2010年11月30日火曜日

作品展無事終了

砂時計〜完成作品〜

恥をさらけ出して展示した作品
いつの日にか と 奮い立ちはしたものの
なかなか思うようにはいかず
歯がゆい想いだけが 通り過ぎ
あっという間に 一年は消えゆき
これでは これでは・・・・・いいのか!
何処かで聞こえる声 こえ
未完成のまま放置するのか! と
波のように押し寄せる声・・・・・

ついに 塞ぎきれず
冷たい風の舞う日から始めて
草木の芽吹くまでに
さくらの花が舞う時までに
スペイン巡礼の旅に発つときまでに
ゴールデンウイークの時までに
期限を切って 針を進めるものの
頑張っても がんばっても
一針 一針の先の道は 遠く
また このままで 終わってしまうのかと
嘆きのつぶやきが・・・・・・
でも でも つぶやきを押しのけて
梅雨前に やっと やっとの思いが・・・・・
その時の喜び 歓喜の渦が押し寄せて
塵も 手垢も 汗も 全部 吸い込んで
しかし おもひは 鮮やかに甦って 独り立ち
その姿 晴れ姿 見て! 見てよ!
美しい姿で 舞ってみたいと・・・・・
二年前に いつの日にか と約束を・・・
美しいか 否かは 観る方の気持ち
ふたたび巡り会う時を得て すべてを整えて
今 ここにあらためて おめもじを・・・・・
この晴れ姿 いかがなものか・・・・・

長いようで短かった作品展 本日 無事に終了
沢山の方に観ていただき いろいろなお言葉をいただき その言葉に 応えるべく
さらに さらに 研ぎ澄まし 日々 心して生活をしていかねばと
深く感じ入りました
お言葉の中に 葉書をいただいた時の感想を 正直に口にされた方が
かなりいらっしゃいました
葉書の写真を見た途端  おお〜 やったあ〜 完成だ! 嬉しい!
そしてお声掛けを ひと言  完成したのですね! 優しい言葉でした
じ〜っと見守って下さったんだ 今か いまかと 待ちわびて 下さったんだ
そうです 皆さんの温かい瞳に 守られて 晴れの舞台に登場できました
今年の初め 1月12日のここに 未完成作品を 展示した時のコメントを載せました
それから ふたたび手にして 針を進め 6月末に完成 
そして私の想いを コメント共に展示しました
玄関先に積み込まれた 搬出された品々 
さあ〜 休んでる暇もなく 片付けに・・・・・
無事に終了してほっと・・・・・反省と共に 明日へ向かって進みゆくために
何をなすべきか 解っていますが
今は 感謝あるのみ ありがとう!感謝!

 

2010年11月29日月曜日

ブラシの花の名前が〜

冷たい風が吹いていたようです
外へ出ることもなく夜に入って
会場を後にして 外に出ると
ひんやりとした風が残っていま
した 帰り道 昨日 舞ってい
た木の葉は 道一杯に広がって哀れにも踏みつけられ 汚れて 
美しさは見られませんでした
可哀相な落ち葉と思いながらも
よけて歩くことも出来ず・・・
足を進める度にかさこそと 木の葉は 泣いていました
先日 と言っても2週間ほど前に このブラシのような花の名前は・・・と問いかけました
疑問に思ったこと 知りたいこと 素直に 尋ねて見るものですね
花の持ち主の近くのお宅にお邪魔したのだから その友人に尋ねてみることに 「なんという名前なの?」「知らないから聞いてみるわね」お願いします
株分けして配っていらっしゃるから 欲しい? ええ 手にはいるな
ら嬉しい なんとそんな会話から 私の処に 来るとは思いもしなかったのに 今日 作品展を観に来て下さる時に 運んで来て下さいました 
貰ってきましたよ〜と なんと なんと 感激! 
かなり重い鉢なので カートに入れて・・・・・
取りにお伺いしたのに 恐縮しました
名前は わたしの想い描いていたように矢張り お化粧の時に使うブラシの名前です
マユハケオモト
マユについた白粉を払う刷毛 アフリカ原産 葉っぱがオモトに似ているからで オモトの仲間ではないようです 花が終わると 実が 赤い実がなり 種子となり
種を蒔いても育てられるそうです 普通は 球根なので分球で増やすとか・・・
花言葉は 純粋 ヒガンバナ科ともユリ科とも言われているらしいです 5日目の作品展 疲れがたまりにたまっていますが 嬉しいプレゼントに 疲れも吹っ飛んでいきました
面白い花ですね まさに お化粧の時に使うブラシに・・・・・
この自然界には いろんな花が存在しますね
花と言うよりは 知られていない植物が まだまだあるのでしょう 
なんとも言えない 愛嬌のある花 すくっと立ち上がって咲き
雄しべである白いブラシをひらひらさせて 可愛いですよ
会場で写しました 持って帰るには重すぎますので 
会期が明日終了ですから その時にと・・・・・
大切に育てねば・・・・・白粉を払う刷毛がないときは お借りしなくてはね・・・・・
きっと いろんな花たちが 虫や小鳥によってまき散らされた 花粉を振り払うのに
借りに出掛けているのでは・・・・・
花の妖精が あらわれて楽しいおしゃべりしながら ちょっと借りるわよ・・・・・と
なんて想像し・・・・・
いろんな事が思い浮かび ひととき 現の世界を離れて 楽しみました 

2010年11月28日日曜日

自然公園の色合い

朝 会期中の会場へ出掛けるために
駅へ・・・・・
久しぶりに感じる冷たい木枯らしが
かなり強く吹き付けていました
木枯らし・・・・・今日は寒い日に
なりそう 思わずコートの襟を立て
一瞬 手袋がいるのでは・・・・・と
駅への並木道 強い風にあおられて
木の葉が かさこそと音を立てながら
くるくる踊り 舞っていました
こぶしの大きな葉と さくらの赤みを
帯びた葉が 絡み合いながら・・・・
何処まで行くの?と 聞きたいほどに
舞い 踊り 追っかけこをしながら
強い風でしたから かなり遠くまで
流れていくのでしょう
ああ〜 これでいよいよ 冬に突入か
秋もこれで終わりかと思いながら
















ふと先日 旅をしたスペインの紅葉が甦り 懐かしい思いでした
ピレネーの山裾のボイ谷へ行った時の紅葉の写真です
美しい黄檗色 あちらは 赤い色が少なく 殆どが 黄檗色です
ボイ谷にある 自然国立公園へ 時間のゆとりが出来 立ち寄りました
車を降り 山あいを散策 美しい色 石の間を流れる水のせせらぎの音を楽しみ
胸一杯に 森の空気を吸い それぞれの思いをもって散歩を楽しみました
その自然公園の中にあるホテルのカフェテリアで
ティータイムをまた ワインを楽しんだ方と様々でしたが
そのホテルすぐの処に 公園の中の公園とも言うのでしょうか 小さな公園が・・・・・ 
池があり 噴水が勢いよく舞いあがり その水面に木の葉が・・・・・
美しい絵模様が見られました
池の面に映し出される風景が なんとも言えない味わいがあり
夕方のこともあってか 静かな風が凪がれ 小鳥の鳴き声が 時折 耳に響き
ティーも ワインも楽しみませんでしたが 一人 池の縁に たたずんで
水鏡に揺れるまわりの木々や山の姿 舞い落ちる木の葉の色や姿を 
堪能するほど楽しみました
誰も歩いていませんでした きっと 小さな散策コースだろうと思います
ず〜っと先まで歩いていけば もっと・・・・・と思いましたが
迷子になるのも怖いし そこに置き去りにされても・・・・・・
カフェテリアに行く道より 一段下の方にあるためか
私が 池の縁にいるのを どなたも気づかれませんでしたから・・・・・   
もう少し ゆっくり散策できれば・・・・・と欲張りな思いを持ちました
けれども 運転手さんの好意で その国立公園へ 自然公園へ
立ち寄れたことは 旅の予定にはない付録で 感謝あるのみです
今朝 足下で舞い踊っていた木の葉と色も味も違います また 日本の木の葉の移り変わりとはかなり異なりますが いいですね 風情があって・・・・・
絵になる風景でした 
夜に入ってからの帰り 風は収まったようで 寄り添うように集まりを見せていた
木の葉は 近所の方が お掃除なさったのでしょう
綺麗に片付けられていました
命が 終わりを告げ 舞い散ってゆきたのでしょう
また 春には 若々しいフレッシュな色で 出会うのを楽しみにして・・・・・

