 南風は「青嵐」
今日はまさに そんな日 少し動けば暑い 気持ちの良いしかも
やや強めの風が吹き巡って・・・ああ〜夏の日が近づいている
桜はいつのまにか葉桜 新緑は勢いよく伸びている
新緑をかいくぐって吹く風は 緑の風 気持ちの良い匂いがする

今年も忘れずに 箱根ウツギが咲きました
可愛いらしく 私にとっては思いで深い花
去年か一昨年かの今頃 ここに書きましたが 実家の庭にありました
今頃の季節には 必ず咲いて 縁側に腰掛けながら いつも眺めて
なんていう花なんだろう 桜のようだけど 桜ではない
だけど白い色から薄いピンクと色が移りゆく そのあどけなさに
囚われて 毎日 眺めてこころ弾ませていました
特に夕闇が迫り 薄暗くなった中で 花は別格のように輝いて見えた
記憶が残っています
いつから庭にあったのか 記憶はなく 物心ついた頃には もうあり
ました 子どもの時 木下に落ちている花を拾い集めた想い出があり
結婚のため家を出るときもまだありました 時々 実家に帰ると
同じ場所に 元気ですよと迎えてくれました
花の咲く時期に帰ることは難しく 花が爛漫な時には なかなか巡り
会えませんでした
けれど実家の家を建て直しして以来 その花を見ることはありません
何処へ行ったのでしょう
様変わりした実家 もう家を出てしまって 他家の嫁となった者には
なんの口出しも出来ないうちに始末されてしまった様子
残っていた家族には 思い入れがなかったのかも 特別な思いも
なかったのでしょう
いま 我が家にあるのは まだ小さな樹 これから大事に育てて
あの当時の思いを大切に 育てたいと願っています

ウツギは卯の花とも呼ばれます ホトトギスが鳴き始める頃に咲き
出すようです 
〜なく声をえやは忍ばぬほととぎす 
   初卯の花のかげにかくれて〜 柿本人麻呂(新古今和歌集)
鳴くことを我慢できずにホトトギスは 早くも声をもらしているの
か 咲き始めた卯の花の影に隠れて・・・・・
という意味だと思いますが・・・・・
懐かしい花であると共に 優しさに溢れた花でもあって
ああ〜 咲いたよ
見つけたときは 思わず相棒に向かって叫びました
こちらの思いを知らない相棒は 花が咲いたぐらいでとキョトンと
していました                                 

2015年4月29日水曜日

只今 制作中です


大型連休の始まり あちこちで人の賑わいが聞かれて・・・・・
この賑わいの時こそ 何処へも行かないで 静かに暮らしたい
とりあえず 今日は 何が何でも仕事をするぞ・・・・・と決めて
朝 目覚めたときから決めながら 自らに言い聞かせ 心変わりが
しない内に 強い意志を持たないと 直ぐ楽な方向に流されゆく
ああ〜明日にしようとか 今日は他のことで忙しいから といいわ
けを自分で選んでしまう 情けない意志薄弱だから・・・・・
とにかく強い思いをもって まずは朝食を そしてざ〜っと掃除を
それだけを済ますと デスクワークに・・・・・・
今 制作中の布絵 随分前から 取りかかり 今月中に仕上げる予定
のはずがこの有様
いかに意志薄弱か 証明しているようなもの
こぶしの花を スケッチしたので そのイメージをふくらませて制作
この調子では 予定通りには参りません
幾ら頑張っても・・・・期限を少しだけ先延ばしにして 来週中には
完成させたいと 自らに枷を・・・・
厳しいかもしれません  でも一応は 否 一応ではなく決めごとと
して ゴールラインを引かないと ああ〜いいやあ〜と どんどん
先送りになりますので・・・・・
朝目覚めて 直ぐにアトリエにこもることができれば 話は又別です
決心のしかたも異なってきます 雑用が多すぎます 主婦です
友人とも出かけたい ミュージアムにも行きたい などなど
息抜きもしたい なんて別の用件が多すぎます
ですから かなり強く心に決めないと 秋には炎上して どうにも
ならなくなります
人間は 情けないほど弱い者です 特に私は・・・・・
秋 作品展間近になって 慌てふためきます
わかっていても 上手くいきません 
今日は 仕事をすると決めて取りかかっただけに かなり進みました
明日は朝からと言うわけには参りませんが 少しの時間でも見つけて
取りかかるつもり 出ないと予定通りにはできた〜 
なんて言えませんから・・・・・・
出来上がりが どの様になるのでしょう 自らのイメージ通りに
仕上がるか
完成の暁には 報告と言いたいのですが 作品展に出品しますので
見に来て下さい
あの時のやりかけが こうなったのか とそれぞれの思いで 観て
いただいたら 面白いのでは・・・・・
イメージして下さい ああなる こうなる こんな感じになるとか
出来上がったのを観ていただいて がっかりするか 思ったとおりか
予想外か・・・・・・
とにかく頑張ります 励みます 

2015年4月28日火曜日

可愛い花が咲きました




好天が続き 晴れやか でも そろそろ下り坂なのでしょうか
あやしげな日和になってきました 薄雲が張り出してきたのか
陽の輝きが鈍く わずかに弱い光が 射し込んでいるだけ
だけど予報では 雨はもっと先の様子
このところ陽ざしがいっぱいに射し込み 新緑が瑞々しく輝いていた
しかし そろそろ雨が恋しいのだろうか
庭の花たちも 干からび始めていますから・・・・・
人間なんて勝手なもの お天気が続けば ひと雨欲しいね と言い
雨が降り続けば 太陽を恋しがって雨よ止めと願う

