2013年4月30日火曜日

風邪 去りがたく居座る

風邪は未だ去らず
住み着いたまま
いつになったら去りゆくのか
いい加減で 立ち退いて欲しい
家賃がいらないからと
いい気になるな
君はいらないかも知れないが
貸すにはそれなりの維持費が
いるんだよ・・・・・
頭をぼんやりさせて ぶらぶら
うだうだ ごろごろ いつまでもしたくない
いい加減で解放して欲しいもの
こちらにはこちらの仕事があるのよ それをしないと前に進めない
お願いだから 明け渡してくださいな
今宵から 来客があるというのに これではもてなすのも大変・・
助けてくれよ〜と大声で叫びたい

唯でさえ鬱陶しいのに 朝から雨 時には強く降り付けて
ガラス窓を叩きつける
それでも嬉しきことに 昼前には雨も去り ほっと一息するものの
今度は 冷たい大気が訪れて 一瞬 身震いする
ひんやりとして もう明日から五月というのに なんと なんと
花々が匂い 小鳥が歌い 緑が濃やかになる季節 と 言うのに
いったい何を血迷っているのか 
長い冬が明けて 春 うららの季節 冷たさに硬くなった手足を
思いっきり伸ばして 野山に散歩に出かけよう
そんな日が 何日あったのか なきにも等しい天候
空の 天の 神々が 怒り狂っているのか・・・・
今日から始まった作品展
お客の入りはいかにと 気にはなるものの 足早に飛んでいくことは
叶わず ただひたすら 一人でも多くの方に観ていただきたい
その願いだけ・・・・・
出かけてくださる時があれば 連絡下さい その日 会場に参ります
前もって日程が解っている方は ご連絡いただけると嬉しいことです
よろしくお願いします
家の中で ごろごろしているまに玄関の花を あり合わせの花で
アレンジして見ました 何もないよりはいいのかなと思って・・・・

2013年4月29日月曜日

遠い国からの声〜


休日 天気良好 爽やか
さぞかし街中は人出が多く
賑やかであろう
そんな事を思いながら 一日
やり過ごす なにもせず
子ども達が 帰省する
その準備すら怠りて
風邪が思わしくなく体力を温存
したく 午前中眠る
しかし 機嫌良く起きはしたが
ティッシュペーパーが離せず
身体も重く如何ともしがたし
ああ〜
こんなに何もしないなんて
その事に腹だたしさを覚える
情けない ここ数年 風邪を
引いたことがないだけに 
まさに 鬼の霍乱 
この爽やかで季候のいい時節に
しかも 黄金週間 黄金色
あまりにも忙しく 思うように睡眠がとれず それのつけが巡り寄せ
たのでしょう
何もしない中 ティッシュペーパー片手に マイガーデンの花巡り
クレマチスの大輪が咲き 華やかさをまして なによりの慰みに
真っ白なクレマチス(上段)は 一昨年から我が家に到来 白雪姫と
名付けられています 下のクレマチスは 白ですが 花心が違います
名前はわかりません
クレマチスは好きな花の一つ 秋の終わりになると葉が枯れ始めて
お世辞にも綺麗な姿とはいいがたく 何とかならないのかと思う
でも それが生きてゆく姿なのだから仕方があるまいにと・・・・
鼻がぐすぐすして鬱陶しいなか 珍しい方からの呼びかけに驚き
言葉にもならず 声がかすれ声 声変わりなのに 電話のベル
遠くに聞こえる声 どこかで聞いたことがある でも 思い出せない
瞬時に頭は巡りゆかず 誰かな?・・・・・と頭をひねる
解る? 僕はだあ〜れでしょう? どなた? お名前は? 初めは
悪戯電話かと・・・・・○○だよ ええっ〜 どこから?お久しぶり
タイだよ タイから? えええっ〜 タイ? シンガポールでは?
今は タイだよ・・・・学生時代のボーイフレンドからの電話
懐かしい 驚きました 五月半ばに 仕事をやめて日本に帰るよ
その時 逢いましょう そうなの 連絡くださいね
もうなんと返事していいのか解らず 連絡先も聞きもせず またと
嬉しい便りでした 何十年も前の友 思い出して連絡下さるとは
そう シンガポールの時も電話くださった デスクの前に電話がと
番号まで教えてくださった 一度もかけず またシンガポールへ
行くこともなかった もう遙か彼方の想い出の扉の向こう側へ
実家の様子を聞き 元気であることを確かめ合って そして
九州にいる彼にも連絡するよ と電話は切れました
なんとなく 心に渦が巻きます 昔が甦って・・・・・
なんだか最近やけに昔が甦ることばかり 昔の友からの声がかかり
世はどうなっているの? 老いてきた身 みんな昔が懐かしいのか
でも お互い元気な声が聞けてよかった と 胸をさすっています
九州に住む友と このタイの友と よく話し合ったものです
タイの友はこの本を読むといいよ と教えられたり本をいただいたり
九州の友は クラシック音楽の良さを教えてくれ よくレコードを
共に聴きました 若い方には解らない言葉 LPレコードが出始めた
頃の話です そうして学生時代は 実になるものを沢山いただいた
懐かしい思いがいっぱいです 今 ここに現存する私の音楽好きも
読書の幅を広げてくれたのも 彼らが一端を担っているのかも
かなり影響を受けたと思いますから・・・・・
もし再会することがあれば・・・・・再会しない方がいいのかも
若き日のぴちぴちのままでいたいから・・・・・
でも 昔の友はいいですね 懐かしい 郷愁が胸に広がって・・・・
あの日 あの時が甦って来ます
もう戻らない青春時代が 走馬燈の如く 懐かしい


