2009年10月31日土曜日

ハロウィーン(Halloween)〜万聖節〜

今日のなんと暖かいと言うよりは
暑いこと
少し外で仕事をすれば 汗が・・・・
庭の手入れと葉刈りに植木屋さんが
汗だくで作業を・・・・
冷たいお茶を出してあげたいほどの
気温
万聖節の前夜祭の日 ハロウィーン
古代ケルト起源で 秋の収穫を祝い
悪霊を追い出すお祭り
アメリカでは 南瓜をくりぬき目鼻口をつけたチョウチンを飾り
夜には 怪物に仮装した子ども達が近所の家々を廻り お菓子をもらったりする
日本では そこまで一般化はされていないが 
最近は随分と普及してしてきている
随分前から お菓子屋さん 雑貨屋さんなどは 
ハロウィーンにちなんだものが並んでいる
友人宅の玄関先のポーチの柱に ハロウィーンのリースが・・・・・
おやっ? やるねえ〜とぱちりと・・・・・・
友人のこまめなこと その折々の暦を 上手に生活に取り入れて
楽しんでいる
その姿勢は見習いたいと思うが・・・・・
我が家は なにひとつ飾り物は置いてない
キルトで 南瓜をアップリケしたものを作ったが 飾ったことがない
そこまでの気分にまだ なれずにいる
今日 美容院へ出掛けたら 美容師の卵である若い青年が
友人が ハロウィーンのパーティーに出掛けるが
その時 仮装して出かけると 話してくれました
どんな格好で 行くのかなあ〜とも・・・・・
若い人たちは そのお祭りにかこつけて 一つになりたいのでしょうね
集まって いろんなことを共有したいのでしょうね
本当の意味などは 大半の若者が知らないのでは・・・・・
キリスト教にちなんでいることすら・・・・
キリスト教で 毎年11月1日にあらゆる聖人を記念する祝日
但し カトリック教会とプロテスタント教会では 祝日の意味が少し違う
お月様も満月に近く十四夜 暖かいし 外を歩き回るには いい季候のよう
でも羽目を外さないでと祈るのみ
日本では 本当の意味でハロウィーンを祝うより 
商魂たくましき人たちに かなり載せられている感じがしますけれど・・・・・
楽しめることは いいことなのかも
気の利いた センスのいいリースがあれば
玄関のドアーにちょっと掛けてみようか 来年は・・・・・
雰囲気がでて・・・気分もいいかも・・・・・

2009年10月30日金曜日

鳥の挨拶?

朝から気持ちのよい陽射し 朝食を終えた頃
突然 鳥の鳴き声が耳に・・・・・
急いで 庭を見ると 夏の間 
見ることがなかった小鳥が 二羽 
ハナミズキの上を飛び回って
けたたましく鳴き声を上げていた
久しぶり と見上げる
よく帰ってきました
この春まで庭に毎日来ていた
鳥さんでしょう?
よく覚えていたわね!
今年は 裏の庭に野良猫さんが 
二匹もたむろしているから
来ないのかと思っていた
急いで鳥の食べ物をと 
しかい残念ながら 林檎しかなく
いつもなら 食べやすくするのだが 
こちらもあわてて挨拶代わりに固まりでえさ台に・・・・・
今年もよろしく 帰ってきました と挨拶に来ただけなのでしょうか
しばらく飛び回っていましたが そのうち何処かに・・・・・・
今日一日 再び現れることはなく 林檎はそのままえさ台に転がっていました
天気もよく 暖かなので 少し庭仕事と思って いろいろな仕事を
していましたから 来ることを遠慮したのかな?
でも いつも秋の終わりから 初夏にかけてくる小鳥たち
特にヒヨドリは 餌が欲しいとおねだりを いつもしていた
その声を聞き 餌を持って 庭に降り立っても 
あわてて飛び立つことはなかった
えさ台のすぐ近くの樹に 留まって待っていて 
餌を置くとすぐにつついていた
だから 信用されていたはず 
信用していればこそ すぐ近くに行っても逃げなかった
朝 まだ姿が見えない時は 「ピーコ ピーコ」と呼ぶと
どこからかあらわれて すぐ近くの樹に留まった
毎年 五種類ほどの鳥たちが飛来し 楽しませてくれます
庭に 鳥が飛び交うのを 窓越しに眺めるのは 
とても心穏やかな気持ちにさせてくれます
でも 今日は すぐに何処かに・・・・・
野良猫いるからでしょうか
猫を責める気はないけれど 寂しいですね
なんとかならないでしょうか
ヒヨドリの写真は この春4月に写したものです

2009年10月29日木曜日

カリン

天気予報で冷え込むと言うけれど
昼間は 暖かすぎて暑いねと・・・・・
お隣の家の塀越しに見えるカリン
まいとし 沢山の実をつけているが
いつの時も気がつくのは 
黄色くなって摘みどきの頃
カリンはばら科の落葉樹
葉が すでに かなり落葉して
果実が はっきり見える
今日 出掛ける時 
お隣の前を通って 始めて気がついた
もう こんなに稔り・・・・・
秋にしては強い陽射しに 輝いていた
お隣さんは この果実を どのように利用しているのだろう
カリン酒はよく聞くが 喉や咳にもいいと聞くし 
また実際に カリンの喉飴が出回っている
以前 塀の外に落ちた実を ひとつ頂いた
ひとつでは カリン酒にすることも出来ず はて?飾りにと思っていたら
食器戸棚に入れておくと 食器戸棚の独特の匂い消しになると聞き
長いこと 入れて置いたことがある
随分 果実は 長く傷まないで戸棚の中で転がっていた
匂いが消えたかどうかはよく解らなかったが・・・・・
このカリン 春のはじめにピンクの花をつけるらしい
図鑑で見ると とても可愛らしい花が咲く
けれど お隣にいながら しかも何年も毎年実がなっているのに
花の咲いている時に 気がついたことがない
沢山の実がなっているのだから かなりの花が咲いているはず
それにピンクであれば 目にはいるはず
でも 哀しいかな気がつかなかった
花が好きで いつも気をつけて見ているのに なんと言うことでしょう
私の目は 何処についていたのでしょう
来年の春は しっかりとピンクの花を 見定めねば・・・・・
きっと美しい花でしょう
お隣さんで 近いのに 案外気がつかないものですね
灯台下暗しでしょうか
まさにそうですね
図鑑で花はどんな花が咲くのかと調べてみると
こんなことも書かれていました
「種子に含まれるアミグダリンが加水分解した成分ベンズアルデヒトが
咳止めに効果あり
但し アミグタリンは加水分解により猛毒のシアン化水素も発生するため
国立健康 栄養研究所は 注意を呼びかけている」

2009年10月28日水曜日

ピーターラビット

つい先日 近所の雑貨屋さんを
覗いてみると
可愛らしいウサギの親子のフィギュアが
店頭に並んでいた
ふと 絵本ピーターラビットを思いだし
親子ペアを二組 求めた
家に バザーで求めたピーターラビットの絵本(英語版)がある
その絵が とても綺麗で 
気に入り 子ども達が来た時に
喜んでくれるのではと 好きな絵の処を
広げて本棚の近くに 飾っていたので
その前に ウサギを置きたかった
我が家の息子次男は このピーターラビットが大好きで
いつの時も ファミリアで求めたブルーのバスケットに
その本を入れて 持ち歩いていた
成長して 大学生になっても 何処かで ピーターラビットの展覧会があると
観に出掛けるほど 愛していた
独り立ちして 遠く離れたところに仕事の関係で住み
年2〜3回しか会えない息子 
その息子の幼児時代が ふと偲ばれ懐かしい思い
あんなに好きだったが 今でも好きなのだろうか
息子の心の中には ピーターは きっと生きていることだろう
どんな思いで生きているのだろうか
時には 思い出すのだろうかと・・・・・・
バスケットをぶら下げて 歩いていた姿が 
ウサギのミニチュアを見ていると 甦って来る
このウサギを 息子が見たらなんと言うのだろうか
「ほ〜っ」と にこやかな表情をするのでは・・・・・・
あの頃は 本当に可愛かった
いつのまにか 大人に・・・・・
月日の過ぎゆくのは 速いもの・・・・・
と今頃 痛感している