今から何年前でしょうか
ちょうど7年前 同じ時期に宇治をたずねました 源氏の舞台を散策
するつもりでしたから 源氏物語にゆかりのある宇治橋の断碑が祀ら
れている橋寺放生院へ行ったときのこと
断碑が祀られているまわりに 庭 一面に可憐な花が咲いていました
(一番下の写真) 可愛い花 優しいね いい色ね と友人たちと
愛で こんな花 我が家の庭にも欲しいね と話しながら見つめて
いました
この時のことを 2011/5/12 に記してます アーカイブでどうぞ
その花と一緒の花が 我が家の庭でも咲いていたのです 
その旅から帰った2〜3日後 ふと庭に降り立ち よくよく眺めると
同じ花が咲いています  驚きました
自ら植えた記憶はないのに いつからここにと問いかけても 答えは
見つからず 不思議でした
それからず〜っと毎年咲き続けています
花の期間も長く 花が終わっても直ぐに枯れることもなく 冬は多少
枯れるのか 縮んだように見えますが 春には又元気よく育ち花を
咲かせます
とにかく不思議です そして残念ながら 名前は不明です
多分どこにでもある花だと思います
気が付いた時より前から咲いていたのかもしれません
こんなに可愛い花を見捨てるように 気づきもせず放置していたの
でしょう
多分 宇治へ行かなければ どうしていたのでしょう
この花の運命は? 雑草だと思って抜き去っていたかも
縁というか 巡り会いというか 不思議ですし 面白いです
人と人との巡り会いもそうでしょう
行き交う 人と人が行き交う そのことを大切にしたいですね
名前をご存知の方 お知らせ下さったら幸いです
唯の雑草ですよ でも いいのです 私にとってはかわい花
慈しみたい花です

2015年4月27日月曜日

燃え立つ花〜ベニバナトキワマンサク〜



半月ほど前 友人宅へ 或いはレッスンのある時 いつも通る道
ちょうどレッスン帰り ふと目に飛び込んで来た垣根
マンションの外壁を覆うように植えられている10本近くの植木
その木々が 紅く燃えている 夕日に映えて 紅い
ええっ〜と驚き これなに? いつも通る道なのに 今まで出会った
こともない色に染まっている
反対側を歩いていましたが 思わず側に近寄りました
中心の幹や枝が見えないほど葉っぱが密集している
しかも赤銅色している その先に紅いと言うのか 濃いピンクと言う
べきなのかそんな色の花がぶら下がっている
今まで何十年も 行き交う道なのに 気が付かなかった
目はどこについていたのか それとも 紅い葉っぱの木だ思い 花の
時に巡り逢瀬なかったのか
たしか 赤銅色とみどりの葉をみて 赤目かしと思ったことが ある
様な気もするが・・・・・
この植木はなんだろう 初めて見るような気がした
疑問に思いつつ カメラに収めたかったが 夕陽が強く おまけに
一列に並んで横からも撮れず シャッターを押す格好の場所がみつ
けられず 諦めた 心のメデイアにとどめて・・・・・・

つい先週 香雪美術館へ行くため 国道から北へ香美術館まで歩く
その途中で ある住宅街で 同じ木に巡り会い 思わず走り寄って
よくよく眺め 観察して カメラにも収めて・・・・・・
ご存知ですか 名前はわかりません でもすごい花木だと 感心
しました 花の色といい 花付きの多さといい ただ ただ驚き
友人と一緒でしたので 問うてみましたが知らない
初めて見ると・・・・・
調べました あの手この手で わかりました

「ベニバナトキワマンサク」 です
ロロペラルムと呼ばれ ギリシャ語のロロン(革ひも) 
ペタロン(花びら)からなり 花びらの形に由来
中国から輸入したランについていたことから 日本にはなく
中国のみで自生すると思われていたが その後中国 インド 日本
でも自生していることが判明
白い花 黄色い花もあり 葉も銅葉 緑葉もある

偶然にも記憶の中にある内に 再び遭遇しましたが いずれも
午後の陽ざしを浴びて 花の色が 燃え立つように 輝いていました
へえ〜 こんなに色めき立つ花もあるものだと・・・・・
恋に燃え狂っているかの如く めらめらと炎が立ちのぼっているよう
で 激しさすら感じました
一途の恋 色で表すとこんなものなのでしょうか
恋に燃えているとき もうそんな時代は 終わりを告げています
昔を思い 遥か彼方を偲んでみますが こんなに燃えたのでしょうか
恋したかの人を思い 一途に燃えたときが 懐かしいですね

2015年4月26日日曜日

今年も咲きました〜クレマチス〜




気持ちのよい日曜日 爽やか
暑すぎず 心地よい風が吹き巡って 白いブラウスにスカート
白いスニーカーを履いて ピクニックへ・・・・・
燃え立つ新緑の木の下を スカートの裾をひるがえしながら
胸一杯に 瑞々しい空気を 大きく吸い込みたい
ああ〜 草原を 野原を 駆けて どこかへ 緑の国へ・・・
走りゆきたい 緑の妖精と おしゃべりを交わして ひととき
夢の国で・・・・・そんな思いで教会から家路に・・・
夕刻には 戻り来る息子のために 久し振りに我が家の食事を・・・
おやおや 夢の国を彷徨っている場合ではないですよ と 誰かの
声が聞こえたようで 急いで帰途に
妖精のおしゃべりから 頭を回転させて あれをしてこれをして
あの子の喜ぶものをと・・・・・
年にわずかな日数 共に過ごせるだけ 大切にしなくては・・・・

いつのまにか クレマチスが 一杯 咲いて・・・ ちょっと庭を
覗かないと あちらこちらで 変化している
ええっ〜 もう咲いているの? あらっ〜 終わったの? あれ
この芽吹きはなんでしょう と庭の 花壇の変身の激しいこと
クレマチスも 今年も沢山蕾をつけて ありがとうと 思ったばかり
なのに もう咲いて この調子ですと 花が咲き終わってしまうこと
もあり得ること
こまめに 挨拶に行かないと 残念ということもありえそう
このクレマチス 花が大きくて とても清楚なのですが 鉢植えです
が 置いてある場所が 悪いですね 可哀想な場所
花が終わったときに考えることにします 簡単に移動ができません
剪定の時 住処を変えてあげようかな・・・と 思案中です
姫空木 モッコウバラ コデマリ シラー 忘れな草 などなど
花いっぱい 今が一番いい時なのかも
 