 

2010年11月27日土曜日

かほり〜シクラメン〜

作品展 無事に半分過ぎました
後3日 疲れがたまってきましたが
なんとか乗り切れそうです
毎日 お天気がいいのか
暖かいのか 寒いのか
お客さんの反応しか解らない
箱の中にいると 何か変ですね
毎日 ビルの中で仕事を
されている方に比べると
わずかな日だけですから 贅沢かも知れません
でも お仕事の方は 休憩などで外の空気を吸われる機会もあることでしょう
しかし 残念ながら 朝 中にはいると とっぷりと日が暮れるまで
一歩も外へ出ないと どんな風であろうとも どんな陽射しであろうと
とても恋しくなります
陽が射しているのか 曇っているのか 雨が降ってきたのか
何も解りませんが 会場へ来てくださった方のお話しなどで わずかに感ずるだけ
けれど 会場の雰囲気づくり お祝い などの心遣いを受けて
お花が・・・・・・会場に・・・・・嬉しいですね
全く人工的な中にいるだけに 花が 癒してくれ ほっとするのは不思議ですね
花屋さんの店頭では 見ていますが 今年 始めて対面するシクラメン
側へ寄ると なんとはなく 柔らかい匂いがします
まさに「シクラメンのかほり」です 
昔と違って 色もいろんな色があり 育てるのも 随分と育てやすくなりましたね
結婚した当初 シクラメンを求めたり いただいたりしましたが
今と違って 冬の季節のため 寒く 冷たい部屋では なかなか上手く育ちません
ガラス越しの陽に当てても 夜になると下がる気温に耐えられず
或いは 水やりが上手くいかず 傷めたことが多かったのに
今は 春先まで 生きながらえて 楽しませてくれます
品質改良がなされていることもあるのでしょうが
私たちの生活条件もよくなっているためでしょうね
おまけに 春が終わって すべてが枯れ行きても 秋になるとふたたび復活
今頃 蕾をつけ始めていたりします
庭に放り出しても 夏の暑さにも耐え 確りと花咲かせてくれます
花屋さんで売られているような大きくていい花ではありませんが・・・・・
でも でも 昔は考えられなかった
時代の進歩なのでしょうか 喜んでいいことなのでしょうか
いろんな事を考えると 時には 首を傾げますが・・・・・・
何はともあれ 嬉しい花です 幾ら白や紫の花が好きと言っても
シクラメンの色はまた格別 人を惹きつける要素を沢山持ち合わせているようです
シクラメンの花を 布絵で表現したいと この季節になると毎年のように
思いますが なかなか上手く絵が描けません
そのうち 挑戦します 乞う ご期待! と言います
自分自身に枷をかければ いつかはきっとするでしょう
その枷が 夢となって 実現できますように・・・・・
今日も 沢山の人が来てくださってありがとう!
リピーターが多く 驚き! 
心から感謝しています 

2010年11月26日金曜日

作品展

寒くなると言われつつも 初冬 
否 晩秋 にしては 暖かい日々
昨日から始まった作品展
昨日の初日は 思ったより大勢の
人たちの来場に 驚き!
その対応に すっかり疲れ果て
また カレンダー 絵はがきなどが
好評で 帰宅後もその準備に追われ
ここに報告を書く時間が失われ
お休みに・・・・・
今日は頑張って書くぞ〜との思いは
強いのですが かなりばてています
上手く報告できるのかな?
思いもかけない巡り会い 
何年振りかで会う友人
ええ〜っと驚く人と人との繋がり
そんな出会いをもたらしてくれる作品展
驚いたり 不思議な縁がみえたり
喜んだり 笑ったり 励まされたり
新しい出会いがあれば 哀しい報告もあって
人生の 人の生き様が 見え隠れして きのう 今日 忙しい日でした
明日も同じように 暮れていくのでしょう
想像より遙かに多くの人が 観に来て下さり 一年 頑張ったご褒美が 
沢山あり 疲れもどこかに消えてゆきつつあります
毎年の事ながら リピートの方が多く 今日も 昨日に続いてご来場
友人を伴って 嬉しいですね
なかには 嬉しい報告がありました
年に一度だけ 梅田まで来て ここに足を伸ばすのです
年に1回だから すぐ迷うんです でも この時を楽しみに出てくるのです
と話しかけられ お住まいが神戸の奥かな?と勝手に想像しながら
どちらですか?と尋ねる勇気もなく 黙って お話を聞いていました
お礼の言葉を 感謝の気持ちを伝えるのが精一杯で・・・・・
本当に楽しみ 梅田で迷子になるほど・・・・・
しばらくお話しをして ありがとうございますと 頭を下げて帰って行かれ
私は 胸がいっぱいになりました 
帰られた後すぐに 芳名帳を見ました なんと堺市と書かれていました
なんと 遠いのでしょう 
尋ねたことのある町ですが 驚きました 
ああ〜 この方の名前は いつも案内状を送っている 覚えている名前
記憶にある名前 毎年来てくださる と解っていましたが・・・・・・
そんな思いを持ってきてくださるとは・・・・・・
心 打ち震えました そんなに楽しみにしていて下さるとは
来年も 足を運んでくださる それにお応えできるように 努力しなければと・・・・・
気持ち引きしまりました 気力も湧き 奮い立たねば 
そのようなお気持ちの方が 沢山いらっしゃることが解りました
また来ました 一年ぶりの再会です いただく案内状の葉書を大切にしています
葉書を飾っています その様な言葉を沢山いただきました
記帳されたお名前を見ると ああ〜この方 あの方と・・・・・
お顔と名前とは 繋がりませんが 本当に嬉しいこと
沢山のファンに支えられて 毎年 こうして展示会を 開くことが出来るのでしょう
体を慈しんで 大切にして 頑張って いいものつくろう
皆さんの心に響く作品を・・・・・
その為には 自らを 磨かねば・・・・と 心を研ぎ澄まして物を見つめ
対峙して 学んでいかねばと・・・・・・
明日 明後日は 土曜 日曜日ですから 戦場のようだと思います 忙しいことでしょう
疲れたなんて贅沢は言ってはおれません
家族 友人の協力 それだから成り立つ作品展
その支えに すべてに感謝して・・・・・
会期が無事に終わりますように・・・・祈ります 