2009年10月27日火曜日

夏の名残り

朝夕の気温がここ2〜3日
ぐ〜んと冷え 思わず寒いと・・・・・
昼間は 陽が射せばまだ暖かい
日も暮れようとしている頃
ふと眺めた教会の入り口にある植木鉢
宝塚デュランタの樹に 
蝉の抜け殻が逆立ちをして
前足でしっかりとしがみついていた
小さな樹 背丈は5〜60cm ぐらい
子どもでも容易につかめるところに・・・
暑い盛りには さぞ賑わいを
見せたことであろうに
しかし何故このような樹にと不思議に思う
教会の入り口に置かれた桶の鉢 毎年 季節によって植え替えをしている
それに桶の深さもあまりない 
そんな土の中で 幼虫は育ったのだろうか
蝉の幼虫は 土の中で数年から数十年はいると聞いている
また 土の中で樹木の樹液を吸って生きているはず 
樹木とは言い難い細いデュランタ それもその木を植え込んで
指折り数え切れないほどの年数は経ってはいない
でも この木の下で育ったのでしょう
どう考えても幼虫が歩いてくるとは思えない 
しかもコンクリートの上に置かれた鉢
何はともあれ しっかりと羽化したのでしょう
冷たい風が吹き始め 寒さに向かっている中 美しい姿で残っているとは
夏の暑い時 思いっきり青春を楽しんだことだろう
過ぎし日の暑い夏の日々が 心の中に彷彿として甦ってくる
楽しい夏 恋に破れて泣き明かした夏 子どもと戯れた海辺
また 子どもの時 母が 夜 蝉の幼虫を捕まえてきて
多分 庭の樹にいたのでしょう その蝉を 縁側に置くとその上にざるを
被せ 中がよく見えるように箸を棒代わりにたて ひとこと 
朝には 蝉になっているよ と 縁側にころんといる蝉を 熱心に見ていたこと
なんと和やかな時代だったか・・・・・
いろんなことが 甦ってくる
儚い 短い命を どのように過ごしたのか
人の命は あっという間に過ぎゆく
心して 過ごさねば・・・・・・と

余談ですが こんな歌を見つけました
蝉の抜け殻のことを 空蝉という この世 人間を意味する
「現身(うつせみ)」に「空蝉」の字を当て
「空蝉の」は「身」「命」「世」にかかる枕詞
命の短さから セミは 儚さにもたとえられる
  
  うちはへて音をなきくらすうつ蝉の
   むなしき恋もわれはするかな
      詠人知らず(後撰和歌集)

2009年10月26日月曜日

わたしの名前は・・・・・?

朝から 細かい雨が降っている
時折 雲間から陽が射し込む
その隙を狙って写した花
もう何年になるでしょうか
5年は過ぎゆきて・・・・・
丁度 その頃 友人が庭を
見たいと ピンクの花が
咲いている一鉢を
抱えてあらわれる
「可愛い花ね・・・・
なんという花なの?」と問う
しかし まだ嫁入り前のお嬢さん 
「家にいっぱいあるからあげる でも 名前は知らない」
家の方の 許しを得て プレゼントに抱えて・・・・・
名前も解らぬまま 我が家の住人に仲間入り
茎というのか 軸というのか かなりの太さがあるにも関わらず
少し触っただけで 折れてしまう
隣の枝と触れあっただけで かしいでしまう
だけど その折れた茎を ひょいっと 株の隙間に射し込むと
いつのまにか根付き 花を咲かせている
生命力が強いのか・・・・・
たった一鉢 頂いたものが あちらこちらの鉢に広がっている
暑い夏は 少々 水やりを忘れたところで びくともしない
けれど 寒さには 弱いらしく 枯れることはないが
うなだれている
〜わたし 寒いのは嫌いよ 暖かい陽の当たるところに連れっていってよ
そしたら お礼に花をプレゼントするわよ・・・・・・・〜
と言う声が聞こえる
寒い冷たい風が吹き始めると 暖かい南の軒下に 引っ越し 
尋ねてくる友人達に この花の名前は と尋ねてみるが 答えはなし
優しいピンクを包み込むように 葉がシルバーリーフのようで
色も濃い緑とは ほど遠く柔らかい色のシルバーグリーンで
綿毛に包まれている 
まるで 綿菓子でくるんだように 白い綿毛が葉全体をまとっている
葉と花の色のコントラストが とても美しい
どちらもふわ〜っと何かに包みこまれたように
こちらの心を和やかにしてくれる
一体 あなたのお名前は?
どんな花の種類なの?
サボテン? 否 とげなんてないものね
虫もつかない ほって置いても育ってくれる 
でも 花は一輪ずつ咲いて 本当に可愛く 
ポット咲いているのが とてもいいのよねえ〜  

2009年10月25日日曜日

バザー本番

朝から曇り空 幾分冷たい風が吹く中 バザーがいよいよ本番
教会のバザー 午前は きちんと礼拝を守り 
そしてバザー開会式
賛美歌と祈りで始められる
手芸品売り場を担当する
品物を並べ お客の来るのを待つ
始めますという声と共に 三階にある売り場は まさに戦場!
すべてが手作り クリスマスの可愛い小物 キッチン用品等など様々 あっという間に大半が売れてしまい
遅くいらした方は 残念そうでした
各家庭の不要品なども 格安のお値段で販売されたので
この売り場も盛況
他に 子ども達のためにお楽しみ袋 ポップコーン たこ焼きと 子どもは勿論のこと
大人もたこ焼きなどほおばって お互いに顔を見合わせ 笑顔 笑顔
それでも一番賑やかだったのは 食事と喫茶コーナー 
カレー うどん ぜんざい ケーキセットと 厨房は 大変だった様子
でも 大勢の方に来ていただき 楽しんでもらい 無事に終えたことはホッとしました
みんなそれぞれの持ち場で 大活躍 
きっと疲れ果て 今頃 各々の我が家で 足を伸ばしているのでは・・・・・
上手くいくか 何事もなく無事に済ませることが出来るか
いろいろ心配しました 
けれど 神様は その場 その場を 取りはからい 適ったようにして下さいました
神様の 計らいに感謝! 
みんなの心を一つ まとめて下さったのも神なさせる業
また二年後 今回のことを反省すべき処は 反省して 次回はもっと楽しめるように
力を蓄えて 手仕事も頑張って・・・・・
子どもと大人 普段 あまりお話しする機会のなかった方達との会話
とても豊かな時が持て 恵み深きものでした
ちょっと 三日間 朝から 夕方まで 働いたことは 疲れました
歳をとりましたね でも 働けた恵みに感謝

2009年10月24日土曜日

明日はバザー

二年に一度のバザーが 明日
いよいよ開催
その為に 昨日も準備に出掛けたが
今日は 朝からチーズケーキを 
2枚(? 個?)焼く 二皿かな?
午後 早々に チーズケーキを持って
教会へ そして 本番準備に取りかかる
皆さんの好意で 献品してくださった
ケーキのバラエティーに富んでいることに驚く
ああ これも食べてみたい あれも とメタボになりそうなほど
カットしながら 端ぐずをちょっと口に どれも美味しい
皆さんのパワーのすごさ 400人分ほどの数が集まり
ケーキセットが 確実にそれだけの人数は OKとなった
飲み物は コーヒーはブルマンのミックス 紅茶と 本格的
300円で頂けるのですから 好きな人は 二回 頂く人もいるぐらい
喫茶コーナーは さぞ賑わうことでしょう
私は 手芸品担当 ここもバザー開始の合図と共に すごい人が
押し寄せてきますから まさに戦場です
手芸品コーナーは 昨日 準備をすませたので 今日は
台所関係 特に喫茶コーナーの手伝い その後 諸々の準備
細かい配慮も忘れずに 消毒液 濡れティッシュ などなど・・・・・
終わった時は とっぷり日が暮れていました
疲れました まだ 終わったわけでもないのに・・・・・・
明日 一人でも多くの方が 来てくださることを祈りつつ
ぐっすり眠り 明日に備えたい
でも 自作品の制作の続きは 少しでも進めるつもり
お尻に火が付いていますから 情けないけれど・・・・・