2015年4月25日土曜日

展覧会の梯子 〜Part Ⅱ〜






てんらんかいの梯子〜Part Ⅱ〜
一昨日の続きです
堀さんの絵画に圧倒されて 美術館を後に ランチをいただくために
灘駅方向にゆっくりと歩き そして BB Plaza の4Fへ
リストランテ ビッビ
静かなビルの中にひっそりと佇むレストラン
扉の向こうは一面ガラス張りの開放感溢れる「非日常空間」
素敵な雰囲気の中でいただくイタリアン 心安らぎ 豊かな気分に
ちょっと贅沢なひと時でした
4Fのビルの中にもかかわらず 青い空の広がりが 見られるのも
落ち着いて いいものですね
窓の向こうは 広い庭のようで ロダンの考える人の彫像も配置さ
れていました

お腹がふくらんだ後は 次なる美術館へ 国道二号線まで歩き 
国道バスに乗って住吉まで それから歩いて歩いて香雪美術館へ
「郷倉和子 百寿の梅」展へ
昨年11月に 百歳を迎え 今尚 現役で絵を描き続けられている
すごいエネルギー その気力に 頭が下がるばかり
堀さんも百歳に近い方でしたが 郷倉さんはそれを越えてのお歳
お二人 それぞれの画風で 取り組む姿勢も 考え方も違って
郷倉さんは郷倉さんなりの魅力があり どちらも楽しませてもらい
ました
そして とにかく お二人の生き様に 力をいただいて 或る意味
反省ばかりですが 少しは見習いたい そんな思いで美術館を後に
しました
みどり豊かな中の佇まい 落ち着いたしっとりとした美術館です
直ぐ横は 弓弦羽神社で これまた緑が茂り 爽やかな風が吹き
巡っていました
一昨日 沢山のエネルギーをいただき しかもお歳を召された方達
から そして昨日は 子どもから素敵な力をいただき なんと
恵まれているのかと・・・・・感謝しています
その パワーを生かして 今日は一日 部屋の片付け
パワーをいただいたとは言え 歳です 疲れました
腰や手が痛い 寄る年波には逆らえないと言うことでしょうか
それでも片付けの最中 疲れたひと休み と言いつつ 編み物を
ゲームをと 気分転換しては 片付けを・・・・・・
明日は日曜日 礼拝へ参ります
この深い感謝の心を持って 教会へ行き 祈りたいと思います
明日の夕刻には 一人の息子が戻ってきます
なんだかホッとします
リストランテ ビッビ

2015年4月24日金曜日

エネルギーをいただいて





気持ちのよい日 ここ2〜3日続き なんとなく晴れやかな気分に
その心をもっと豊かに・・・・・そんな出来事に遭遇しました
午後三時頃 ちょっと近所までと 家のすぐ側の舗道を渡るために
信号待ちを・・・・お日様はキラキラ輝いています
私を含めて四人の女性が 青に変わるのを待ちました
相手側にはやはり女性が三人 そしてランドセルを背負った小学生が
一人 まだか まだかと待ち受ける中 信号が赤から青に お互いに
歩き始めると ちょうど道幅 中間点ぐらいで行き交います
その時です 驚きました
小学生の男の子が 私を見詰めて 今日は と頭を下げたのです
勿論 私もとっさに 今日は と返しました
4人も大人が おばちゃんが いましたのに 私に 私だけに
挨拶をしてくれました 選ばれました 何故なのでしょう
丁寧な挨拶 そして素敵な笑顔 驚きです
子どもが 学校帰りの子が 通るぐらいにしか思っていませんし
見ていませんでしたのに 声かけられるとは・・・・・
何処の子でしょう こちらには とんとわかりません 
二年生ぐらいです 向こうは私を知っているのでしょうか
どこのおばちゃんか でも でも すごく嬉しかった
あの笑顔 微笑み すごいエネルギー
どこのお子さんかなと 振り返って その子を目で追いました
ランドセルを揺すりながら 我が家のうらの道へと角を曲がって
行きました
すごいよ 子どもからエネルギーを 活力をいただくなんて
なんだか昨日の展覧会の梯子で すごく沢山 歩きましたので
疲れていて 多少 ボンヤリしていた時だっただけに 一辺に
元気が 体の底から湧いてきました
なによりもよき日になりました

今日の子ども笑顔 あの挨拶 今日は 気分 爽快でした
郵便局まで行く ほんの1〜2分の時の中での出来事
思わず 神様 ありがとう とつぶやきました
なんとよきに恵まれたのでしょう
今度あの坊やに会ったときは こちらから 今日は お帰り
と声をかけよう
人と人との繋がり こうして よき繋がりが 生まれると
嬉しいですね 又会えるかな・・・・・?