2010年11月24日水曜日

公園の木々

作品展搬入日
とうとうこの日が来ました
やって来ましたと言うべきかな?
昨年 初冬に終えた時 来年こそはと
燃え立ちましたのに 
いつのまにか日は過ぎゆき
今日という日を 迎えることに
何も出来ていない 進歩がないのではと
不安がもたげる中 荷物を
車に詰め込んで 会場へ・・・・・
曇り空 洗濯物を干すのをやめたほど
けれど 雨は一粒も落ちることなく 午後には暖かい陽射しが 広がって・・・・・
満足ではないけれど 一応 飾り付けを終え 明日からの本番を待つばかり
まだ事務的なことは残っており これからもすることがある中
飾り付けを ああすればよかったのでは こうした方がいいのではと
心の中で迷いが渦巻いて 今夜は 眠られるのかな?
会場近くの公園 朝通りがかった時 わずかに漏れる陽の光に
木の葉が 煌めき 思わず目を奪われました
小さな公園 一昨日 武庫之荘で見た雨の中の紅葉も美しかったけれど
今日のは また格別 美しく感じました
車の中から見たほんの一瞬のこと それでも心奪われ 思わずカメラを取り出したほど
真っ赤に染まってはいませんが 黄檗色や 朽葉色 濃紅色 退紅色 と
それぞれが醸し出す色合いが見事に調和して 
搬入前にいいものを見せて貰ったと ちょっと 心浮き立ちながらも
作品達をどう展示しようかという不安感のさなか
平安な心が 安らかな心が 戻って来るようで 気持ち落ち着きました 
自然は 美しいだけの言葉では言い表せないほどの エネルギーがあるのですね
いろんな意味でのエネルギーが 台風 竜巻 すべて自然のなせる業で
凄まじい力ですが 反面 心を癒し 体をほぐし 慰めてくれるエネルギーもあって
いいですね 厳しいけれど 優しい自然の営み たっぷりと感じました
ありがとう! 感謝します

2010年11月23日火曜日

強い風が・・・・・

勤労感謝の日
勤労ではないのかも知れないけれど
一日 働き通しでした 忙しいこと
家事は勿論 明日への準備 庭仕事
庭に出ると強い風の音が・・・・・
その風が じかに体に触れる感じは
しないものの 天空は 風が強く
吹いているのか 泣いていました
大きな声で ビュ〜ン ビュ〜ンと
流れゆく雲が とても美しく
次から次へと いろんな形を生み
そして 瞬く間に消えてゆきました
ああ〜 薔薇が幾つか咲いていると
見上げた空
風が強いからでしょう 
空が澄み渡り 風の流れている
道筋が 見えるような感じが・・・・
少しの時間でしたが 庭仕事の続きを
明日からの一週間は 土いじりは
時間的に無理ですから 少しでも
やっておかねばと 頑張りました
まだ まだです もう少しですが
それでも 表の方は なにも手を
つけていませんから 大変です
植え込んだ苗は まだ馴染んでは
いないものの ビオラなんて
とても可愛く きらりと光って
咲いています これから春の終わりまで 
仲良く 暮らしていこうね と声を掛けられ 掛けました
楽しみです 球根の芽も やがて顔を覗かせて 寒い冷たい季節を耐えて
春には 色合いの美しさを 見せてくれることでしょう
白 紫を中心に 少しピンクも混じえて・・・・・
明日の搬入の準備が 完璧に終わったわけではないけれど
しばし 庭に安らぎを求め 気持ちよく仕事をしました
明るい陽射しのなか 最後に 水やりをすると 花たちは柔らかい光を
浴びながら いっせいに歓声を 喜びの声を あげているのが
耳に響いてきました 
面白いことに 上空で舞い踊る風の音と共に 聞こえ
耳障りではなく 美しいハーモーニーでした
こんな風の鳴き声を 聞いたのはじめてかも・・・・・
風にも 音があるのですね 時にはうるさく 
或いは 時には美しいハーモーニーを奏でる音を・・・・・

2010年11月22日月曜日

雨の並木道

昨夜半から雨 
それでも朝は 雨があがったのかと思わせる
曇り空 一日 雨のはずと しかし
お昼ごろから ふたたび降り始め
かなりの激しい雨
その雨の中 鬱陶しいと思いながら
武庫之荘まで買い物に・・・・・
駅前の大通りは 美しく紅葉していました
なかには すでに終わりの時を迎え
昨夜からの雨で散り果てたのでしょう
舗道いっぱいに 木の葉が敷き詰められ
踏んで歩くのが 痛ましいほど・・・・・
木々は 裸に近い状態でした
春の風と共に芽吹き 息づき 緑もたわわに繁り
冷たい風が吹き始めると 衣替えをして 命を終え 
春の息吹に向かって長い眠りにつく
そんな木の葉が 雨に濡れそぼち 行き交う人に踏みつけられ 傷つき 消えてゆく
哀れを感じました
かなり激しく降る中で目にしたから余計に 哀しみがあったのでしょうか
それでも少し先へ歩いていくと 同じ道なのに 未だしっかと樹にとどまり
最後の見せ場をつくっている並木が 色とりどりと賑やかでした
様々な色合いに身を染めて ・・・・・
傘を肩に担ぐようにして カメラにおさめました
雨の中での写真 ブルースカイでしたら もっと綺麗だったことでしょう
紺碧の空に映える 木々の彩り 美しいと思うのに 生憎の雨
けれども それはそれなりに風情があって これまた 別な美しさを生み出している
あと何日の命なのでしょう
この週末は 寒気が押し寄せてかなり気温が下がるとのこと
きっと 冷たい木枯らしが吹いて 木の葉が舞い踊るでしょうね
この並木道に 大きな公園があります 薔薇が沢山咲いているのがちらりと見えました
公園の中に入って 近寄って薔薇をみたかったのですが
雨がひどく 諦めました
雨に打たれた薔薇は それなりに美しいのでは・・・・・
それとも哀れでしょうか 哀しい光景なのでしょうか
二日後に控えた作品展 まだ 完璧に準備は終えず いかにするのでしょう
我ながら 泰然としている自分に呆れています
まあ〜 なんとかなるでしょう 上手くいきますように 
あと一息 頑張ることにします 無事に行き着けますように 祈りて

2010年11月21日日曜日

収穫感謝日とカレンダー

予報通り小春日和のいいお天気でした
収穫感謝日のお祝いにふさわしく
教会では 子ども達も沢山集まり
賑やかで 楽しいひとときでした
子どもと一緒に卓球したり
手作りの昼食をいただいたり・・・・
その後 子ども達は 中庭のオリーブの
木にぶら下がるようにして 実を
もぎ取るのに はしゃぎまわり 
いつまでも 楽しい声が 教会中に響き渡っていました
子どもの声は 時には耳障りな時がありますが 笑いと幸せに満ちた声 声
そのざわついた雰囲気が かえって心を和ませてくれます
子ども達と戯れるのも ひとつの癒しになるのではと思いました
毎週来る子どもの中の一人が いつの時も 私と顔を合わせると
飛んできて ハグしてくれます しばらくお互いに抱き合い お互いを確かめ合い
まるで恋人のようですが しっかりハグしてくれる小学生の彼女の温もり 
本当に心癒されます
私も 彼女をしっかりとそして優しく抱きとめてやります
いいものです 本当に 心 慰められ 豊かな心根になり 嬉しいものです
何もかもに救われていくような気がします
子どもの持っている力 パワーでしょう それがいただける事は 幸せそのものです
我が子ではないけれど 大事に 大事に 見守ってゆきたいものです
一昨年から 作り始めた作品のカレンダー 
来年用を 今頃になって 急いで作りました 
以前から 作品集が欲しいとの要望を沢山いただいていましたが
なかなか思うように事が進みません カレンダーなら出来るのではと 
自らパソコンで 試みた結果が 好評
昨年は 70部程 手元から離れてゆきました
さて 今年と言っても来年用ですが 出来はいかがなものでしょうか
表紙を含めて13枚を カレンダーレールに通すのも一仕事です 
喜んでいただける幸せを身にしみて感じています
その思いを大切に 頑張って 良い作品を こころ和んでいただける作品を創りたいと
心がけていますが・・・・・
果たして 進歩が見られるのでしょうか とにかく前に向かって遅歩ですが
進むことにします
作品集は そのうちに なんとか方向が見つけられると 希望を抱いています
子ども達とのひとときと共に カレンダーの完成 
すべてに恵まれて すべてに感謝!
 