2013年4月28日日曜日

作品の搬入

四月最後の日曜日
ゴールデンウイークに突入
されど日曜に思えず土曜日かと
日曜日は 決まり切ったことで
礼拝に行く よほどのことが
ない限り・・・だが 礼拝に
行かず 家でごろごろしている
となると 習慣って恐ろしい
今日は日曜日ではないと思える
風邪が酷くなったのか 体が
思うように動かず 熱はないが
ここ数日シャンプーも出来ずに
ああ〜この有様では礼拝は無理
否 出かければいけたはず
しかし 夕方 作品展の搬入が
ある 体力温存せねばと・・・
日常いつもおこなって来たこと
それを外すとこんなに狂うのか
しかもおまけに家でだらだら
しているから余計に 人間って 不思議な動物ですね
いつものことをやめたとて どこかでその分何かをしているのなら
こんな想いはないはず いっその事 熱でも出して布団にくるまって
いたならば 空虚な心にはならなかったであろうに
夕方から 作品の搬入 相棒の手を借りて 車で運んで 飾り付けを
一緒にする友と相談しながら 飾り終えた時は とっぷりと日が暮れ
夜遅く家に辿り着きました
明日から長丁場の1ヶ月の開催 手描きの磁器とのコラボレーション
新聞の催事情報の告知板にもすでに掲載していただき 嬉しいこと
なんでも 朝日 毎日 読売 神戸新聞に その結果 会場にはすで
に電話での問い合わせがありますと・・いつ作家は来場するのかとも
そこまでまだ頭が回らずの状態
期待していただけるのは嬉しいこと 
突然 降って湧いた展示会
桜の蕾もまだ硬い時
あれよあれよと決まって そしていつの間にか 作品を並べ立て
さあ〜 見てくださいと 大手をふるものの
果たして期待に応えられるのか
不安だけが過ぎっていく いつの時もそうなれど
不安はうずたかく積み込まれ 反省も同様に背を伸ばす
それならば 普段から肝を銘じてやらねばと
思うけれど ままならず 人間に身勝手の良さで
いつの間にか 時が過ぎゆく 
この一ヶ月 無事に過ぎゆきますように
ゆっくり寛げる場所です 見て頂ければこの上ない幸せです
鼻水をすすりながら 頑張っています 
あっと言う間にくれた日曜日 いつもと違う日
空を 雲の流れを 花を見るゆとりもなく
風の声を聞きもせず 暮れゆきた日曜日 静かに更けてゆきます