モッコウバラ 今が一番美しいときかな
白も咲き始めましたが まだちらほらです
薄紫のシラーも咲き始めました


2015年4月23日木曜日

展覧会の梯子〜Part Ⅰ〜



天候に恵まれてお昼前から美術館巡り
初夏の陽がキラキラ輝く もう日傘が欲しいと感ずる陽ざし
空はあくまで青く 六甲の山脈が 美しい稜線を際立たせて
緑に燃え立つ木々が 鮮やかに光っている
久し振りに 美術館の梯子を・・・・・
体が 疲れないでもつか 歩けるのか 足は大丈夫かと 一末の
不安を胸に まずは兵庫県立美術家へ
「堀 文子 〜一所不在・旅〜」展
まえまえから気にかかる画家 なんとも言えない画風 面白い
楽しい 観る者を惹きつけて離さない
堀文子画文集と「花のスケッチ集」の2冊を 時々 ページを紐
といて眺めていただけに 展覧会が開催されるというニュースを
耳にした時は 絶対 どうあっても 見に行くと決めていました
やっと その願いが叶って・・・・・・
現在 96歳 その生き様 年齢を感じさせない力強さ
驚きと共に感動 100歳に近い その生命力のすごさ 絵が描ける
その心 思い 日々の生活 信念 生き方 全てがなせるのでしょう
ご本人自身の言葉「一所不在・旅」をテーマとして 飽くなき好奇心
80年にわたる生き様を 初期から最新作まで 130点展示
その作品の展示の間にご本人の言葉 信念が表示されていましたが
どの言葉も 心に響き 心の中をえぐり取られるような感覚にも・・
今の時代と異なって 昔は大変であったであろうという世で常に
自由を求め 「群れない」「慣れない」「頼らない」という信念を
貫いて 常に 追求と挑戦を続けながら作品を 描き続ける
その新鮮な感覚 感動に満ち溢れて・・・・・
言葉の一部です
〜捨てるといことが 大事なことだと 私は思っています
 そうしないと次の感動は 生まれてきませんから〜
〜自由とは 命懸けのこと〜
〜ともかく どきどきしていたいですね
 いきていることは 毎日が初体験ですから〜
〜私は 人生の折り返し地点は五十歳 そこからは 残る時間を
 人にゆずらず 自分の決めた目的に向かって進むしかないと
 思いました〜

どれもこれも身にしみる言葉です  毎日が初体験 どきどきしたい
そう そんな暮らしがしたい そう思います
そうできれば 感性を磨いて 物事全てに 耳を澄ませ 敏感に
捉えれば どきどきも生まれる 新しい発見もあると思う
とにかく刺激を一杯に受けて 美術館を後にして 次なる会場へ
その前にランチを・・・・・
素敵な隠れ家のような処で ランチをいただきました
美術館から歩いて行ける近場で・・・・・・
この続きは Part Ⅱ で

2015年4月22日水曜日

ことしも・・・・・


















桜がいつのまにか終わり 花水木が 今は見頃の時
あれよあれよと言うまに 日が過ぎゆく
道を歩けば どちらを見ても 花水木の花が 風に揺らめいている
気持ちよさそうに ピンクや白と色鮮やかに咲き誇っている
もう4月も 終わりに近づき ゴールデンウイークの話が賑やかに
聞こえてくる
我が家にも 黄金週間が来るのだろうか
息子達は 帰ってきてくれるのだろうか 気に掛かるものの
まだいかにと 尋ねてもいない
子どもには違いないがないが れきっとした大人
彼らには彼らなりの生活がある その生活を乱したくはない
媚びた連絡はすまいと 決めてはいるが でも快い返事が待ち遠しい
本当に月日の過ぎることの速さに いつも愚痴りますが 腹立たしい
程 予定がこなせない この日までにと決めた仕事ができない
時は駆け足で過ぎてゆくのに 駆け足では追いつけない
ああ〜情けないね
時が過ぎる速さを嘆くけれど 世はどんどん移りゆく
自然も同じように そして生きものたちも・・・・・・
気が付けば いつもの場所に ツバメが・・・・・・
もう来たのね 今年も来てくれてありがとう
懐かしいね 会うことができ 命 長らえたと 喜びと共に 感謝せ
ねば・・・・・
この一年 病に掛かることもなく 健康に過ごせたことは
さくらの花を見ることができたことと共に 感謝 感謝

ツバメさん もう 卵を産んだのでしょうか
巣の反対側に一羽 じ〜っと座っていましたが 相棒は どうしたの
巣のなかにいるのかな 卵を温めているのでしょうか
この写真は夕べ撮影 もう辺りは暗くなっていましたから お休みの
時間だと思われます
冬を東南アジアで過ごし 数千キロを越えて日本に来る
しかも同じ処に帰ってくる  
すごい もう脳内に そのように遺伝子が 組みこまれているの
でしょうね
人家の軒下などを好んで巣を作る
昔から ツバメが巣をかけるとその家に幸せが訪れる と言う 
言い伝えがあるそうです
戦争中 疎開していた時 その農家の家に 玄関の土間の天井に
ツバメは巣を作っていました
玄関の扉を少し開けておくとそこからいつも す〜いっと出入りして
その飛び立つ姿 子どの鳴き声 餌を与える姿など いつも 部屋の
中から眺めていました
格好のいい鳥だなあ〜と 子ども心にも感心していた記憶があります
もう暫くすると 子どもたちが 餌をおねだりする鳴き声が賑やかに
聞こえてくることでしょう
せっせと餌を運ぶ親鳥 その飛行の様子 いいスタイル
元気もらわなくては・・・・・・

庭でマーガレットが綺麗に咲いています
ちょっと花を添えました

2015年4月21日火曜日

今年初めての出会い


晩春と呼ぶにはふさわしくないほどに 透明で やや冷気を含んだ
風が吹き巡り 春の陽ざしがキラキラ輝いている午後
まるで春の初めのような そんな雰囲気の中 バラの木に蝶が・・・
今年 初めてのお目もじ 生まれたてなのか 羽根が傷むことなく
どこもかも整って 美しいフォルムを見せています
強い風が吹き 枝葉がゆらゆら揺れても 身じろぎもせず 凜として
羽を広げたままの姿勢で 随分長く止まっていました
休息の時間だったのでしょうか
いよいよ春は終わりなのか
アゲハチョウが飛び交う季節に 足を踏み入れつつあるようで・・・