2009年10月23日金曜日

芸術の秋

稔り豊かな秋 あちらこちらで展覧会 音楽会と 
催しがとても盛んな時期

友人が二科展に毎年出品
今年も彼女の作品が大阪市立美術館で
展示される
来月早々から 案内状と共に入場券をいただいたので 是非みたいと思っている
バッハのコンサートの券も 手もとにあり 忙しいこと
嬉しい忙しさではあるけれど・・・・・ 
自分自身の作品展を控え その雰囲気に浸ることが 出来るかと少々心配
絵も観たい 音楽も聴きたい 欲張りなこと
この夏 南仏へ旅した時に オペラを鑑賞したことを思い出して懐かしい
旅もすでに8日目 リヨンの旧市街 フルヴィエールの丘など巡って 
ホテルで夕食後 オペラ鑑賞へ
オペラは オランジュの古代ローマ時代の円形劇場で
この劇場はほとんど完全な姿で残っており 毎年7月にオペラが上演されている
夕食すませ 夕闇迫りつつある劇場へ 自分の席を探すのが大変
石段を何段も登らねばならない 時刻は9時半も過ぎ 
やがて時は 10時になると言う頃に やっと開演
空は 先ほどまで美しい夕焼け空が いつのまにか暗闇に しかし 星が瞬いてる
一流のオペラ歌手 一流の交響楽団に指揮者
名前は 覚えていない パンフレットなどなく
プログラムは 買えばどんな方が出演しているのか解ったであろうが
お値段も高く すべてフランス語
想い出に求めると言う手もあったが 心と目に焼き付けて・・・・・
このオペラ 3日後 夜 テレビで放映されていた
時折 吹く夜風に 身をゆだね 聴き 観る オペラ
素晴らしかった 舞台の途中で 拍手喝采が 何度も何度もあった
言葉は 解らないが 演目は「トラヴィアタ(La Traviata)」 
話しも音楽もよく知っていたので 充分に楽しめた
なんという雰囲気か 表現できない
しかし 感動の渦は 心をかき立て 終わった時は 真夜中近いのに
ホテルへ 帰るのが惜しいほど・・・・・
いつまでも この石の階段 その席に座って 天空の星を見詰め
酔いしれていたい と思った
日本から遙か離れた土地で こんな思いを味わえるなんて
この思い 言葉に表すのは難しい
芸術の秋ではなく 暑い夏の一日でしたが 充分に 味わい至福の時でした
面白いこともありました
上演中 舞台前面で 主役の二人が 歌っている時
舞台上に 猫が登場 あちらへこちらへ動き回り 自然に消えてゆきました
劇場に住み着いている野良猫でしょうか
ちょっと 舞台に立ってみたかったのでしょうか
まさに野外劇場ですね 上空には 夕方は 鳥が飛んでいましたから
ちなみに来年の出し物は 「トスカ」だそうです
もう再び彼の地を 訪れることはないでしょう
懐かしい・・・・・

2009年10月22日木曜日

作品展

年に一回 開く作品展まで あと一ヶ月
DMの写真を撮り ジョイントする相手と
話し合い 印刷所に原稿を送付したのは 
2〜3日前のこと
この月末には DM が手もとに届くはず
こんな慌ただしい時が あっという間にやってきて
今更ながら 慌てふためいている始末
昨年 全く同じ時期に開いた時
来年こそは もっと速く 手順よく
と 思っていたのに 何もしない内に月日は
駆け足で通り過ぎてゆく
作品もまだ 予定通りには出来てはおらず
まだ しこしことデスクワークをしている
主体とする布絵作品は 今年の初めの段階で 10点デザインを描き
制作するつもりであったのに なんとその半分ほどしか出来上がっていない
情けない思いだが どう頑張っても出来なかったのだから 仕方がない
しかし 仕方がないと甘んじるか 
反省してこれから先どうするか 考えるべきか
まだ 少しは 制作できるが 会を開くあったての準備が 諸々あり
それに多々追われる
パッチワークキルトの作品も出品するつもり
それも しこしこと頑張りましたから・・・・・
写真の作品は 庭をイメージして 作り上げた作品
ブルーグレーと生成の四角つなぎの中に ガーデンの風景を 写し取りました
犬 猫 花 巣箱 チョウチョ ハウス 等など
周囲のボーダーは 薄いブルーのばらの花柄で 生け垣の感じを・・・・・
DMが届いたら まずは宛先を書き ポストイン
そして お世話になっている方達の処へ ご挨拶に・・・・・
おお なんと忙しいことか 作品の額装にも行かねば
会場のレイアウトも考えて・・・・・
まあ こうして 毎日 気持ちよく日々過ごせることは 幸せなことなのでしょう
行き詰まり 能力のなさに泣き叫びたい時もあるものの 
それでも 少しでも先へ進みたい 前に向かいたいという気持ちが
勝り 仕事机へと駆り立てる
その合間あいまに 庭を眺め 花たちに 小鳥に 小さな虫たちに メダカさん達に
心 癒されて・・・・・・
もうちょっと頑張りましょう

2009年10月21日水曜日

ホタルブクロ〜蛍袋〜2

ホタルブクロ〜蛍袋〜1 の続きです
ホタルブクロのことを  
書いてある本を 昔に読んだことを
思い出した
学名  カンパニュラ・プンクタータ
別名  チョウチンバナ
科属名 キキョウ科 ホタルブクロ
草丈  30〜80cm
開花期 6〜7月
花の名前の由来として
下を向いて咲くチョウチン型の花形が
蛍を入れて見るのによいということ等
から名付けられた と花の図鑑に記されている
読んだ本というのは 
井上光三郎著「花の四季譜」で その中に書かれていたことは 
〜ホタルブクロの花の中に 蛍を入れてみたいと思い続けてきた
五つも六つも咲いた筒花の中で ピカッ ピカッと蛍が光ったら 
どんな色合いになるだろうかと想像するだけで楽しかった
そんなある日 新聞の投稿欄で思いがけぬ記事を目にした
埼玉県松山市の小宮さん(82歳)で
「蛍袋が咲くと 堤外の小川にホタルを探し求めたが 
五度の夏はむなしく果たせなかったが 
ことしやっと念願がかなった 庭の蛍袋の開くのを待って 
小川に蛍をたずねたところ僥倖にも五匹もとれた
さっそく蛍袋を折って蛍を入れた 壺のような花の底がにおうのか
五匹は争って花の奥へ這いこんだ 電灯を消して薄紫の花の中で
明滅する蛍のまたたきを思う存分楽しんだ」
(昭和61年6月12日付 朝日新聞「声」欄)
大略はこういう内容のものだが 望みは捨てるべきではない
わたしまでもその日はこの投書にあやかってほのぼのとした気分になった〜
と記されている
なんと 奥ゆかしいのか 
都会に住む人間にとって 蛍すらお目にかかることはないのだから
その様な楽しみ方は 無理なことだが 
年老いた方が その様にして 生活を楽しんでいる
豊かに過ごされている なんと素晴らしいことか
本を読んだ時は ホタルブクロの花も植えてはいなかったし
間近にその花を見ることがなく へえ〜 と感心はしたものの
それで通り過ぎてきたが 今 同じホタルブクロが 残り火のように
一つだけ咲いたことによって ふと 読んだ記憶が甦った
昔の人は このようにして楽しんだのかも知れない
心に詩を詠み込んだかも知れない なんと豊かな思いなのだろう
すっかり日の暮れた庭に出てみると 矢張り 一つだけ 暗闇の中で咲いていました
寂しげでありながら 凛として・・・・・
カメラの光だけで写し取りましたが 光が眩しくてびっくりしないでね と
話しかけてカメラに・・・・・
撮る私は 暗闇に 光るように咲く花 そしてホタルの光を思い
すごい幻想的な心に・・・・・ 幻想の世界へ 誘われたような感覚に・・・・・