2013年4月27日土曜日

白と黄色の二重奏

さわやかな日和
やっと過ごしやすい日に
暑くもなく 寒くもなく
いつまでも続けと祈る
なのに 気持ちのよい日なのに
風邪らしきものを授かり
弱り果てています
きのうから なんとなく変で?
それでも作品展の準備に追われ
昨日と今日と作品の点検
やっと終えたと思えば 体が
ほてり 少しだけ熱がある様子
ああ〜なんと言うことでしょう
この大事な時に
なにやっているんだと自らを
叱咤激励 
明日になれば何とかなるのでは

今年も忘れずに咲きました
モッコウバラが 黄色も白も
白が1本 黄色が2本あります
けれど 随分昔に植えた黄色が
今年あまり花付きが良くありま
せん どうしたんでしょう
元気に枝も葉も伸びていますが
栄養不足なのかな
まだ子どもが小学生の頃 もう
何十年前ですが 植木屋さんが
これ植えなさい いいよと2本
進められ求めたのがモッコウバラと梅花うつぎ ちいさな苗木でした
その時は名前もわからず 長い年月咲きませんでしたが ある年から
急に咲き始め こんな綺麗な花は? 近所の花屋で名前を聞いても
解らず と言ってご近所でもあまり見ないし・・・・
でも最近は よく見かけます イングリッシュガーデンが流行りだし
た頃から 多く見かけるようになりました
近頃になってと言っても10年は過ぎていますが 白のモッコウバラ
を見付け 植え込みました 毎年よく咲くのですが 今年は 可哀想
なことをして 泣きたくとも泣けずにいます
蕾がちらちら見え始めた頃 ガスの給湯ボイラーが傷んで 交換する
ことになったのですが その器機の上の方に 枝が伸び お風呂場の
窓から見られるようにしていました  工事の方が 邪魔ですから
切らせていただきますと ばっさりと・・・・・・沢山の蕾が失われ
シクシクです 前もって 言われていれば 枝を別の方向へ 流す手
もあったのに とても残念です
工事の方に 怒っても仕方がないし 涙を流すだけ・・・・・
ごめんね 来年 また逢いましょうねと 頭を下げましたが・・・
棘のないバラ 幾重に花びらが重なり合って 房になって咲き
優しいですね
白の方は匂いもあります 黄色ほど旺盛ではあちませんが・・・・・
可愛いでしょう
庭は 暖かさにつられて 皆 背伸びを初め 私も私もと 自らを
見せるための競争が激しく まさにジャングルになってきました
さあ〜 いかに処理するかが 問題です 
風邪を早く治して 頑張ろう〜と・・・

2013年4月26日金曜日

一瞬の嵐

柔らかい陽の光
冷ややかな透明な風が
時折 強く吹き巡る
光と戯れながら
緑さす木々をくぐりながら
冷たい風が通り抜けてゆく
ふと見上げた天空は
青く染まり雲が流れ行く
久し振りに見る青い空
遙か彼方まで青く染め抜いて
深く深く透明に・・・・・
どんなに気温が低くとも
厳しい冬は過ぎ去って
季節の巡りを醸し出している
青い空 白い雲 透明な風
爽やかな日和
輝かしい季節の到来
と喜んだのも束の間
午後には 俄にかき曇り
突然
ガラス窓に叩きつける雨音
激しい雨 強い風 またたく間に転がりゆく花鉢
可哀想にと片付けるいとまもなく・・・・・
けれど ほんのわずかな出来事 ほんの僅かな時の悪戯
あっと言う間に薄日が差し始め
なにごともなかったようにもとへ戻りゆく
自然を司る神は なにに腹を立てたのか
地上に存在する全ての命あるものに
一瞬 立ち止まれ 己を見つめよとの警告か
それとも・・・
一瞬の春の嵐でした
今年も 飽きもせず 懲りもせずに マーガレットを我が家に招待
いつの年も 暫くは楽しめるのに いつの間にか 枯れ行く
何故?と疑問が湧くが 解らず 解決も出来ず だが 花屋の店頭に
並ぶとついついかき抱く
相性が悪いのか 好きな花なのに お願いだから好きになってよ〜
大声で叫びたい 好きよ だから好きになってよ
お望みなら 何でもしますよ という心づもりもあるのに
ラブコールしているのに・・・・・
マーガレット 2月の誕生花 花言葉 恋占い
恋占いの花 ロマンチックですよね 今更 恋占い・・・・・?
如何でしょう
若い時は 花びらを一枚ずつ抜き取りながら 好き 嫌い 好きと
密かに一人でやりましたね 思いを寄せる人を 思い浮かべながら
花びら一枚に 恋を託すほど初心だったのでしょうか
いろんな色がありますが 白がいいですね 清純 潔白で
さあ〜 この花 我が家でいつまでもつでしょう
本来は宿根草 毎年咲くはずなのに
一回り大きな鉢に植え替えて 今は玄関先に置いています
いよいよ明日から 黄金週間 息子達が戻ってきます
楽しみです