昨日は ひどい雨 各地で大変だった様子
雨 雨と雨の多かったこの春 日照時間が不足して 農作物は不作の
様子 きっと野菜は値上がりするのでは 家計に響きますね
ちょうど今頃の季節を「穀雨」(こくう)と呼ばれている
この穀雨 沢山の穀物をうるおす春の雨が降る頃のことを言うそうで
この季節の終わりには 夏の始まりを告げる八十八夜が・・・・・
穀雨のと言うだけに 春の雨は 作物にとって恵みの雨
この時期に降る雨に 穀雨だけではなくさまざまな呼び名があります
瑞雨  穀物を育む雨
甘雨  草木をうるおす雨
春凜  春の長雨
催花雨 早く咲いてと花に促す雨
菜種梅雨 菜の花が咲く頃に降る雨
卯の花腐 うつぎの花が腐ってしまうほど長く降る雨
色々あります
呼び名は 昔の人の知恵から生まれたのでしょうけれど どれも美し
い言葉 でも 農作物が不作になる降り方は嬉しくないですね
幾ら恵みの雨と言えども・・・・・・
しかし 今日は爽やかでした 
明日からこの一週間ほどは晴れマークの天気予報でしたから 初夏に
向かって足早に進むのでは・・・じっとりと汗が滲む季節に・・・
けれど 一年を通して一番 緑が美しい季節が やって来ます
瑞々しいみどりの葉 若葉 それらに触発されて 気持ち豊かに
明るく 希望を持って歩みたいですね

アゲハチョウ 暫く止まっていましたが 一瞬 目をそらした瞬間
いずこにか どこに飛び去ったのか 姿はなく
友を求めてか
それとも甘い蜜を求めてか
風で木の葉が揺れている
いつまでたっても もう 再び あらわれることなく
別れの挨拶もないままに・・・・・

2015年4月20日月曜日

桃山時代の狩野派〜永徳の後継者たち



京都国立博物館へ 「桃山時代の狩野派〜永徳の後継者たち〜」の
 鑑賞会へ
博物館が休館日に開催される鑑賞会 いつの時も雨模様
なぜと問いたくなるほど 参加する日は必ず雨
誰でしょう 雨女か 雨男は・・・・・誰かいるはず
解説してくださる方が思わず 雨男のようで とおっしゃるほど雨に
恵まれて・・・・・・
けれど 館内の緑は 雨露に洗われて 雨が降っているのを忘れる程
瑞々しく 美しい 綺麗です
絵を見る前に この木々の緑を見て 心 洗われる思いに 新鮮な気
持ちが湧き 静かなたたずまいに 気持ちが落ち着いていいですね
展示館の建物 まわりの雰囲気も大切ですね
まずは 狩野派の流れと 室町時代から江戸時代の終わりまで およ
そ400年にわたり 常に画壇の中心を走り続けた 最強最大の絵師
集団狩野派 関ヶ原の合戦を境に 天下の権勢が一変する桃山時代後
期 豊臣家 徳川家 朝廷との三つどもえの様相のなかで いかに
生き残るか 狩野派一門の戦略 世に言う生き残り戦略「三面作戦」
その作戦で 生き残りを図り 繁栄をもたらし 素晴らしい絵画が
生まれてゆく
いかに時の権勢にいい絵師を送り込むか どんな不測の事態が起きて
も存続できるような態勢を作り上げて 繁栄を築くなどの話 エピ
ソードを聞き その中で生まれた絵 それらの詳しい解説を聞いた後
実際に鑑賞 大きな屏風 ふすまなど どれも目を見張るものばかり
感嘆の声が出るばかり
時代を反映した作品 南蛮渡来の絵図には キリスト マリアも描か
れ キリストの肉であるパンの容器まで描かれている
力強い筆遣い 見事な遠近法などなど・・・・・
70点ほどの展示品 時代の流れを見て すごいなあ〜 昔の人は
えらいなあ〜 今の時代 進歩の有り様を目の当たりにしているだけ
に なんだか打ちのめされた思いがしました
雨で嫌なお天気に関わらず 満たされた心で 家路に・・・・・
今回見たのは前期 後期は26日から 展示作品の入れ替え予定
時間が許せば 後期も観たいと思うけれど あちこちで展覧会が
開かれているので 再び 京都まで足が運べるかな・・・・?
雨降る中 満たされた思いで帰路に・・・・

2015年4月19日日曜日

花の館へ〜アネモネ〜



あちらでもこちらでも 家々の垣根越しの花水木が 色を見せ始め
赤や白の花びらが 目にも鮮やかに 道行く人に微笑みを送っている
我が家の小さなガーデン 色とりどりと賑やかですが その中でも
白い花が ひときわ目立ち 際立っている
その白い花の一つにアネモネが 2〜3日前から咲き始め 心踊り
ああ〜よく咲いてくれたと感謝の面持ちで眺めています
アネモネの球根は小さくて 植え込むのが大変と言うよりは 球根を
見ただけではどちらが上なのか それとも下なのか検討もつかず
いつも 適当に土の中に埋め込んでいる その作業が 大変と思い
昨年は 鉢に植え 花が終わった後も大事に扱い アネモネと名札を
つけ 庭の片隅に置いておきました 水やりは忘れずにそのお陰か
芽が吹きこのように花を咲かせたのです
アネモネは大好きな花の一つ いじらしいほど可愛い花です
なんとも言えない魅力を感じ惹きつけられます
以前にも書いたと思いますが アネモネと言えば 必ず思い浮かぶ
のが 「トンカチと花将軍」(舟崎克彦・靖子著 福音館)の本です
息子達が幼かったとき 共に楽しんだ本で 何回も読んでやり 又
彼ら自身でも読みふけったほど面白いお話しです
犬のサヨナラを追って森の奥へ行った少年・トンカチはアネモネ館に
住む将軍とシャム猫のヨジゲンとあらいぐまのトマトなど奇妙な連中
に出会い みんなでサヨナラを探しながら いろんな事件に遭遇して
いくお話です
大人が読んでも子どもが読んでも 楽しく 面白いファンタジーです
そんな事もあってアネモネに興味を持ち その上 大好きな花
ならば いつか作品にしたいと心にとめて 何点か創りましたが・・
その中の一点は 子どもとの共通の想い出が甦り トンカチの話しを
イメージして 制作しました