ホタルブクロ〜蛍袋〜1

ホタルブクロは 普通 初夏から夏にかけて咲く花 
夏 真っ盛りは 葉だけ残す状態のはず
我が家の庭のホタルブクロも 
珍しいほど 葉が大きく育ち始め
こんな調子であれば 緑の葉に栄養が行き
花を咲かせる 養分が無くなるのではと
心配だったが 遅ればせながらよく咲いた
花の盛りの時は 残念ながら旅に出ていて
状況はわかりにくかったが 花殻が無数に
残っていたので よく咲いていた様子
いい時を 愛でることが出来ず 
残念だったと思っていたら 
9月に入って また咲き始めた
私の姿を ちゃんと見てよ と話しかけてくるように
いくつか咲き とても嬉しかった 
10月に入るとさすが 花も終わり 
よく咲いてくれたこと! ありがとうね また 来年おめにかかりましょう と
声をかけしたのに・・・・・・
2〜3日前 葉だけが元気よく残る ホタルブクロを見ると
なんと根本のあたりの脇芽から 一輪だけ 白いホタルブクロが咲いている
なんと可愛らしい どうしたの もう 10月も半ば過ぎよ  
大丈夫なの? 奥手なのでしょうか 
皆さんと一緒に咲くべきなのに遅れてしまったの? 
誰も手をつないで 引っ張ってくれなかったの?
私は 嬉しいことよ また 可愛い花に 清楚なおしとやかな花に
会うことが出来ましたから
我が家に来て 今年で3年目 
でも こんなこと始めて 嬉しかったけれど 力尽きないでね
葉の生い茂る中で たった一輪 真っ白な花が咲いている
とても風情があり なにか もうすぐ 秋も終わりかな〜という感じがしました

2009年10月20日火曜日

アブチロン

アブチロンの花と言えば
普通 釣り鐘型の 赤と黄色の花で
つる性で小さな花を一杯さかせて
垣根に絡まっている姿を思い浮かべる
どんどん伸びて 無数に花をつけ
赤色が緑の葉の中からちらちらと見えるのは
とても可愛らしく 少しだけの赤色は
嫌みもなくいい花だと思う
育てやすいのと挿し木でふやすことが
出来やすいせいか 花いじりをしている
お宅には 大抵あると言っていいほど
植えられ 目に付く
赤色の花はあまり植えたくなく また 垣根にはい回って赤色を見せるのは
我が家には 賛成しがたく 植えてこなかった
隣の方は 我が家との境のフェンスに植え付けているので我が家の庭に侵入してくる
それはそれで由として あまり長く侵入してくると 
そ〜っと枝先を 本家へ戻している
ガーデニングを本格的になさり オープンガーデンを時折する友人宅に
背が高く伸び スカートを拡げたような形で薄いオレンジ色の花が 
咲いている木を見つけ
「この花は・・・」 と問うと 「アブチロンよ」
アブチロン ・・・赤い釣り鐘型の花が咲く思っていたから 
このように咲く種類もあるのかと始めて知る
同じアブチロンでも こちらのであれば 植えたい 育てたい
つる性ではなく 木立性が気に入る
それから園芸店へ行くたびに 探す
オレンジ色でも あんなに優し色合いであれば 許せると・・・・・
それが ある時 近くの園芸店へ行くと 木立性のアブチロンが お店の片隅に・・・・
なんと嬉しきことに 白色で しかもかなり大きな花付きで
迷うことなく その鉢を抱えてレジに・・・・・
植え込んでから まだそんなに大きくは育っていないけれど
春 早くから 今に至るまで咲き続けている
我が家に住み着いてから もう何年になるのか記憶がさだかではない
でも毎年 忘れずに咲き続けている
清楚な 白色は庭をぱっと明るくしてくれ まだ 樹幹が細く
枝先の花が重いのか 風に揺られてうなだれている時もある
風に揺られる アブチロンいいですよ 優しい気持ちになれます
今日も咲いてくれてありがとうと思わず言いたくなる優しい花
アブチロンの仲間は様々な品種があるそうで 
ハイビスカスに似た花を咲かせるのは アブチロン・ヒブリドウムと呼ばれる
だそうで樹高は50〜200cmぐらいとか
花は どんな花でもいいですね 心を落ち着かせてくれるようで・・・・・

2009年10月19日月曜日

キイジョウロウホトトギス

ごく一般的なホトトギスが 我が家にも咲き
秋がやってきたと喜んだ報告を
昨日しましたが
忘れ去られていた黄色いホトトギス
ふと思い出し どうなっているのだろうと 植え込みの中を探しました
なんとけなげに花を
咲かせていました
今から5年前 花屋さんで 珍しい
と言われて求めてホトトギス
黄色の花など見たことが
なかったので 進められるままに求め 
花のある内は 充分 楽しんだ


次に秋が巡るまで大切に育てたのだが 花が咲くことはなかった
何故か と思っている内に 他の花たちにかまけて 忘れゆき
気がついた時は 再び秋 でも葉は茂っているものの咲きはしない
ああ もう駄目か と葉だけのホトトギスの鉢を 持ち上げて
捨てるには偲びがたいので 植え込みの中へ ごめんねと押し込んだ
それから2年目の今年 ふと気づき 取り出してみれば
最初 求めた時よりは 花付きは少ないが 咲いているのに 驚き
すっかり忘れていたのだから 生きていただけでも 驚きなのに
なんと なんと花まで・・・・・
捨て去られたような 見向きもされなかったのを 恨みもしないで
私 ここにいますよと 声を上げて 花咲かせたのでしょう
ごめんね これから 大事にするからね 
小さな鉢に入れたままでは 苦しかったのかもね
花の命が終えたら 庭に 広いところに 植え込みましょうね
ただ ホトトギスと聞いただけだったが ちゃんと名前がありました
ジョウロウのような形で咲いているから そして色が黄色だからでしょうか
「キジョウロウホトトギス」という名前が 付いてました
でも 調べましたら 名前の由来は 紀伊半島南部に分布していたためだそうです
自然分布は 紀伊半島南部に分布 産地は 神奈川県丹沢山地
絶滅危惧ランクというのがあって 絶滅危惧 I B類(EN)
すごい花だったのですね
粗末に扱い 見向きもせず 心痛みます
鉢を抱えて 玄関先に移動させました
暫くは 道行く人に フェンス越しに顔を見せてあげて・・・・
こんなホトトギスもあるよ・・・・・と 
皆さん 黄色のホトトギスは知らないと思いますよ
でも真っ白なホトトギスもあるとか 
見てみたいですね
  

2009年10月18日日曜日

ほととぎすそう

朝のうちはとても透明な風が吹き
気持ちのいい日曜日と思いましたが
昼間は かなり陽射しがきつく
少し歩くと汗ばみました
気温の差が激しいのでしょう
風邪に狙われやすい時ですね
我が家の庭にも秋が来て
やっとホトトギスの花が
咲き始めました
この花は かなり強く 成長も早く 春のはじめに芽を出し
どんどん成長して かなりお行儀悪く育つので
倒れないように紐でくくりつけたり 束ねたりして 
他の花たちの邪魔にならないようにするのが 一仕事
地下茎というか 根というのか 土の中をはい回って育ち どんどん増えていき
困るほど 欲しい方に いつも差し上げているが 
それでも増え 近くの花たちを押しのけて 
地面を占領していくのだけには 困っています
時には 抜いて捨て去ろうかと思う時も しかし 秋になれば
それなりに可愛らしい花を咲かせ 秋だと思い知らしめてくれるので
抜きがたく また捨て去るには 偲びがたい
白色に紫斑があるところが ホトトギスに似ているのでしょうか
小さな花だけれど葉腋に1〜3個ずつつけて 一本の茎に沢山咲いて
可愛らしく 2〜3本切り取って 花瓶に投げ込むだけで
かなりの風情のある花
矢張り 捨てがたいですね