2013年4月25日木曜日

手描きの食器で・・・

作品展しませんか? と
声かけられたのは3月半ば
どこで? いつ?
疑問の湧く中で 会場を見学
昨秋 展示会を一緒にした相棒
と共に・・・・・
会場のオーナーと話しを煮詰め
その場でとんとん拍子に5月に
あたふたと準備に追われている
うちに もうこの日曜日には
搬入が迫っている
その搬入などについて話し合う
べき 彼女の家に足を運ぶ
丁度 神戸新聞社の取材日
一緒にということで・・・・
記者は 彼女の同級生
お昼を一緒にと 準備され
女三人寄って 楽しくご馳走に
全て 彼女の手描きの食器で
いいですね 
ひとつひとつ丹念に描かれ 焼き付け それでいただく
なんという贅沢なのでしょう 
キッシュにスープ サラダ パン コーヒーとそれはそれは美味しい
ランチ 贅沢きわまりない・・・・・
優雅です
心豊かに温かいものが ふんわりと広がってゆく
人間 時にはこんな贅沢も いいなあ〜
日頃の心の中の嫌なものが ふと消えてゆくような気に・・・・・
全てが消えやしなくとも 僅かな時でも 心晴れ渡ればそれはそれで
心の安らぎが得られていいもの 豊かな時間を下さって 感謝 感謝
さあ〜 展示するものを準備せねば・・・・・
ルンルンの気分で戻れば 我が家の庭は ますますもって花盛り
クレマチスが咲き シラー ラナンキュラス 金魚草と ところ狭し
咲き乱れ ホタルブクロがぐんぐん芽を伸ばして その上アーモンド
に実がつき始め・・・・嬉しいことの重なり 家の扉を開け 荷物を
放り込むと 花殻摘みにひと巡り
夕方の風は涼しいけれど 心晴れやかで 気持ちがいい
しあわせ多き日 恵んで下さった神に感謝 ありがとう