  

2010年11月20日土曜日

カマキリの移動

暖かい日で助かりました
今日は 庭仕事を少しでもしたいと
決心して庭に降り立ちました
作品展の準備が 完全に終わったわけでもなく
まだまだ山のように仕事はあるけれど
昨日 花苗を求めた事もあって・・・・
まさに決心して・・・・でも暖かく
気持ちよく仕事が出来ました
全部の仕事を終えたわけではなく
ほんの一部だけすませ それでもほっとしました
部屋に入ろうと庭を眺め回すと
なんと目の前に カマキリが 天使の頭の上に
















4日ほど前に見たカマキリよりは お腹かが ぱんぱんに膨らんでいます
天使にカマキリかと カメラを取りに・・・・
戻ってきてみると いません
おや何処に?・・・・なんと天使の後ろオリーブの木に移動しはじめています
エエッ〜 どこへ?
木の幹に お腹が大きいから卵でも?
しばし観察を・・・・・
一足 ひとあし ゆっくりと登り カメラのシャッターを切ると 音が聞こえるのか
足を止めて こちらをじろり 三角形の顔が 怖いようでした
こちらも動かず にらみ返しましたが
しばらくすると また動き始め
小鳥の為に枝に刺してある蜜柑の上に
乗り ちょっとなめている様子でした
行く先を誤ったのか 先は細い枝
どうするかと思えば アクロバットで
綱渡り・・・・・・
体を伸ばし カマを思い切りさしのべ
そして 見事に移動 恐れ入りました
すごいな〜 感心しました
何処へ行くのでしょう 
















しばらく眺めていましたが こちらも暇人ではないので 諦めて・・・
全くの想像ですが どこかに卵でも その瞬間が見たい と願いましたが
あちらこちら移動するばかり
わずかな時間でしたが 目を離したすきに
どこかに隠れたのか ふたたび庭に降りて
あらためて見直した時は もういずこにか
何処を探しても いません
しばし 昆虫の移動を楽しみましたが
時々 こちらを見る表情は 全く何を思い 何考えているのか
哀しいのか 嬉しいのか 目の表情は 解りませんでした
用もないのに 人を見て 無礼だぞ〜 とでも思っていたのでしょうか
カマキリは 全身が グリーン 顔も同じ色 目も緑
何処に目玉があるのかよく解りませんでした 
顔は 綺麗な三角ですね あごのところが 三角形のように尖っていません
少しカーブしていますが なかなか味のある顔
リビングの前だけでも 庭仕事が出来 上々の一日でした
庭は 全部一人でしますから 春の苗 球根 そして整理するには
とてつもなく時間がかかります
けれど楽しみながら 仕事が出来ますから 救われていきます
小春日和だった今日 明日もその予報 
嬉しいですね 明日は 収穫感謝日礼拝 子ども達と一緒に礼拝を守ります
その後 お祝いの会が 持たれます 子ども達のために 暖かいのは嬉しきこと
どうぞ 明日もよき日が過ごせますように 祈ります 
庭仕事の残りは 作品展が終わってからになるでしょう

2010年11月19日金曜日

ペインティングのお皿

暖かなゆったりとした時間が流れて 
一日が暮れようとしています
先週 お皿にペインティングの途中を
お見せしました
それが完成 嬉しい!と叫びたいが
出来が良くなく がっかりしています
勿論 自らの腕のなさですから
がっかりしても致し方がないこと
それでも頑張ったんです
お皿2枚も 描いたのですから・・・・・ 家に帰って 同じ事をするのですが
一緒のお皿は出来ません
不思議なもの 
もうすぐ アドベント 待降節に入ります
クリスマスの飾りを出して飾らねばと・・・・・・でも 今は 超忙しい中
作品展が30日に終わりますから それから楽しみます
毎年 どんなレイアウトにしようかと 考えるのはとても楽しく
我が家の大きなイベントの一つです この飾りは オーナメントは いかにと
このお皿も 今年は仲間入りさせることにします
お皿にペインティングするなんて 出来るとは思ってもいませんでしたから
出来はともかくも それだけでも充分に楽しめました
完成度を考えると ちょっと苦しいけれどね
まあ〜いいか・・・・・
飾らなくても 飾りの横に キャンディーを一杯入れて置くのもいいのでは・・・・と
夢は膨らみ わくわくしてきます
いい大人が 天国の住み家へ行くのも間近な人間が
可笑しいと笑われそうですが でも残り少ない人生楽しく わくわく どきどきして
生きてゆかねば 泣くのも 笑うのも 喜ぶのも 怒るのも 
同じ人生の道
少しでも 楽しく 心豊かに過ごす方向へ 心を向けねば・・・・・
昨日 月は 美しいと書きましたが 今は お昼過ぎに月が出ます
今日は 青空の中 薄い雲がたなびいていました 
その横に 昼間のお月様が 雲のように 浮かんでいました
十三夜のはずです 昼間の月もなかなかいいものです
ロマンチックですよ その月も 今日の日付が変わってしばらくすると
お休みなさいと眠りにつきます また あした・・・・・

2010年11月18日木曜日

消火栓

今宵の月は とても綺麗です
空が澄んでいます 透明です
お昼過ぎ かなり強い風が
ほんのひととき 吹き巡りました
ああ〜 風が強い
飛ばされると思ったほど
しかし わずかな間だけのようす
一瞬 何かに惑わされたような風
その為でしょうか 塵芥が取り払われ
透明な夜空になったのでしょうか
でも 相変わらず 星達を見ることは出来ません
哀しいですね
スペイン ピレネー山脈の谷間 ボイ谷で見た夜空
一点の曇りもない夜空に 星が 降るがごとくに瞬いていました
思わず すごいと歓声を上げたほど・・・・・
世界遺産にもなっているボイ谷で二泊しました 
谷の奥地はロマネスク教会の宝庫 ホテルの目の前にも有名な教会が・・・・・
夜の食事は すぐ近くのレストランへ とっぷり暮れた山あいの道を歩いて
冷たい 透き通るような空気の中を 流れる川の水の音と共に 
星が隙間のないほど輝いている天空を眺めながら 歩いて食事に・・・・・
素晴らしい夜でした 
今の生活とは ほど遠い夜空 それでも 少しだけ綺麗な夜 綺麗な月と感じました
先日 神戸へ行きました時 道の上に乗っかる蓋を 見つけました
はじめて目にすると思いました 勿論 見ているのでしょうが
意識して見るのははじめてのこと 神戸らしい消火栓
楽しいですね 
生田通りの近く しかも すぐ近くに東急ハンズがあるため 人通りが多く
なかなか上手く写真を撮るチャンスが 巡り来ませんでした
やっとの思いでカメラに・・・・・
神戸らしいですね 探せば もっとあるのかも
でも馬鹿見たいと笑われそう いつもいつも下を向いて歩いているわけではありません
物欲しそうに歩いているはずはないのですが 
真っ直ぐ前を向いて歩いていますと 自然に 目に入ります
不思議です 物事に対して 意識するとこうなるのでしょうか
先日 水鳥の蓋の事をここに書きました 
その事を 教会で日曜日に 二人の男性に話しました
一人は 元市役所勤務の方でしたので・・・・・問いかけました
あのあたりは お隣さんと地形が非常に入り組んでいるとのこと
それでも理解しがたく いろいろ話しをしました
そのお二人は 今から そこへ見にいってくると 言いながら帰って行かれました
多分 お二人の住まいもそちらの方ですから 見にいかれたことでしょう
今度の日曜日 その話を聞くのが楽しみです
どんな感想が 聞けるのでしょうか
謎は解けるのでしょうか・・・・・楽しみ たのしみ・・・・・
でも 神戸って おしゃれですね 汚水の蓋であろうと消火栓のふたであろうと
なかなかのもの おしゃれそのもの 
変な物にとりつかれたみたいですね それでも楽しいですよ!