2009年10月17日土曜日

ばらのまち〜福山〜

一日 変な天候でした
湿気が多く ムッとした空気が流れ 
雨が降ったり 陽がキラキラ輝いたり
そして黒雲が立ちこめ 大粒の雨が
降るかと思えば 降りもせず
雷鳴だけが 轟き響き渡った日でした
その午前 季節性インフルエンザの
予防注射を打ちに医院へ
毎年 予防注射はしているが 
その効果かどうかは解らないが
風邪らしい風邪も引かずに過ごしている
今年は 新型インフルエンザが流行だが
そのワクチンは 私たちの処に来るのは 先の先の話
とりあえず 季節性のだけでもと思って出掛けた
たまたま出掛ける相棒の車に 便乗した
雨が降り始め 前が見にくくなり始め 嫌な雨ね と話していた時に
信号で停車した 止まった車の前は トラック 
何処にでも走っている運送会社のトラック 
けれど 何かかが違う なに?と目をこらすと
その荷台の後ろに 「ばらのまち 福山 広島県福山市」と
ばらの絵が 描かれたステッカーが 貼ってあるのに気づいた
「エッ 福山がばらのまち?」と・・・・・気になった
このトラックの会社の車は まちの至る所に走っているから よく見かけるが
こんなステッカーは 始めておめにかかる
福山市が ばらのまちと言われていることは 全く知らなかった
調べたところによると 思わぬ事がわかり 驚きました
福山ばら祭 5月第2土曜日 日曜日に開催
ばらの季節が訪れる5月に約52万本のばらが満開に咲き誇り
「福山ばら祭」が盛大に開催される
毎年80万人を越える客を迎えるばら祭は 公園を中心にローズパレードやステージ
夜はばら公園を電飾でライトアップした「光とばらのファンタジー」が繰り広げられ
公園が香りと光に包まれる などなど・・・・・
楽しい企画が盛り沢山・・・・・と資料にありました
パレードなどは あまり興味がないけれど 25万本のバラ園とは
すごい 満開の時 花のよい時 その香りに包まれてみたいと・・・・・
きっと いろんな種類のばらが 植えられていて 美しいことでしょう
野や山々は 緑に包まれて豊かになる季節 
ばらが 咲き誇れば なんという素晴らしい光景か
福山が その様なことに 力を入れているとは 知らなかった
あまりニュースにもなっていなかったのでは 
無機質なトラックに貼られた 一枚のステッカーが
心躍らせて 機会があれば 出掛けてみたいという気持ちにさせたとは・・・・・
どれだけの方が 目にとめるのかは 解らない
けれど 効果はありましたよ!
広島の福山 ばら祭 しっかと心にとめおきます
ばらは 大好きな花 わざわざ信州のバラクラ庭園まで 見に出掛けるほど好き
福山では どんなばらが 植えられ 咲くのでしょう
来年の春に 思い起こすことを忘れずに いたいもの
ばらのまち と うたっているところがとても気に入りました
山梨で ばらの街作りを始めたところがあります
その話しは またいつか・・・・・
思いもかけぬ 天候の中で見つけた小さな風景でした

2009年10月16日金曜日

バザー準備


暑いほどの一日 相変わらず金木犀の
花の匂いが あちらこちらから
流れてきて 鼻先をかすめてゆく
普段 気がつかなかったが
こんなに金木犀が植えられていたのかと
驚くほど
朝から教会の仕事会へ
いよいよ今月末の日曜日にバザーが開かれるその為の最後の仕上げなど 仕事は山積み
20人ほど集まり それぞれに活動する
かなり遅い時間まで掛かり 帰途に
すでに夕闇が迫り始めている
つい2〜3日前に書いた花が大好きな友人の家の前を通ると
心憎い演出がなされていて ハッと立ち止まる
すごいなあ〜と・・・・・
友人は 留守だと言うことを知っていましたので
暫くは その場に立ち止まっていましたが 黙って通り過ぎました 
友人とは 同じ教会員
表通りから玄関先への道のかかりに 椅子を置いて その上に 
なんと教会のバザーのポスターが 配置よくブック立てにたてられて
道行く人がよく解るように 置かれていた
その心遣い 素晴らしい 驚きました 
私など ポスターをもらってきてもガレージの戸にぶら下げるだけ
なんの心遣いもしないで お義理のように・・・・・
決して義理でかけているのではないけれど ブランとぶら下がっているだけ
一人でも多くの方に来ていただきたい 楽しんでもらいたい
そんな思いはあるのに 友人のような思いには至らず・・・・・・
その演出ぶり 感心しました そして 反省もしました
私も もう少し 人目に ハッと気づかれるように考えましょう
日頃から 花や 植木を愛し そして家の中を楽しく過ごせるように
いつも工夫をしている友人
だからこそ 見習わねばならぬこと数多くあり
彼女が 在宅ならベルを押して グーだと 褒めてあげたかった
きっと 道行く人も 大いに興味を示して 
出掛けてみようか〜という気持ちになるのでは・・・・・・
そんな心根の優しい友を持っている 私は とても幸せ 
大切に 大事にしたい幸せ・・・・・
金木犀の香りと共に 心がふわっと温かくなりました

2009年10月15日木曜日

なんの実 2〜柑橘系〜レモン 

今日も昼間は 気持ちのよい日和で
キンモクセイの甘い香りが
行く先々の道のりで漂っていた
いつのまにか 金木犀が咲き始めている
と思う中 ふと今から数十年も前に
読んだ本を思い出した
夜 金木犀の香りが甘く漂ってくる
特に 夜風に染みこんだ匂いはと
夜道を歩く描写が 甦ってきた
誰の書いた本だったのか 
庄司薫 宮本輝・・・・・? 全く思い出せないが
でも ああそうなのか 昼日中にかおる匂いよりも
夜風に乗って漂う匂いが より気持ちのよい匂いなのか と気づかされた
そんな香りの漂う中 いつもよく通る道でのこと
先月の18日 なんの実でしょうかと 書きました
その実が 少しだけ色づいていました
なんと 大きな丸い実なのに 「レモン」だそうで 驚いています
たまたま その樹のある家の親戚の方をよく知っていたので 
「なんの実なの?」と問うてみれば 「あれは レモンよ」と
私たちが 店頭で見るレモンの形とは 大違い
レモンは レモンでも種類が違うのでしょうか 酸味も強いのでしょうか
不思議でした 
そして 今日通りゆけば 黄色く色が染まり始めている
レモンのように でもなんだか信じられません
カメラに納めていると 犬を連れて通る女性が 
私を見ると にっこり微笑んで 「それ レモンよ」と
ご近所の方でしょうね 犬の散歩だった様子で 「珍しいですね」と
言葉を返すと その女性は 犬に引っ張られるように 行き過ぎ 
その方の言葉は 車の音に消されて 私の耳には届きませんでした
でも なんの実かと 思っていたことが 解決しました
完熟するまで見てみたいものです いつ頃 摘まれるのでしょう
どんなお味がするのでしょう 
やっぱり レモンの味でしょうか
幼なじみのレモンの味でしょうか

2009年10月14日水曜日

プレゼント

まろやかな陽射しを一杯受けて 
友人との出会い
いつも顔合わせをしているにも関わらず
やっぱり心許せる友に会うことは
こころ弾んで楽しい
その友人は 花が大好き
ご自分の庭を 私と同じように
白 紫 ブルー系と花の色をまとめて
育て 楽しんでいる
その友人の家に 時々伺い
庭を眺めながら ティータイムは 至福の時
美しい庭をながめ 優しい心遣いに触れ
ティーをいただく 家の中の雑事は 忘却の彼方へ・・・・・・
その友人が 大きな植木鉢を抱えて・・・・・・
「プレゼントよ!」
なんて優しい色合い 薄紫の花が一杯にあふれて咲いている
「どうしたの」と思わず尋ねる
「珍しい花よ」
花の名前と育て方が記された小さな紙が添えられている
「ケープエンジェル〜プレクトランサス属〜」とネームが・・・・・
初めてみる花 嬉しさで言葉を失う
大事に大事に育てよう 上手く越冬させよう
ガラス越しの陽射しにあてながら・・・・・・
育ちますようにと 祈りを込めて
こんなサプライズ 思ってもいなかっただけに なんと なんと言えばよいのか
うすむらさきの優しい色が 
心にしみこんでゆく
こころにとけ込んでゆく
なんて 幸せなのか 豊かな思いが 心に広がってゆく

ケープエンジェル
学名 Plectranthus `cape angels`
科名 シソ科
属名 プレクトランサス属
原産地  園芸品種(南アフリカ)
開花期  自然開花では10月下旬〜11月
性状   非耐寒性 多年草

南アフリカで 数種類のプレクトランサスを交配して出来た新しい園芸植物
日本へは輸入代理店を通じて近年導入された 栽培方法の資料は僅かしか届いていない

置き場所に注意
葉は日焼けする時期があり 日陰で育てたものは急に日に当てない
あと資料には 春 冬などの注意が書かれている

難しそう でも挑戦するとしましょう 果たして上手くいくかどうか・・・・・
友人の好意にも・・・・・しかし 肩の凝らない程度に頑張ることにして・・・・・
感謝!!