「花の館へ」

アネモネは ギリシャ語の anemos  風の花と呼ばれています
風に揺らぐ姿は 心揺さぶられます とても優雅 しなやか
その美しさに惚れ惚れとします
わずかな風にも揺らぐ姿は まさに風の花
風によくあう花です

2015年4月18日土曜日

羨ましきマーガレットの花



暖かくなりましたね
なんて挨拶おかしいですよね
冬の終わりに 春めいて 気温が少しでも上がると なんだか嬉しく
なって 暖かくなりましたね と挨拶の言葉が交わされますが
今は時すでに4月も後半に さつきが咲きボタンが咲こうとしている
この時に 暖かくなって来た挨拶は・・・・よほど最近の寒さがこた
えたのですね 暑くなってきましたねが 従来の挨拶なのに・・・
喜ぶのは束の間なのかも 明日は又気温が下がり 雨模様
うんざりのお天気
こればかり愚痴を言うたところで どうにかなるわけでなし・・・・
天を睨むしかないのか
気候不順なれど それでも花たちはすくすくと成長をしています
冬の終わりから春先に向けての花壇の美しさとは又別に 花は咲いて
いますが 咲き乱れるという状態で 思うまま勝手に 暴れ始めてい
ます
先日 マーガレットのハニービーという八重の苗をいただいて育てて
います 又一重の同じくハニービーも植え付けました この一重が 
最もマーガレットらしく大好きな花です
とにかくマーガレットは 好きな花 それなのにいつも 書き記して
いますが その年だけで駄目にしています
育ちません よほど相性が悪いのでしょうか
気をつけすぎるほどに気を遣い 慈しんでいるのに 枯れ行きます
なぜなの? 私が嫌いですか? 私は大好きなのよ
そんな思いが 胸の中を渦巻いてなかなかすっきりしません
それなのに植えています 今年こそはと願いをかけて・・・・・
この写真のマーガレット 見てください すごいでしょう
道路を挟んだお向かいの家の花です
狭い花壇に このマーガレットが4本植えてあるだけ そして その
間にハナニラが 少しだけ咲きます
それ以外なにもなし 一年を通してこの状態 ですから花が終わると
もう見るも哀れな姿 そして冬には 丸裸 幹だけが・・・・・・
ああ〜枯れたのか 可哀想にと思っていると このような状態に
そして見事な花付き どうしてなの〜? 毎年のことです
構わない方がいいのでしょうか 
羨ましい限りの花たちです
草をぬくとか 花殻を摘むとか 水をやるとかなどの作業をされる姿
を見たことがありません
それでもこのような花が咲く 立派なマーガレット
いじらしくなります
我が家の今年の花 上手く育ちますようにと 唯 祈るばかり
神様 なんとかしてください といいたい気持ちです


2015年4月17日金曜日

編みかけのストール 完成です


久し振りに気持ちがいい日
午後 早々から庭仕事を思いっきりしました
やや陽射しが強かったこともあってうっすらと 汗すら滲んで
ああ〜 仕事したぜ〜と言う 満足感に浸りました
けれど 夜にはいって 節々や腰が痛み出しました
励みすぎたつけが回ってきたようで・・・・・久し振りに庭仕事
おまけに力仕事も ほどほどにすればよかったと 今更ながら後悔
しています 今夜は 湿布でも貼って寝るとしましょうか

先月報告しましたが 2月の末にアトリエの大掃除に 模様替え
その時 押し入れから出てきた編みかけのマフラー
3月5日にやりかけの状態でアップして 完成の暁には報告を・・
やっと やっと編み上がりました 
随分と手間ひま掛かりましたが それでも一応 完成することがで
きたので・・・・綺麗に編む 丁寧にという思いとは裏腹に とに
かく早く編み上げて 一つの決着がつけたい 片付けたい 終わり
にしたい その思いだけで 時間を見つけては 励みました
昨夜 完成 一応 今朝 洗いにかけて 仕上げを・・・・・
これ み〜てと言える出来ではありません どれどれと手にとって
見られたら恥ずかしい出来栄え
とにかく終えたい 終わりにしたい THE  ENDと叫びたい
その思い一筋で・・・季節はもうすぐ初夏なのに でも 肌寒い日
には ちょっと首に巻くのもいいかもね・・・・
今年は 白が流行りとか・・・先日あるデパートへ行きましたら
白 白でした ある有名なメーカのファッションは 男性も女性も
そして子どもも 全てしろ ジャケットも パンツもスカートも
Tシャツも 履いている靴も おまけにスポーツ着も・・・・・
人形が全て白を着用して並んでいるのを見て 目に目映いほどで
白に圧倒され 驚きました
よし 私も白は好き その流行りに乗ってみようかな
わざわざ求めなくとも 着用する衣類は 殆ど無彩色
白はお手の物 初夏の陽ざしを浴びて 白を纏う
光り輝いて 爽やかかもね
とにかく やりかけの仕事が 片付きホッとホッとしています
さて 自らの手仕事の合間にすることは これに取りかかる前に
編みかけていたものがあり その続きをします 冬の季節に向けて
でもこれから暑くなる日々 毛糸が触れるかな???
私の心 次第ですね