2010年11月17日水曜日

白い花も負けじと・・・・・

寒い朝でしたね
でも 昼間は思ったより暖かで
助かります
14日の日曜日
疲れた足を引きずって歩いている時
ツワブキに慰められた話しをしました
堂々と咲いているツワブキにやや
圧倒された思いでした
そのツワブキのすぐお隣で
秀明菊が咲いていました
我が家では 花が咲かないと
嘆いているのをあざ笑うかのように咲いていました
ツワブキの堂々たる咲きっぷりに負けまいとするかのごとく
一杯に広がって これでもこれでもかと言うぐらい 数多く咲いていました
こんなに沢山花をつけている秀明菊を 最近 見た記憶がなく 
お見事と拍手喝采しました
ツワブキの目立ちたがり屋の咲き方に比べると色合い的には
控えめですが それでも立派でした
我が家では 咲かないことを 以前に 嘆きましたが 羨ましいほどでした
何故 そんなに咲くことが出来るの? と尋ねたい思いでした
薄暮の中で 綺麗に収まってくれました カメラに写らないかと思ってましたのに
最近のデジカメは 性能がいいから 期待に応えてくれたのでしょうが
現実 この目で見た花は もっともっと美しい花でした
本当は控え目にひっそりと咲く花との イメージがありますが
お隣さんに負けたくなかったのか かなりに自己主張していたように見受けました
競い合って咲くこともいいのでしょう
多分 年数も立っていることでしょう 自分を表現できることは素晴らしいことですもの
私たちも いつもいつも控え目ではなく それが美徳ではなく
時と場合によっては はっきりと自己をアピールすることも大切ですね
と言って 主張しすぎても・・・・・ほどほどが大切でしょう
暖かい陽射しの中 庭に降りたって ふと 哀れな我が家の秀明菊を見て
2〜3日前の 姿が甦ってきました
しばらく その前を通ることはないでしょうが 無事に命を終えますように
人通りの多い道の際で 傷みもしないで咲いている二つの花
立派でした 慰められ 癒され 我が生き方を思い 
考えさせてくれる花たちでした

2010年11月16日火曜日

ひなたぼっこかな?

冷え込みが厳しかったわりには
日中は 暖かい陽射しでした
お昼前 ふと庭を見ると
メジロが 水鉢で気持ちよさそうに
水浴びしていました
先日から 飛来してくるメジロに
今年も来たのね と挨拶したいほど
懐かしさを感じました
それだけに 水浴している姿を見ると
なんだかとても嬉しくなりました
メジロはとても敏感
少しでもこちらが動くと 飛び立ちます 
ガラス越しに じ〜っと見ていました
わずかな時間でしたが 水浴びを済ますと 羽根をぶる〜んと震わすと
気持ちよさそうに どこかへ 羽ばたいてゆきました
もう ちょっと見ていたかったなあ〜との 思いは届かず
その時 水鉢のすぐ前に置いてあるクルクマの鉢にカマキリが・・・・・
クルクマは 季節が終わったのでしょう 葉が朽ちてきて哀れですが
朽ちる一歩手前の葉に しがみついているカマキリ
この夏 お盆の頃 小さなカマキリを見つけ ここに報告しました
生まれたてで小さいのか こんな種類なのかと・・・・・・
今日のカマキリは かなり大きく 男の子か 女の子か解りませんが
カマを 丁寧にたたんで隠し クルクマの葉を 後ろ足で巻き込んで
確りと 止まっていました
かなり時間を掛けてみていましたが なかなか動きません
陽は 朝の陽と違って かなり温もりをましていて カマキリの背中に
燦々と降りで注いでいます
朝の気温から思い測って カマキリさんは ひなたぼっこをしているのでしょうか
ああ〜 気持ちがいいよ との声が聞こえてくるようです
実に 気持ちよさそうでした
でも この時期にまだカマキリは いるのでしょうか
冬はどうしているのでしょう ほかの虫や昆虫のように 子孫を残して
命を終えるのでしょうか 確かカマキリは 何回も羽化すると・・・・・・
今頃 カマキリさんにお目にかかれるのは 珍しいことです
我が庭では・・・・・
毎日 忙しい日々 
このカマキリのように 窓越しの陽射しを浴びて 
うつらうつらと 陽なったぼっこがしたい のんびりと〜 ゆったりと
いつか出来るでしょうか 忙しい 忙しいと相変わらず走り回って
暮れゆく日々を過ごすことでしょう
カマキリはなんと思っているのでしょう 
先のことを考えているのかな? 
のんびりと ひなたぼっこしているわけではないよ・・・・・・と
つぶやいているのでしょうか
一つの小さな命が 陽射しを目一杯に受けて じ〜っとしてる姿は
眺めていて気持ちのいいもの 
我が家の庭も 植物も 動物も 生きとし生けるものすべてが
冬支度を 整えつつある感じがします  

2010年11月15日月曜日

遙か彼方の山脈(やまなみ)

今朝は冷え込みが厳しく
午前中はかなりの寒さ
とうとう冬が来たのかと思わせる
肌寒さ 陽の射し込みも弱く
長い冬の幕開けか・・・・・・
それでも3時頃には かなり気温も
上がった様子
三宮まで 用があって出掛ける時
駅のホームに上がってみると
電車は発車したところ 
電車のテールランプが恨めしく感じました
次の電車まで10分の待ち まあ〜いいか! 慌てることはないと
自らに言い聞かせ 電車が走り去った方を 眺めていると
六甲の山脈が 目に迫ってきました
おお〜 今日は はっきり見えて美しい!
朝の冷え込みが厳しかっただけに 空気が 透明で 風もなく穏やか
山肌まではっきりと見え 色づきも感じられ こんなに綺麗に見えるのは久しぶりのこと
嬉しくなりました
電車に乗り損ねたことが かえってよかったようで
いつもいつも慌ただしく 一台でも早く・・・・・・と言う生活よりは
時にはゆったりと その時に任せて まわりの景色を楽しむことも必要ですね
まわりを眺めて 楽しむ その心の余裕が必要なのでは・・・・・・
と つくづく思いました
日本アルプスのように標高の高い山ではありませんが 慣れ親しんだ山脈(やまなみ)
目前の木々が赤や黄色に染められて 一段と目を楽しませてくれるこの時期
山に登ればもっと美しいでしょうね
きっとそれを楽しみに行く方が 多いのでしょう
リュックを背負って ハイキングか 山登りかはともかく
その様な出で立ちの方に 電車でよく見かけます
今日は 悔しい思いで 見送ったテールランプが 魔法仕掛けで いいものを
とても嫌なことがあったすぐ後だっただけに 心のゆとりを もたらせてくれて 
なんて よきお出かけだったことか 心穏やかになり
出掛けた先 神戸でも とてもラッキーなことに恵まれて
よかった よかった と 喜びに浸っています
心に染み渡る紅葉が楽しみたい その色鮮やかな木々の下を
秋の木もれ日を浴びながら 静かに巡りたい
この希望 誰か叶えて!  と叫びたい
今 山は ナナカマドも綺麗でしょうね 
コスモス畑に行きたくて そんな想いが適い ある山へ 
出掛けたことが 何年か前に・・・・・
その時 道すがらナナカマドを眺めた時の 心にしみた赤色の実
透き通る風の中に揺すられて なんとも言えない心地が・・・・・・
今夜の夢の中で 楽しみましょうか
茜色に 黄檗色に 染まった木の葉を楽しむ夢を・・・・・