2009年10月13日火曜日

コスモス〜2〜

昨夜はかなり冷え 今朝も寒い
しかし 昼間は 気温が上がり
穏やかに日が暮れてゆこうとしている
レッスンの帰り道 
夕闇が迫っているなか 急ぎ足で歩を
進めていると 道路沿いの家の前に
コスモスの花が揺らめいていた
多分 先日の台風のあとで
植え込まれたのであろうと思われる
気持ちのよいほど真っ直ぐに 
凛として背伸びしながらそれでいて儚げで なんと 心憎い演出か 
ついこの間まで この家の門前の花は 夏花だったと記憶しているが
秋の雰囲気を ご自分の家のためだけではなく 
道行く人にも 同じようにあじわせて下さる心遣いが感じられ
思わず足を止めて しばし眺め入りました
コスモス つい何日か前にも書いたけれど 
ああ あの時は・・・・・ コスモス畑は・・・・・と
夕風が吹き 慌ただしい心根なのに ひととき心安らいで・・・・・
14年前に 山のコスモスを見に一緒に出掛けた友人に 会いました
そんな話しはしませんでしたが 今 再び 懐かしい思いに 捕らわれました
コスモスの花は 何点か作品にしました 
なかなか 自分の思いを 心情を 表現は出来ません
また作品が作りたいと思ってますが・・・・・いつのことか
帰りを急ぐ人の多い道 きっと何人かは ふと 目にして 秋を思ったことでしょう
心遣いに感謝して そして心憎い演出に拍手喝采!!
夕闇迫る中にぴったりの雰囲気でした 
 

2009年10月12日月曜日

クリスチャンクロス〜完成〜

昨夜からかなり寒くなり その冷たさに
急いでセーターを出してはおりました
この秋は 暖秋という予報でしたのに
北海道では もう霜が降りたとか
紅葉も速いかも知れませんね
夏の初め頃 クリスチャンクロスのパターンが
出来上がって どう繋げようかと思案しましたが
パターンの配置を考え つなぎあわせ 
周りのボーダーを縫い キルトデザインを
描き キルトを始め やっと完成!
知人の助けも借りましたが・・・・・
なにはともあれ おめでとう!
淡いグリーン系とレース調の生成とで パターンを縫いそのパターンとパターンの間に 
天使の柄の生成を入れて縫い合わせて
一枚に まとめ その周りを濃いめのグリーンでまとめたのが効いて 
とてもいい雰囲気になったと 自画自賛しています
来月末に開く作品展に展示する予定にしているが 
果たして見てくださる方達の反応はいかに?
優しい色合いになって 普段の生活の中で 問題なくとけ込めると思う
優しい心 癒されるキルトであって欲しいと願ってデザインしたのだから
まだまだ 未完成作品があり これから頑張らねば・・・・・
秋の夜長 はかどるでしょうか
今夜は かなり寒そうです

2009年10月11日日曜日

個室のインテリア


朝から冷たい風が吹き 
昼間は陽も射して穏やかだったが
夕方になると 一段と秋が深まったと思わせる冷たい風が 忍び寄ってきた             
フランスへ旅して あちらこちらのホテルへ宿泊したが その中で 
室内装飾には いつの時も興味を持って眺めてきた
カメラに納められるところは納め そうでない場所は出来る限り
頭のフイルムに焼き付けてきた

リヨンからモルナスへ 
モルナスという地名は 始めて聞く地名で フランスのどのあたりに位置するのか皆目わからなかった
モルナスは 切り立つ崖の上に13世紀の城塞がある村で その高台からコンタヴァネッサンの平野が見渡せる そのモルナスのホテルに泊まった 
そのホテルからバスで30分ぐらいの処に 古代ローマ時代の円形劇場がほとんど完全な姿で残っているのがオランジュ
そのオランジュの円形劇場でオペラを観劇するために泊まったのだが
そのホテルのトワレの入って感激した
石鹸 タオルなどの洗面用品など常備品の配置に すごい心くばりがされていた
トイレの備品も 籠にさりげなく入れられて ひまわりの花が添えられていた
まわりはひまわり畑が多くあったので ひまわりが飾られているのだろうが
心憎い演出
我が家に帰って インテリアなど見習えるところは見習いたい 学びたいと思っていた
あちらとこちらでは 構造的に違うので 思うようにはいかないが 
このペパーの置き方は 出来るのではないかと 挑戦してみた
心にとめて 籠を見つけることからスタートさせ 雑貨屋さんを覗いた時は
見合うワイヤーボックスはないかと・・・・・・
そしてやっと見つけて いそいそと帰宅 早速 取り付けてみた
フランスのホテルのようなセンスはないし ひまわりではと思い バラを・・・・・
これはたまたま家にあった花を利用したに過ぎないが・・・・・
あちらのように バスもトイレも洗面も 一部屋で広く というわけには行かないが
それでも 少しだけ 綺麗によい雰囲気になり 少し香りも偲ばせて
不浄なところと言われているところを ちょっとはいい気分になれるのではと・・・・・
美しい写真でも見ながら という気分になれたら いいのにね            
花は 綺麗ないい花が見つかれば取り替えることにして 暫くはこれで・・・・・
こんな気遣い 笑われるかも でも生活を楽しまなくては
莫大な資本がいるわけでもなく ほんのちょっとした心遣いで
気持ちがよく 楽しめ 潤いがあるならばと・・・・・
いかがでしょうか
窓際の壁も楽しくしているつもり いつの日にかまた・・・・・

2009年10月10日土曜日

伊吹山

台風が去った昨日 冷たい風が吹き 
肌寒さを感じながら小さな旅に・・・・・
小さな旅と言っても 
サラリーマンであれば日帰りの距離
知人の洋画展を観るため 一年ぶりにお会いする
楽しみ と来月に予定している作品展に
ジョイントする友人との打ち合わせを兼ねての一泊の旅
台風一過とは よく言うけれど
澄み切った美しい青空に くっきりと姿を現した伊吹山
空気が澄んでいるのでしょう 新幹線の中からにかかわらず 
山の中腹にある(多分三合目あたり)山小屋まで はっきり目に鮮やかに映し出され 
こんなにくっきりした伊吹山を見るのは 
数え切れないほど新幹線に乗っているが 珍しいと思った
しかも かなりの距離があるはずなのに 随分と近くに感じられた
夏の暑い盛り 若き日に汗をふき吹き登った山の雰囲気とは
まるで違い 美しさすら感じた
ああ〜 矢張り秋なんだ〜と 痛感する
ひたすら走りゆく平野の中 
ふと この初夏 稲苗を植えたばかりの 青々とした田んぼを目に焼き付け 
高校のクラス会に出席したのを思い出し 幾十年ぶりかで出会った友を懐かしく思う
しかし 時は過ぎゆき ついこの間のことだったのに 
今は 黄金色に染まり また すでに刈り取られ 株だけが 
寂しそうに残っているなど 様々な様子を見せていた
日々 あっという間に過ぎ 一体なにしていたのだろうと思う中
自然は 確実に巡り 苗は成長し 黄金の稲穂をつけ 刈りとられてゆく
人間も こうして老いてゆく 気がつかないうちに 老いが忍び寄っている
ハッと気がついた時には 取り返しがつかないほど 日が過ぎゆきている
与えられた命 人間すべてに平等に与えられた時 
もっと有効に大切に 噛みしめねばと・・・・・
初夏の緑一色の平野と異なり まだらな色をを見せている風景を目にしながら痛感した
家に帰ったら しっかりと考えて生活しようと〜・・・・・
だが 出来るでしょうか
惰性に流されて あれよあれよという間に時をやり過ごすのではないでしょうか 

