2010年11月13日土曜日

私の宝物〜シンブル〜

昨夜あたりから 時差ボケが・・・・
いずこにか消えゆきた様子
やっと元の生活に・・・・・
それでも日々 忙しく過ごして
来ました しかし 日常の事に
追われて 旅の後始末は
未だに片付いてはいません
写真もパソコンに取り込んだだけ
じっくり見る時もなく 25日から
開く予定の作品展の準備に
追われています
今日も朝から その為の買い物に出掛け またご近所への案内状の配布に
街の中を歩き回り 夕飯の時 眺めた万歩計は 一万歩を悠に超えていました
旅のお土産も 急いで 近くにいる人 すぐに会う機会のある方には
差し上げたものの 自分へのお土産は 放り出したままでした
やっと 今日の午後 少しの時間を見つけて 
シンブルだけを 包みから解きほぐしました
処によって異なりますが 小さなシンブルのこと 
日本でしたら 例え一つしか買わなくても丁寧に包装してくれますが
外国では 乱暴と言っていいほど 雑です 勿論 丁寧なところもありました
割れないように保護されている時もありましたが 反面 シンブル(陶器製)を
そのまま裸で ぽいと渡される時もあり 様々です
日本が丁寧すぎるのでしょうか
ですから 人へのプレゼントにするものでも 
乱暴な時は 困りますが どうしようもありません
今回の旅では 17個のシンブルが 手元に入りました
もっともっと沢山ありましたが 欲しいと思っても 求めるチャンスがなく
ああ〜 残念という事が 多々ありました
また 一つの処で 幾種類もあって 全部求める必要もなく 選択するのが
楽しみであったり 悩みであったりしました
今 あらためて眺めて その時々の思いが甦って 懐かしく感じたり
あそこの空気は 風はと・・・・・・忍んでいます
なるべく 土地の 尋ねた場所の名が入っているのを求めるようにしていますが
その場所の地名が入ってないのもあって これ何処だっけと首を傾げたりしています
場所によっては すごく面白く コレクションにもってこいという
アート的なものもありますが とても手が出ません
お金に糸目をつけないならば 求めたらいいのでしょうが
そうは参りません 短い時間で 選ぶと言うことも 至難の業でした
ですから お求めやすい値段で 地名が入ったものを記念として
想い出の糧として求めてきました
もういくつ貯まったのでしょう それぞれに想い出があり 
眺めていれば その時の状況が 浮かんできます
いいものを見たと感激した時 しんどくてつらかった時 美しい青空だった時
暑くて暑くてたまらなかった時 海の色がたまらないほど蒼かった時
コレクションボックスには 想いが山ほど詰まって 今にもはちけきれそうです
シンブルの後ろの本は バルセロナのカタルーニャ美術館へ行った時の図録です
とても綺麗な印刷で 立派な本です
言葉は 読めません それでもフランス語もスペイン語も駄目ですから
英語版を 辞書が引きやすいのではと 求めました
200ページを超えるグラフィック本ですが 向こうはお値段が魅力的です
日本では 美術展を観に行って その時の図録を求めてもかなりのお値段
そのことを思ったら すごくお値打ちでした
そのかわり 重い重い本で 抱えて帰ってきました
表紙も 厚く確りしていて 素晴らしい装幀で 重さでいえば1500グラムあります
1キロ越える本なんて 最近 手にしたことはなく
重かったことも想い出の一つでしょう
でも なによりの私の財産になります 素晴らしい財産です
今は当時を想い ページをめくっていますが 
写真ではなく本物が生で見られたことの
喜び 感激 感動 なんとも言えぬ気持ち 幸せでした
幸せです 相棒の病み上がりも異常を来すこともなく過ぎ 本当に幸せで
感謝あるのみです

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