2015年4月16日木曜日

スケジュールが・・・・・




朝から気持ちよく晴れ渡って 思わず大空に向かって背伸びを 思い
きりする 胸一杯に空気を吸って・・・なんと気持ちのよいことか
朝の陽の光りを浴びて 深呼吸できる恵み
今日も生かされている よ〜し 前へ向かって進むぞ〜
生かされている恵みに感謝して・・・・
だが なかなか思うようには過ごせないもの ああして こうしてと
いう思いとは裏腹に 時は過ぎゆく
午前中 少し気になっているところの検査を受けに病院へ
たいした待ち時間ではなかったけれど 緊張のせいなのか疲れて・・
昼食をいただくと暫くボンヤリ 先日 求めた花苗が 雨で庭仕事が
できずそのまま庭の隅に置いたまま
お天気で 気温も上がって暖か 今日 植え付けしなければ いつや
るのだと 腰を上げた途端 別の用件を思いだし 
慌てて神戸まで・・・・・
疲れました 急に気温の上昇もあって 体が追いつけず 疲労感に
拍車をかけたようで・・・若い時はそれぐらいのこと平気だったのに
と 老いを感じた情けない日になって・・・朝の思いは・・・・??
でも疲れて帰る道すがら ご近所の門前 さつきの花が美しく咲き
誇る姿に出会い ちょっとだけ 救われた思いがしました
さつきの花付きの多さに驚く程 見事です
つい先日まで木瓜がいましたのに 選手交代で さつきのお出ましの
ようで・・・・・
疲れで体を引きずるように歩く姿が 哀れと思ったのか 「おうちは
もうすぐよ 頑張って・・・・」花の声が 聞こえてくるようでした
綺麗な花を眺めて 慰められ 癒される 人が行き交う道筋に 花が
ある 心 安まりますね
本当にくたくたに疲れて 家に戻れば 直ぐ夕餉の仕度
夕食後 楽しみにしているテレビのドラマ 観るつもりで 勇んで
テレビの前に かぶりつきで座ったものの 始まって暫くすると
いつのまにか眠っていました
こんな事 滅多にないのによほど疲れていたのでしょう
ハッと目が覚めたときは かなりドラマは進行していました
今夜は お風呂にはいって疲れほぐし 早く寝ないと駄目ですね
今日 できなかったことを明日にする予定ですから・・・・・
まあ〜とにかく 体調管理が難しいときですね
お互いに気をつけましょう

2015年4月15日水曜日

咲いたよ〜姫リンゴの花





なんと寒いこと 幾ら今頃の季節を花冷えと言うにしても ちょっと
寒すぎます
朝はともかく 午後になると時間が経つにつれて気温が下がって
いるのか 夕方の風など 冷たい風に思わず身震いをするほど・・・
花冷えという素敵な しかも綺麗な言葉があるけれど 寒すぎます
冷えすぎです
今頃の もう4月も半ば ちょうど半分 なのに街では まだキルト
のコートを着ている人を多く見かけます
着用しておかしくない寒ければ寒いなりに着る 当然のことなれど
お洒落の観点からいくと キルトのコートを着る そのことに抵抗を
感じますが 皆さんはどう感じられるのでしょう
薄着をするのではなく上手に重ね着をしてお洒落をしたいものです
伊達の薄着で 風邪を引いては もともこもありませんから・・・

先日 最寄り駅近くの小料理屋さんの店頭 そこの姫リンゴのことを
報告しましたが 我が家でも 大きな木の方の姫リンゴが やっと 
やっと満開近くまで花開きました
やがて花びらが ひらひら舞い散るでしょうけれど 秋に向けての
楽しみが 増えました
花の数だけ実になれば 紅く染まれば 喜びはひとしおですが・・・
上手く結実するかどうか でも 全部が紅くならなくとも 枝葉の
間からちらちら色が見えるのは なかなかの見応えがあります
ましてや真っ赤に染まったほっぺの色になれば 尚さらのことです
蕾はかなりのピンク色ですが 花 開けば白に変身
それでも処どころ ほんのりと薄いうすいピンクが見られます
遠目に見ればまさに白い花 美しい色です 可愛い花です
盆栽の姫リンゴはすでに花びらは全て散りゆき みどりの葉が 瑞々
しく茂りはじめました

きのうの夕焼けが美しかったのに 天気はままにならず ああ〜いい
お天気 と喜ぶけれど それも束の間 いつのまにか 雨が・・・・
時雨れて 冷たい雨が・・・・・
夕やけ空の次の日は 天気になるはず 約束 守ってよ〜
誰に文句を言いましょうか
あした 天気になあ〜れ

2015年4月14日火曜日

久し振りの夕焼け


朝からいやな雨 なんてよく降るの どこにそんな蓄えがあるの?
と 子どものように疑問符が投げかけたいほど降る雨
激しく降る雨の中 レッスンへ
重い荷物を持ってでかけるのは辛い おまけに 激しい降りように
大きめの傘をさして・・・・・・
レッスン終えて帰る夕方間近には 嬉しい事に雨は上がり ほのかに
光すら射し込んで・・・もう雨はいや 明日は天気になって・・・と
願いをこめて帰途に・・・・
家の近くまで来たとき 道を歩きながらふと見上げた家の窓ガラスに
オレンジ色のまんまるの太陽が 映し出されている
それを見た瞬間 アッ〜夕焼けだ 美しい 立ち止まって空を見上げ
ても 太陽は 家々の影に隠れて見られない
ガラス窓に反射している太陽 あの窓は2階だから見えるのかと・・
よ〜し あの太陽を見逃しては・・・一目散に走り 家に駆け込むと
荷物はそこらに放り出して 二階へ駆け上がり・・・・・・
かなり雲が邪魔して・・・・・
久しぶりに見る夕日 窓ガラスに映し出された太陽の荘厳さ
美しい その言葉 あるのみ なんと言う色 なんという輝き
ああ〜 眺めることが できただけでも嬉しい
太陽の落ち行く速さは 止めることができない
道を渡るときに見上げて見えた家の窓
そのガラスに反射している太陽 見えないはずの太陽をひととき見る
チャンスを 神様が下さった なんという素晴らしいプレゼント
何度も書くが 本当に美しいものを見せてくださった 
幸せ感が胸に 響きわたって・・・
天使の梯子も見えます