2010年11月14日日曜日

堂々と咲いてました

朝からどんよりとした曇り空
折りたたみ傘を持って教会へ
雨が降るとの予報はなかったのに
もしもの用心が無に・・・・・
黄砂の性なのでしょうか
時が過ぎゆくに従って
陽が煌めきはじめ 暖かい日和に
礼拝をすませ 午後の仕事を終えて
作品展の準備の為に買い物へ
夕方 近く帰途に
その電車の中に射し込む 夕陽が見事
心ときめきました
ああ〜 今 写真が撮りたい
カメラにと思ったほど・・・・・
けれど 無理
降り立った駅のホームで
立ち止まり 急いでカメラを
雲間から覗いていた太陽は
すっかり雲の中 それでも薄い茜色に
まわりの雲を染め 白い雲も 薄墨色に染まりつつあり
これもまた心に響いて・・・・・
コンパクトカメラでは上手く撮れません
感じた想い 感じた心は 映し出すことが出来ず・・・・・
この程度 いつまでも眺めていたい そんな心にしてくれました
自然の空模様はいいですね こころ和みます
駅からその足で 友人の家まで物を届けに15分ほどの道を歩きました
足が痛いほど疲れていましたが 今日中に 友人の家のポストに入れておく約束
痛くなりかけた足を引きずって 歩いていると ツワブキの黄色の花が目に留まりました
ツワブキ 我が家にもあり 庭の隅っこで咲いています
いつも今頃咲き つい2〜3日前も また咲いてくれたのねと
話しかけたばかりでした 唯 あまりにも庭の隅なので 上手く写真に撮れません
それが 今日見かけたツワブキは 我が家と違って 堂々と表通りに咲いています
まるで晴れの大舞台に立ったごとくに・・・・・
いいものだな〜と 感心し 足の痛くなりかけも いずこにか消えてゆきました
我が家のツワブキは 何も手入れをしない 放置したままなのに 
毎年毎年 実によく咲くと感心しています
帰宅後 急いで調べてみました
石蕗(ツワブキ) 
葉は蕗に煮ているから 名前は「つや」のある葉から 「つやぶき」
それが変化して「つわぶき」になった
冬から春にかけて 若葉を摘み取って塩ゆですると美味しい
葉を火であぶったものは 腫れ物や湿疹に薬効がある
「キャラブキ」や九州名産の「佃煮キャラブキ」はこのツワブキの葉で作られる
花言葉「困難に傷つけられない」
と書かれてました
なるほど葉は 蕗の葉に似ていますね
ここには ツワブキを詠った句が載せられていました 
その中で気に入った句がありました 
「いくたびか 時雨のあめの かかりたる 
     石蕗の花も つひに終わりぬ」   斉藤 茂吉
まさにその通り 晩秋から初冬にかけての季節感を表して 
その中で ひっそりと 花の命を終えてゆくのでしょう
我が家の庭では いつのまにか終えて 
気が付くと 花殻だけが茎にしがみついている そんな姿を見かけます
冷たい雨 今日も時雨れて 薄ら寒く いつになったら晴れるのかと
そんな中で 一つの命が終わりゆく そんな心を詠っているのでしょうか
心に 浸みますね 
夕焼け空で 心を奪われ 堂々と咲く石蕗に癒されて 一日が暮れてゆきます
今日も無事に 過ごせて よき安息日でした

2010年11月13日土曜日

私の宝物〜シンブル〜

昨夜あたりから 時差ボケが・・・・
いずこにか消えゆきた様子
やっと元の生活に・・・・・
それでも日々 忙しく過ごして
来ました しかし 日常の事に
追われて 旅の後始末は
未だに片付いてはいません
写真もパソコンに取り込んだだけ
じっくり見る時もなく 25日から
開く予定の作品展の準備に
追われています
今日も朝から その為の買い物に出掛け またご近所への案内状の配布に
街の中を歩き回り 夕飯の時 眺めた万歩計は 一万歩を悠に超えていました
旅のお土産も 急いで 近くにいる人 すぐに会う機会のある方には
差し上げたものの 自分へのお土産は 放り出したままでした
やっと 今日の午後 少しの時間を見つけて 
シンブルだけを 包みから解きほぐしました
処によって異なりますが 小さなシンブルのこと 
日本でしたら 例え一つしか買わなくても丁寧に包装してくれますが
外国では 乱暴と言っていいほど 雑です 勿論 丁寧なところもありました
割れないように保護されている時もありましたが 反面 シンブル(陶器製)を
そのまま裸で ぽいと渡される時もあり 様々です
日本が丁寧すぎるのでしょうか
ですから 人へのプレゼントにするものでも 
乱暴な時は 困りますが どうしようもありません
今回の旅では 17個のシンブルが 手元に入りました
もっともっと沢山ありましたが 欲しいと思っても 求めるチャンスがなく
ああ〜 残念という事が 多々ありました
また 一つの処で 幾種類もあって 全部求める必要もなく 選択するのが
楽しみであったり 悩みであったりしました
今 あらためて眺めて その時々の思いが甦って 懐かしく感じたり
あそこの空気は 風はと・・・・・・忍んでいます
なるべく 土地の 尋ねた場所の名が入っているのを求めるようにしていますが
その場所の地名が入ってないのもあって これ何処だっけと首を傾げたりしています
場所によっては すごく面白く コレクションにもってこいという
アート的なものもありますが とても手が出ません
お金に糸目をつけないならば 求めたらいいのでしょうが
そうは参りません 短い時間で 選ぶと言うことも 至難の業でした
ですから お求めやすい値段で 地名が入ったものを記念として
想い出の糧として求めてきました
もういくつ貯まったのでしょう それぞれに想い出があり 
眺めていれば その時の状況が 浮かんできます
いいものを見たと感激した時 しんどくてつらかった時 美しい青空だった時
暑くて暑くてたまらなかった時 海の色がたまらないほど蒼かった時
コレクションボックスには 想いが山ほど詰まって 今にもはちけきれそうです
シンブルの後ろの本は バルセロナのカタルーニャ美術館へ行った時の図録です
とても綺麗な印刷で 立派な本です
言葉は 読めません それでもフランス語もスペイン語も駄目ですから
英語版を 辞書が引きやすいのではと 求めました
200ページを超えるグラフィック本ですが 向こうはお値段が魅力的です
日本では 美術展を観に行って その時の図録を求めてもかなりのお値段
そのことを思ったら すごくお値打ちでした
そのかわり 重い重い本で 抱えて帰ってきました
表紙も 厚く確りしていて 素晴らしい装幀で 重さでいえば1500グラムあります
1キロ越える本なんて 最近 手にしたことはなく
重かったことも想い出の一つでしょう
でも なによりの私の財産になります 素晴らしい財産です
今は当時を想い ページをめくっていますが 
写真ではなく本物が生で見られたことの
喜び 感激 感動 なんとも言えぬ気持ち 幸せでした
幸せです 相棒の病み上がりも異常を来すこともなく過ぎ 本当に幸せで
感謝あるのみです