最後に一言 新幹線の窓が非常に汚れていたことは残念
多分 台風のため 雨風で汚れ 掃除するいとまもなかったのでしょう
せっかくの風景が 半減しました

2009年10月8日木曜日

自然災害〜〜台風〜

大型台風18号は 知多半島に上陸 
目下 日本列島を縦断中
各地で被害をもたらしている
当地は 夜半から強い風と雨に見舞われたが大きな被害もなく過ぎ去り 朝は木の葉の掃除に追われた
自然は 如何ともしがたく防御するのが精一杯のこと
突風で屋根が飛んだり コンテナがひっくり返ったり
そのエネルギーのすごさは目を見張るばかり
自然に対して 人間の力のなさ どうすることも出来ませんね
この夏のフランスでの旅の終わりの日
エクスアンプロヴァンスを 朝早く といっても7時に出発して
一路 マルセイユ空港へ向かう途中
すごい 霧に遭遇 先が見えないほど よく言えば幻想的なほど
ホテルを出る時は なんとなく靄が掛かっているのかな?という程度だったが
次第に 霧が濃くなり 一時は なにも見えないほど
この先 ただ バスで移動するだけの旅ならば
畑や木々が 霧に霞み 幻想的で ロマンチックと 思ったのかも
しかし これから 空港へ そして飛行機に・・・・・
となると話は別
えっ 大丈夫 勿論 いつものスピードでは無理 時には のろのろ運転
飛行機の時間に間に合うのかと 心配にもなる
また こんな霧の中 飛行機は 飛ぶのだろうかと
心配で 胸が 弾んでくる 不安な気持ちに駆られていく
空港に着いた時もまだ 霧が掛かり マルセイユ空港と書かれたプレートが
うっすらとしか見えない
ますます 不安に駆られる おまけに渋滞で 空港の出入り口にたどり着けない
朝目覚め さあ〜日本へ帰るぞ〜と 元気溌剌としていたのに・・・・・
情けない心情 バスの中で 祈り続けた
もう祈るしかない 祈って神にすがる 勝手のいいことかも知れないが
と思いつつ 祈って 祈り続ける
祈りが通じたのか 飛行機が 飛び立つ時は 美しいまでの青空
まさにブルースカイ 
ああ〜 これで・・・・・ 神様に 感謝の祈りは 忘れずにしました
飛行機に乗り込み 座席について 荷物を始末して 落ち着くと
最初に 祈りました 感謝を込めて・・・・・ 
でも 自然は 美しい 心も癒してくる だが ままにはならない
美しさ すばらしさと紙一重で 恐ろしさがある
台風で 大変だった地域の方 まだこれから台風が 通過する土地の方達の
無事を 心から祈ります
被害に遭われた方が 一日でも早く 復興されますように
祈り続けます 

2009年10月7日水曜日

コスモス

台風の接近 しかも上陸する可能性大
大雨 夕方から雨が徐々に激しくなってきました
近畿は 未明に上陸・・・・・とか
心配です
伊勢湾台風を経験した人間にとって
大型台風が高潮 満潮と重なった時に
上陸する怖さを 身にしみているので
無事に通り過ぎて欲しいと 祈るのみ
今更 なんの手だてもないのだから
植木鉢とか 家の周りの物の避難はしましたが・・・・・・
美しく 今を盛りに咲いているコスモスは この雨風によって 
哀れな状態になることでしょう 
一昨日 伊丹市のコスモス畑で 摘み取ってきましたと コスモスを頂き
玄関先のガラスの花瓶に収まっていますが ここの花畑も 荒れるでしょうね
今から14年前の秋 岐阜県の奥 すぐそこが長野県だと言うほど奥の
コスモス畑へ 友人と出掛けたことがあり 今 懐かしく思い出しました
コスモス畑の花の上を 秋風が吹き巡り その草原に寝転がり 青い空を見ながら
コスモスのおしゃべりを聞いた 
ふと 少女の心に還りゆく・・・・・・
子どもの頃 夕闇 迫る中 
草っ原で 風になびいて揺らめいていたのを 思い出しながら
いま コスモスのおしゃべりを聞き 
そう あの時も まだ女の子と言われる年頃だったが
コスモスの精に出会い 話を聞いた
あれ以来 コスモスは 大好きな花に 
白い花が好き けれど コスモスはまた別
ピンク 濃い紅色 白 様々な色があるけれど 
どの色のコスモスも 嫌いにはなれない
あの儚さ 細い茎に花をしっかりつけ あたまをもたげながら
冷たい透明な風に揺らめく姿は 何とも言えない心にしてくれる
だが コスモスは 弱々しいのではなく その風に揺らめく儚さにも
強さが たくましさが感じられる 
まさに秋に咲くふさわしい花だと思う
今年も あの岐阜の山奥では 見事に花をつけていることでしょうね 
もう一度 訪れることが出来るなら 是非に・・・・・と思うが・・・・・
果たして 夢 適うでしょうか

2009年10月6日火曜日

アンスリウム

昨夜から秋雨前線と台風の影響で雨 雨
強く降るわけでもなく 一日中降り続いている
昨日 まだお天気のよい時 
花屋さんで見つけたアンスリウム
それも真っ白な花 花の色は違うけれど 
アンスリウムは 家に存在しているのだから
求めるのは???と首をひねったが 
我が家にあるのはピンク 
そのピンクも赤に近いピンク 
ふわっとしたとろけるようなピンクではない
白い花が好き その白さ 純白さ 
凛として咲き誇っている 気高さすら感じさせて
その白い花の魅力に負けて求める 
白いアンスリウムはあまり見かけない 
赤やピンクの花から見たら 弱いかも知れませんよ と花屋さんは言うけれど 
白い花の清楚な美しさに負けて 弱いなら弱いなりに大切に育てよう・・・・・ 
我が家のリビングに鎮座しているピンクのアンスリウムは 
求めて幾年が過ぎ去ったのか 忘れてしまうほど以前に 住み着いて 
一年中と言っていいほど次から次へと花が咲き 株も増え 
この夏の終わりには 寒くならない内にと 株分けをして二鉢にした
さあ ピンクの花のように 白い花は上手く育つでしょうか
今は 株元にも沢山の蕾があり 暫くは楽しめますが 
それから先 咲いてくれるかどうか
元気よく 冬の気温にも耐えてくれるか
でも 決心して手もとに引き寄せたからには 大切に育てたい
上手く我が家に馴染み 新しい蕾がでて 新しい花が咲き出した時には
報告をしたい 報告します
でも アンスリウム独特の葉 そのグリーンの上に大きな真っ白な花が咲いているのは
気持ちがよく 美しいですよ
まさに汚れなき白 ピュアホワイト いいね〜
雨のしとしと降る日 室内に明るさを呼び込み 気持ちのいいこと

2009年10月5日月曜日

額装展

朝から神戸へ 昨日とはうって変わって涼しい
阪急電車の特急に乗車したが 
冷房が効きすぎて寒い 
体が冷たくなってゆく感じ
花隈にあるギャラリーへ・・・・・ 
友人二人が出品している額装展を見に行く
友人一人は 額装のお稽古を
始めてすでに何年か経つ
毎年開かれているので
欠かさず見に出掛けているが 
初めは 額装ってなに? 
額装本来の意味はわかるが  どのようなことをするのかよく解らなかった
自分の好みの物 或いは飾りたい物 絵になる物を 額に入れて装幀する
その装幀の仕方を いろいろデザインを考え マットの色も考え 
総合的に中味を表現するためにする手作りの額装
作品展を観てなるほどと納得
なかなか面白い マットの切り方 扱い方が ユニークで個性的で楽しめる
今年は どんな作品を出品するのかな?と楽しみながら出掛けている
また先生の作品も並べられ 毎年 新しいことに挑戦されている姿勢がみられる
もう一人の友人は お稽古してまだ日が浅く 初めての出品
彼女らしい作品になっていた
一つの作品を仕上げるのに大変の作業 よくやると感心している
やってみませんか 面白いわよ と 
以前 友人は進めてくました けれど 私の手にはとても無理と思いました
今回も 彼女たちのエネルギーだけいただいて帰路につきました
帰りは わざわざ弱冷車を選んで・・・・・・
いろんな手仕事があると つくづく思いました