荘厳な 輝かしい夕日を見て「星の王子さま」
(サン・テグジュベリ)を 思いだします
急いで 本を広げてページをめくりました
〜ぼくね 日の暮れるころが だいすきなんだよ
きみ 日の沈むとこ ながめにいこうよ・・・・・〜(内藤濯訳)
おなじ心 眺めにいきたい いこうよ〜
燃えつきて地の果てに落ち行く火の玉
私も一緒に落ち行くかも・・・
何もかも消えゆく 漆黒の闇の中に・・・いや 天使の梯子が・・・

2015年4月13日月曜日

家宅侵入罪・空き巣ねらい







このすみれたち 見てください
愛らしいでしょう 可愛いわねと 声が出ます
でも でも このすみれたち 愛しいと思って 植え付けたのとは
違います
ええ〜 勿論 可愛いですよ
だけど 人間界で言うなれば 家宅侵入に空き巣の罪(?)を・・・
秋に 春になれば 否 冬の内からでも 花が咲いて欲しい
花を愛でて 丹精込めて寄せ植えしました そこへ居住者をそこのけ
そこのけと押し寄せて ここは私の家よ と言わんばかりに 大きな
顔してのさばっています 
又一方では 空き鉢に いいとこ見つけ〜たと これまた大きな顔で
花を咲かせています
今花屋さんの店頭には 春の花 或いは これから夏に向かって咲く
花の苗木や花苗が 並んでいます 
好きな花があった これを植えよう空き鉢に・・・すでに先住者が
雑草ならば抜き去ることもできますが こんな可愛いすみれ ポッイ
と 簡単には抜き去れません
哀しい悩みですが 嬉しい悩みでもあります
勿論このままにしておきます
この調子で花壇の中にも 一杯 芽が出て花を咲かせています
まわりの植木や草花たちを押しのけようと 必死の様子が見られます
今は赤味が掛かった紫の花
先日までは 薄いブルー紫の花が あちこちに点在していました
この紫より一足早く咲くらしく 花が終わっています
すみれの生命力の強さ 或る意味 雑草だとも言われますから・・・
子孫繁栄がすごいですよね
「身近な雑草のゆかいな生き方」稲垣栄洋(いながきひでひろ)著
を見ますと 真っ先に「すみれ」のことが書いてあります
スミレの種子に「エライオソーム」というゼリー状の物質が 付着
している
この物質はアリの好物 エライオソームを餌とするために種子を自
分の巣に持ち帰る しかし アリの巣は地面の下 地中深くに運ば
れたスミレは芽を出すことはできない
だが なんと アリがエライオソームを食べ終わると 種子が残る
それはアリにとってはゴミになるので 巣の外へ捨てる
そのことによってあちこちにばらまかれるのだそうです
まだ いろいろスミレには秘密があるようです 興味の或る方は
お調べください
面白いですよ 意外な発見です
間仲良く共存するのであれば 訴えることやめにして 温かく見
守ることにしましょうか
可愛いですものね 癒されると思いませんか
自然界は上手くできていますね
自分で種子を運べなくとも 助け合えば 上手く回っていく
よくしたものだと今更ながら感心します
お互い助け合う 大切なこと 心にとめおきて

2015年4月12日日曜日

ご近所の姫リンゴ




日曜日 快晴 久し振りの晴れのような気がする
最近 日曜日となると雨模様が多かったように記憶しているので
なんだか今日はすっきりした気分で 主日礼拝へ・・・・・
もう4月に入って2日目の日曜日 4月も半分近くまで過ぎたのに
肌寒いこと 礼拝堂は暖房が効いていたようですが 礼拝後の交流の
場で まだ 暖房しっかり入れています と言う声が 盛んに聞かれ
ました
皆さん やはり寒いと感じておられるようで 私だけが寒いのかと
気にしていましたが・・・・・お話を聞いてホッとしました
外出するときの駅までの道のりにある小料理屋さん
度々 話題にしますが このお店の入り口前に置かれた姫リンゴの木
リンゴの花が 満開に見事でしょう
大きな鉢に植えられていますが鉢でもこんなに育つものですね
やがて 花びらが散りゆくと そこに豆粒のような小さな実が 顔を
だし 丸い青い実に そして紅く染まり・・・・・・
この道を 行き交う度に ああ〜ここまで あっ〜染まりはじめた・
と よその家のリンゴの木なのに 嬉しい心になったり 慰められた
り 疲れて帰る道 我が家はもうすぐそこ もうちょっと頑張ろうと
励まされたり その日その日 その時々によって いろんなものを
戴いています
一度もお店に入ったことはないけれど リンゴが取り持つ縁で 気持
ちよく挨拶を交わしています
それも嬉しいこと なにと言って会話するわけではないけれど 互い
に顔を合わせれば 笑顔で頭を下げる
時には 暑くなりましたね 寒いですね リンゴが今年も沢山 実り
ましたね と たった一言の会話で過ぎゆく
それだけの交わりでも 心がなんとはなしに温かくなります
人との交わり 笑顔があってこそ 会話も生まれ 心も慰められ
又 豊かな思いにもなれ 平和が生まれるのでは・・・・・
生ある間は こうして平和に気持ちよく暮らしたいもの
苦虫潰した思いで日々生きるより 辛い思いも拭い去ってくれるもの
がある たとえその時 一瞬でも 拭い去ってくれる
それだけでも 恵み 神様が下さる恵み 
我が家の姫リンゴも ちらほら咲き始めました
とても楽しみ いもう少し咲いたら 受粉をさせなければ・・・・・
ああ〜 楽しみ 嬉しい 初恋の味です