2010年11月12日金曜日

マンホール〜不思議?〜

天気予報は当てにならず
朝目覚めれば なんと雨
曇り空で 黄砂が降る予報のはず
関西地方に黄砂が降ったかどうか
定かではないものの
お昼近くまで雨 しとしと・・・と
各地 特に福岡では 黄砂が
ひどかった様子 
もやった福岡市街が映像で流れて
いました
お昼頃から晴れて 秋空が目一杯に広がっていました
昨日 出掛けた時 歩いた道で見つけたマンホールのふた
見つけたなんておかしな表現ですが 我が町にもこんな蓋の絵があるのかと
カメラに収めました そのすぐ先 同じ道に また蓋が・・・・・
ああ〜 このマンホールの蓋は 我が町の蓋と すぐ解り
すでに記録されているのでそのまま通り過ぎました
けれど 最初に目に入った蓋の絵が気になりました 
何故 水鳥の絵なのかと・・・・・
何処の蓋も そこの市町村の特徴を表したものが多い中 水鳥とは・・・・?
歩いている場所 道は 歴然と我が町と言うか市です
なのに・・・・・何故?水鳥か?・・・・・・
歩いている途中なので 珍しいと思ってカメラにおさめただけで
ああ〜 はじめて見る水鳥だ と蓋をよく見ませんでした
家に帰って 何故 我が町が 水鳥なのかと カメラを観ますと 
なんと隣の市の蓋です
隣の蓋なら水鳥の絵は納得できます
野鳥が飛来してくる大きな池があり また住み着いている水鳥も沢山いますから
隣の市の名が記されています
何故 我が町 我が市に 隣の市の蓋が・・・・・ 何故でしょうか
家宅侵入かな?と思わせますが・・・・・
地下では どうなっているのでしょう
この蓋の下は お隣の都市なのでしょうか?
とても不思議に感じました どの方向からどの方向への地下経路か解りませんが
一方は 多分 お隣からでしょうが 反対方向は 我が市だと思うのですが????
地下を覗いたわけでもなく 地下の経路の路線図を見る機会もないのですから
理由がわかりません 不思議に感じました
役所へ行き 尋ねれば 答えがわかるかも知れませんが・・・・・・
こんな事もあるのですね 我が市の道に 隣の市のマンホールの蓋があるということが・・・
解明したいと思いますが 尋ねていく時間もなく いつの日にか 解る時が来ることでしょう
ご存じの方があれば 教えてください
道を歩いていてふと不思議に 疑問に思っただけですが・・・・・
この度の旅行 カタルーニャ地方の旅 気になるマンホールの蓋の写真を
何枚か写してきました またいずれ報告します
面白いですね その国によって 色々あって・・・・・また

2010年11月11日木曜日

ブラシのような花

つい先日まで暑いと言い
秋はどうなっているの?と思わ
せたのに今朝はかなり冷え込み 
寒い朝でした 昼間は随分と
暖かくなりお昼過ぎから教会の
地区の集まりに出掛けました
その場所に行くには 駅から
15分程歩きますが ふと街角
にある公園の手入れのよく行き 
届いた花壇に足を休めてしばし 
眺めました その時 背中に 
受ける陽射しがとても気持ちよ 
く今朝の寒さはいずこにと・・    
地区の集まりは 賛美の歌と祈
りで始まり 先生の聖書の説き
証を聞き 皆さんといろいろ
話し合いとても有意義な時間を
過ごします よき交わりの時を持ち 心豊かにされた
その帰り道 珍しい花に出会いました
場所を 提供してくださった方の家を出てすぐに角を 曲がった途端に目に入りました
ブロック塀の上に並んでいる植木鉢の花
行く時は 家がわかりにくく 地図を片手に ここを曲がるのだと 曲がる先のことばかりに思いが行き まわりを眺める余裕がなく 気づかずに通り過ぎたようです
この花 なんという花でしょうか 種類は・・・・・?
唯 珍しいと 低い塀でしたので急いでカメラを出して・・・・・・
ブラシのような花 葉は胡蝶蘭のごとくの葉です
両方に別れた幅広の葉の間から茎が す〜っと伸びてその先に花が開いています
子どもが増えて 株分けして 近所に配ってているそうよと 一緒にいた友が言うものの 名前は解らず終い
塀の上に5〜6鉢並んでいましたが どれも花が咲いていました
面白い花 珍しい花 化粧する時に使うようなブラシに似た花 
そ〜っと触ってみたい誘惑にかられましたが もし何かあっては と心 戒めて 目で見詰めただけ
このブラシで 頬を撫ぜってみたら 気持ちがよく 美しくなれるかも と勝手に 想像してほんのいっとき 遊ばせて貰いました
どなたかご存じありませんか ご存じなら 教えてください
気持ちのよい風が吹き巡り 朝の冷たさは消えゆき よき話を聞き 心 満たされ そして ひととき夢想の世界を漂った よい一日が暮れてゆきます
明日は 黄砂が降るだろうとのこと・・・・・・
今頃? なんで・・・・・黄砂は 春の季節のはず・・・・・???  

2010年11月10日水曜日

赤と黄色の葉と戯れて

肌寒く 日向が恋しい一日
朝 早くから植木屋さんが
植木の剪定に・・・・・
乱れに乱れていた樹々も
二人の庭師によって 綺麗に
刈りとられ すっきりしました
黄木蓮は 沢山の蕾がつき
来春が 楽しみでしたが
蕾が多いだけ 樹も育ちすぎ 
葉が密集していたこともあって かなり切り落とされ
なんだか可哀相でした
同様にクリスマスホーリーも同じ事が・・・・・
でも いたしがたいことなのでしょう
広い広い庭ならともかく 狭い狭い庭のこと大きくなり過ぎては・・・・・・
いつもの年なら 花水木の葉は 日に煌めいて リビングの床が 茜色に染まり
なんとも言えない心根になりますのに 今年はかなり傷み 
あまり美しい紅葉とは言えません とても残念です
庭師も 各家で このような状況が見られると 話されていました
これも 今夏の異常な暑さのためでしょうと・・・・・・
すっきりした樹木を見渡して つい先日 旅してきたスペインの木々の彩りが
甦って懐かしく感じられました
この落ち葉 綺麗でしょう
ヴィックにある司教座美術館へ ロマネスクの素晴らしい板絵を観に行くため
歩いていた道で見つけたものです
寒いと言うほどの気候ではなく 陽も燦々とさし 歩いていて気持ちがよく
道ばたの落ち葉が 時折 吹く風に舞い踊っていました
なんの樹の葉なのでしょう 名前は解りません
少しだけ拾い集めました しおりにはさんで持って帰りましたが
この写真のような美しさは 消えていて残念でした
もっと 沢山拾いたく また 子どものように遊んでいたい思いでした
けれど 木の葉と戯れていては 皆さんから 遅れてゆくばかり
ほどほどにして 遅れまいと 仲間の後を 急いで追いかけ
ロマネスクの板絵を 堪能する程 見詰めてきました
カタルーニャの三大美術館の一つだけあり 感激 心豊かに
いつの時代でもそうでしょうけれど 遙か昔にこれだけのものをと・・・・・・
そして 残っていることに驚きと称賛 
いいものを観た 観られた なんという幸せでしょう
遙か彼方の土地で 今 思うと不思議なほど
一週間ほど前に 彼の地にいたことすら不思議さを感じています
今年の紅葉は いかがなものなのでしょう
ここにきて 朝夕 かなり冷えているようですから 
きっと美しく晴れやかなことでしょうね

2010年11月9日火曜日

未完成

時折 雨がパラパラと〜
傘が・・・・・と思いしも
それほどでもなく
でも 冷たい風が吹き 寒い一日
こうして冬に近づいてゆくのでしょう
久しぶりのトールのレッスン
今日から新しい教材
クリスマス作品
陶器のお皿にポインセチアを・・・・
午前 用があり遅れたため 
あまり進みませんでした
お皿にマットフィニッシュをスプレーし 図案を写してペインティング 
なかなか上手く塗れません まだ 完成ではなく 下塗り程度のことですが
なめらかに塗ることの難しさ 筆遣いが上手くいきません
来週もレッスンを受け 完成させてしまうつもり
今年のクリスマスに間に合うようにと 今月末の28日にアドベントに入りますから
それまでに・・・・・・
ポインセチア もう花屋さんには 一杯 並んでいますね
昔は 赤と緑で まさにクリスマスカラーでしたが
今は いろんな色が 出ていますね
ピンク 黄色と それぞれに味があり 悪くはありませんが
ポインセチアと言えば クリスマス
赤と緑の取り合わせの 昔からあるのが好きです
花の色は 白 薄青 紫系が好きですが 
クリスマスは 赤と緑のポインセチアが 断然 お気に入り
キ〜ッと 気が引きしまり イエスの降誕にふさわしく 喜び溢れている感じがします
今年は クリスマスの飾りを どのようにレイアウトしようかと
考えると わくわくして来ます
それまでに このお皿は 完成させてディスプレーの仲間に入れなくては・・・・・
何処に どう飾ろうか まだ 一筆 塗っただけなのに 気が早すぎますね
けれど これからの日々は 駆け足で過ぎゆくことでしょう
完成の暁には お見せしたいと思っています
上手く描くことが出来ますように・・・・・祈りて!