2009年10月4日日曜日

ピクニック〜2〜



昨日は 爽やかでピクニックへ行きたいと思わせた天候が 今日は暑くとてもそんな気分にはなれそうにもない日でした
けれど フランスでのピクニックに思いを馳せていると懐かしく甦ってきました
きのうに続いて二回目のピクニックの様子です
ヴェズレーを発ちソーリューへ ここではサンタンドッシュ聖堂の柱頭彫刻を堪能するほど観て アルマンソン川に映るスミュールアンオクソワはとても美しく城壁に囲まれた美しい村へ・・・・・
中世のままの村を歩き そのスミュールアンオクソワが目の前に見える公園でピクニック
私たち旅人が 村を歩き回っている時 スタッフは スパーインターマルシェで
ランチのための買い物をして下さる
ランチは写真のごとく オイルサーディン チキンの丸焼きをメインに生野菜 
パンとワイン 果物はスモモと フルコース 格別のお味でした
美しい村に選定されているだけあって 緑が城壁に 中世の町(村)並みに映えて 
なんて美しいのかと感心する
公園でのランチは ベンチもテーブルもありましたから それに座っていただく人も
いましたが 大半は 緑の柔らかい草の上に どっかりと座っていただきました
一時間のピクニックタイムでした
食事中に どこからか風に乗って牧場の匂いが かすかにしました
フランスらしい村の匂いなのかも
このあと フォントネー修道院(シトー派修道院) セーヌ河の源流
ディジョンへと巡りました
この巡り歩く中 バスで移動する 途中 カシス畑が一面に広がっていました
そのカシス 辛口の白ワインにカシスを混ぜたお酒が キール酒で
食前酒として抜群だそうです
飲めない私には 味はよく解りませんでした 残念ですが・・・・・
セーヌ河の源流も素敵なところでした
パリの街中を堂々と流れるセーヌ河 
そこから想像する源流とは かけ離れ
思いもしない静かな緑が豊かな森の中に
セーヌと名付けられたニンフが 横たわり 
地表からとくとくと綺麗な水が 静かに湧き出て 
小さな 小さな透明な流れを 作っていました
どこから どう広がり どう流れていくのか 解りかねますが
すごい夢がありますね 夢が広がってゆきます

2009年10月3日土曜日

ピクニック

昨日の雨も上がり 快晴 
とても爽やか 何処かに行きたくなる気分にさせる天候
野原や高原へピクニックに行きたい!
そう フランスで ピクニックしました
思い出しました ピクニックしましょうと言われ 一体何処へ?予定表にはなにも記されていないし???でした
朝 バルビゾンを出発して フォンテンブローのお城へ フランソワ一世が建てた城でナポレオン最後の場所とか その後 オーセールからシャブリへ
シャブリではマルシェで 昼食用の食料を調達して ピクニックへ
田園地帯の池の畔で バスを止め 広い草原でランチ 
これがピクニック みんなで輪になって 様々なスタイルで
旅をプランニングして下さった方の 配慮で マイカップ マイスプーン ホーク 
ナフキンとが配られ これから旅の間 時々ピクニックをするから 持ち歩くようにと
なんと素晴らしいことでしょう
思いもしなかったピクニック まるで映画のシーンをみる思い
パン サラミソーセージ レタス トマトなど野菜 ブルーチーズ オリーブ  
ウオーターメロン ワイン レモンチーズケーキ
なんと豪勢な・・・・・・驚き 素早く マルシェで求めて下さり バランスも考えて
しかもなんとワインまで
日本では なかなか望めそうにもない 
すぐそばの池から吹き寄せる風も 冷たく気持ちがいい
まさに至福の時 こんな贅沢を味わってもいいのだろうか なんと平和な豊かな時か
ああ 皆さんにおすそ分けしたいという思いに駆られる
南仏の太陽は燦々と輝き 草の上で 思いっきり手足を伸ばし 陽を浴びる
恵みに感謝して 次なる目的地へ
ヴェズレーへ 起伏のある丘の上にある美しい村 
その頂上にはサントマリーマドレーヌ聖堂がある
その聖堂のミサに参加する その話しはまたいつの日かに
思いもかけないピクニック ピクニックの本来の姿は こうなのかもと思わせるほど
気持ちがよい 幸せが満ち満ちて・・・・・
なんという名の鳥か解りませんが 美しい声で鳴いていました
かすかに響く水と風の戯れに 小鳥の歌声が 美しくハーモニーしていました
今日のような気持ちのいい日 再び その場に舞い降りたい心に・・・・・
遙か彼方に思いを寄せて

2009年10月2日金曜日

フランスの猫

朝からしとしとと雨が降り続いています
その雨の中 お隣の住人野良猫さん 相変わらず我が家の庭に遊びに来ています なにが面白いのでしょう
なにも遊ぶ物はないと思うのですが・・・・・
この夏 フランスへ旅した時 沢山の猫に出会いました
いずれお話ししますが 抱き上げた猫もいます


旅を始めて四日目の日 オータンのサンラザール教会のタンパン彫刻「眠るマギーへのお告げ」や「エヴァ」など観たあと ベルシーフォルジュのロマネスク教会そしてパレルモニアのサクレ・クール聖堂を巡り歩き パレルモニアのホテルに疲れた体を落ち着けるため重いトランクを引っ張って ドアーを開けると猫が・・・・・・ そのホテルに猫が住んでいるらしく迎えてくれました 猫が迎えてくれるホテルとは フランスらしいと思いました
日本を出発する少し前に パリの猫たちの写真集(パリにゃん 酒巻洋子)を見たばかりでしたから 日本の猫とかわりがないはずなのにフランス的と思ってしまいました
その猫 私たちが外出する時は 通路ドアーの前にじーっと座っていました 
とても おとなしく 私たち旅人が 声をかけるとこちらを向き 
私たちをしばらくじ〜っと見詰め その後 何事もなかったように 
背中を見せて向こう向き ガラス戸越しに外を眺めて 知らぬ顔でした
悪い人間ではないと 安心したのか 無防備で・・・・・
何を見ているのかと 近づくとガラス戸の向こうはテラス 
紫陽花が見事に咲いていました
地面に垂れ下がるほど頭をもたげ ピンク 紫といろいろな色がいっぱい・・・・・
思わず美しいと感嘆の声を上げたほど・・・・・
猫さんも 花を観賞していたのでしょうか
なにを思っていたのでしょうか 
優しい顔 綺麗な後ろ姿 ホテルでは 大事にされているのでしょうね
静かな猫 なにも悪戯しないのでしょうか
昼間 素敵な彫刻 マギーやエヴァを観て感動し 心揺さぶられ
古代ローマ時代に発展したオータンを思い 歴史の流れを感じた中で
休み場所での猫との出会いは また別の豊かさをもたらしてくれ
まさしく心休まる思いで 一杯でした 
旅先で ふと触れあう動物 しかも身近な動物だけに
余計に 疲れが ほぐれていく思いがしました

2009年10月1日木曜日

シンブルの住み家

昨日の雨模様はピリオド
朝から快晴 だが なんと蒸し暑いのでしょう エアコンがいります
秋はどうなってんの?と空に向かってお尋ねしたい気分
先日 ホームセンターで見つけたハイドロカルチャーで育てる
観葉植物 底面は水に浸しておいて育てるとのこと
緑の葉がとても瑞々しく 花は咲かないが気に入り求めた植物
底に水を入れておく容器が必要と ガラスのお皿を出したり 
小さな容器に水を張って置いてみたり 試行錯誤のなか
夕方の買い物の時 近くの雑貨屋さんで見つけたガラスの小鉢 
白色で木と葉が描かれ 空色で小さな鳥も描かれている
夏も過ぎガラスは季節的に売り場にふさわしくないのかバーゲンセール 
お安く手に入り ちょっといい気分
帰宅して 早速 植木を入れて置いてみる なかなかいい!
そこにブルーのビー玉と矢張りブルーのガラスまがいの小さな破片を入れて
そしてその前に 昨日のシンブルを置いてみると なんとぴったり
気に入って飛びついて求めたシンブルの住み家が 決定し 落ち着く
もう ず〜っと以前からそこに住み着いているかのごとく
ここは 私の場所なのよと 主張しているかのよう
この位置が お気に入りなら ここにしましょう 
また 眺める楽しみが一つ増え 少しは 心 和むでしょう
「いい雰囲気でしょう」と 誰かに話したい気分 嬉しいこと
なんと平和 心が まあ〜るくなっていきますね