2010年11月8日月曜日

美しきものに毒があり・・・・・

朝夕 かなり気温が低くなり
秋が深まりつつある
家の中にいるよりは
外気に触れ 陽射しを浴びる方が
暖かく感じる日
時差ボケは未だおさまらず
一日 ぼんやり眠いこと
今夏は暑いと ろくに庭に出ることもせ
ず 放置したままの状態
















旅から帰ればなんとかしたいと思っていても
落ち葉を拾うのが精一杯のこと
それでも 鉢物に水だけはあげなければ
命を絶やしてしまうと・・・・・・
夕方 水やりをしていると クリスマスローズの鉢から芽を出して 
咲いている花がある 真っ白な花 一般的にエンゼルトランペットと言うが
チョウセンアサガオ ナス科の一年草
ダチュラとも言われるが なんと 有毒植物
こんなに綺麗で いい姿をしているのに
有毒とは・・・・・花汁が目にはいると失明の恐れも
あるとか どこからか飛んできて 勝手に生えて 花が咲く
我が家のいろんな場所に いつも 毎年 芽を出し
花開き 実が実り 種子が飛んでいく
二階のベランダにすら咲いている
美しいものには 棘があると言うけれど この花も美しい だが 毒がある
なんということでしょう 美しいものは危険なのでしょうか
華岡清州が麻酔薬としてはじめて使われた花
口にすると 大変らしい 昔 亡くなった人もいるとか 勿論大量に食したからですが
だから 曼陀羅華と言われるとか 天国へか・・・・・・?
毒があるからそう言われるのでしょう
美しく下を向いて咲くエンゼルトランペットも 毒があるとか
武器があるから強いのでしょうか 至る所に芽を出し 生育し 花開き
果実を膨らませ しかも棘で身をまとい 子孫繁栄のために 実を自身で割って
種子を 処かまわず投げ飛ばして・・・・・・
すごい花ですね
こんなに美しいのに・・・・・・
芽が出てきたら 顔合わせした時は 抜かねば・・・・・・と
思ったけれど・・・・・花にも命がある なにか役に立っているのでしょう
食べるわけでもなし 毒があると言うことだけは忘れずに
手洗いを励行して この花の生きるままに 自由にさせてあげる
そう思っています 
皆さんは どうされていますか
道を歩いていてもよく見かけますが 
友人宅の前の家には 玄関先に オレンジ色っぽいエンゼルトランペット(?)が
見事に咲きます 花の数も数え切れないほど
毒性のある花でしょうか この仲間 いろいろあるみたいですから
白い色が 気高いほど見事な咲きぷっりに ちょっと寂しさを感じています 

2010年11月7日日曜日

瞼が開きません〜眠いこと

日曜日 聖日 教会へ
けれども 朝 起きられません
長旅の疲れか 時差ボケか
いずれにしろ 礼拝以外に
予定もあるため 目覚めて
慌てて 朝食も採らずに教会へ
午後の読み聞かせの会では
源氏物語の明石の巻を終え 
澪標の巻に入ったものの 
眠気がひどく 先生の古文を
読む声が 子守歌
哀しいと想いながらも 瞼は下がり来る
うつらうつらの中 気分転換に中庭へ
心地よい風が 頬をかすめてゆく
ハッ〜と目覚めれば 目の前に白い花が 風に揺れている
起きなさいよ! と 声掛けられ
よく見ると いつのまにか 秋明菊が咲き始めている
否 もう 終わりに近い様子
花心の緑の玉が残り あたりの葉の上に雌しべの花粉が転がっている
点々と黄色い粒が 葉の上に 模様を描いたように・・・・・・
誰が植えたのか 秋明菊が存在することも知らず
先週の日曜日には もっと沢山咲いて 美しく 輝いていたのでは・・・・?
旅に出て お休みしていたので 最も美しい時を逃し 残念
しかし 眠気さましのため 中庭を散策しなければ 気づきもせず
この花に巡り会わなかったかも
秀明菊は 原産が中国 古き昔 日本に渡来 帰化する
漢名は 秋牡丹
アネモネと間違えられそうな花 勿論 咲く時期は異なるものの
菊に似ているから 秀明菊か・・・・・
よく解らないけれど
それでも 美しいし 優しい花 だから好き ピンクもあるけれど・・・・・
我が家にも 白があるにも関わらず なかなか花が咲かず
住み家を変えてみたものの 今年も咲くことなく 秋は終わるかも
咲いてくれないと寂しいね・・・・・

2010年11月6日土曜日

青い空の中舞い戻ってきました

お久しぶりです
今朝 気持ちよく帰国しました
長いようで短かった旅
楽しいことも つらいことも
いかにしようかと戸惑ったことも
けれど元気!
相棒の方が 病み上がり
ダウンするかと思いきや 
こちらの方が・・・・・
何はともあれ無事に日本の土を
踏みしめました
我が家に たどり着くと甘い香りが
銀木犀の花が 咲き始めていました
金木犀より遅くに いつも咲きます
白い花です
懐かしい匂いでした
旅は 黄葉が見事に美しく
ピレネーの雪も素晴らしいなどなど
またその内の報告を・・・・・
疲れて切っています
とりあえず 元気だったことだけを

長い旅の間 天候に恵まれ澄み切った
青空の気持ちのよさに 体が和みました
帰国の朝 ホテルを出る時に
わずかながらの雨粒が・・・・・
ああ〜雨なのか 飛行機に 乗るの嫌だなあ〜と・・・・・・
眠い目をこすって アンドーラ公国に別れを告げ 
一路 ツールーズ(フランス)へ 朝5時の出発
時折 雨が降っていましたものの 空港に着いた時は 曇り空ながら
雨の雫はなく ほっと・・・・・・
ツールーズで飛行機の中からの空 曇り空なれど 太陽が黒雲を染めはじめた中
フランクフルトへ
ふたたび 10時間45分の長旅 関西空港に降り立つた時は
日付も変わって 朝 飛行機の窓から見る空は ブルースカイ
美しい空 真下に見える日本の海は 波も穏やかで キラキラ輝いていました
なんと平和な波 平和そのものを象徴するがごとく 風に舞ってか
時折見せる白波と光の模様が あちこちに・・・・・
自然が描く芸術
青空で始まり ブルースカイで舞い戻り 幾多の収穫
ロマネスクの収穫を心に貰って・・・・・・
なんて幸せなのでしょう 
すべてを神にゆだね 道を与えられ 素直に従って 感謝でもって過ごした日々
何度 神に祈りたことか 唯 ただ 感謝

近々 その時その時の想いを書きたいと・・・・・・・
今日は 旅の無事の報告までに・・・・・・感謝と共に