2013年4月24日水曜日

伸びて〜のび〜て

朝から雨模様 なにもかも
しっとりと濡れています
一日中 雨とは 久し振り
埃っぽかっただけに すべての
汚れが洗い流され 花や木々は
いきいきと息づいている
新緑が美しい 瑞々しい
雨に濡れそぼつのは嫌なもの
けれど 濡れた緑葉は美しい
ツルニチソウ
ご存知? 今頃の季節に
紫色の花を咲かせます
今から何年前でしょうか
13年ほど前に庭を改造
イギリスガーデンと同じとは
いいますまい それに近い
小さなマイガーデンをと・・
煉瓦を積み 枕木を引きと純日
本風からイギリスぽっく 西洋
風に その時 希望の木を植え込んでもらったものの 木々の根元など
なにをどう植え込んだらいいのか解らず 園芸店に願いしました
その時 このツルニチソウが植えられましたが なんともいやはや手
がつけられません 
どこにでも勝手に伸びて 花壇を荒らし回ります 我が道を行く式で
そこのけそこのけと進み行きます
ですから 毎年 花が終わると切り取ります 根元近くまで 緑の葉
が綺麗なのである程度はいろどりに残して・・・・
ツルニチソウ ヨーロッパ原産 日本に帰化 繁殖力旺盛 手に負え
ず ネット調べると 庭に植えてはいけない植物の筆頭にあげられて
います
ネットフェンスをかいくぐって 裏の家の庭で 花を咲かせています
板ぬ処で伸びやかに・・・・・きちんと手入れなさる裏庭なら ご迷
惑かと思いますが 全然 手入れをなさらない 普段は全くの放置
雑草を年に2回ほど刈りとられるだけなので 伸びて 住処を見付け
花を咲かせるのもいいかと 黙ってみています 不必要であれば
草刈りの時 刈りとられたらいいことですし 上の写真は 裏の家の
庭です
我が家も花壇の中這いずり回っているようです あまりにも酷いと
抜き去っています 可哀想と思いますが・・・・他の命を守るために
必要 許されてと 頭下げながらの刈り取りです
でも 可愛いでしょう 忌み嫌われる花でも 本来は可愛いもの
花言葉も可愛いですよ 幼なじみ 朋友
今だけの期間の短い花です

2013年4月23日火曜日

出会い〜花水木〜



やっと冷たい風から解放されたものの まだまだ油断は禁物
あちこちで風邪を引いたとの声を耳にする
もう来週はゴールデンウイークに入るというのに 
行楽シーズン真只中になるのに 街中ではダウンをまとう人もいる
おかしな気候 変な気候 狂っている 
寒くともさすがダウンを着る気にはなれなくて 身を震わせている
春らしいおしゃれも出来ず 寂しい季節になりつつある
買い物に出かけ 少しは運動をと回り道
ふと遠くを見ると 赤い花と白い花が競い合うように風に揺れている
あっ〜あれは 花水木 なんと なんと紅白 揃いも揃って同等に
いい〜 重い荷物も何のその 広い道路を横切って 中道へ入り込み
近くまで駆け寄って とくと眺めた花水木
小さな ちいさな空き地 幼い子どもが遊ぶには格好の広さ
空き地の奥 その隅に木のベンチが一つ その上を覆い被さるように
葉桜がピンクの花を送り届けている
滅多に来ない場所 空き地があることも 花水木が二本並んでいるこ
とも知らなかった 
重い荷物のお陰で 出会ったのか 重い 手が痛いと足を緩めた時に
目に飛び込んできた 目の前ではなく かなり離れたところの花水木
出会いを与えられて喜びに・・・・・
天気が下り坂なのか 空は鈍色に転じている中できりりと立ち尽くす
丁度いい時の巡り会い 神が与えてくれた巡り会い その喜びを胸に
家路に向かい始める しばらく歩くと 同じ通りに 今度はピンクの
花水木
なんと言うことか 優しいピンクが 心をかき立てる
落ち込んでいるわけでもなく と言ってルンルンな気分ではなく
だけど どこかセンチメンタルな塊が 心の中に渦巻いている
このセンチメンタルさ なんなのだろう この寂寞感
まるで恋をした苦しみの如く 恋を失ったような
だけど 恋はない 今 恋心は どこにもない だけど重い心
その心の中を 打ち払うが如く 優しげに話しかけてくるピンクの花
花水木のピンク このように立派な大きな木に出会うのは初めてと
言うほど・・・・・いいですね このピンク 
わずかに吹き寄せる風に うなずくように 優しい花びらが揺れる
空が グレイがかっていたからこそ 余計に心に染みいるのか
もし 陽の光が強烈であったならば ハレーションをおこして 花の
色はいずこにか消えているのかも・・・・・
薄いピンクが消えゆきて 心を揺り動かしては くれぬだろうに
これも神様のご配慮か 嬉しい配慮 幸せ感が満ちてゆく
感謝 感謝 ありがとう


2013年4月22日月曜日

レトロな建物を訪ねて

お昼過ぎぐらいからやっと
陽の光も風も 春らしく
御堂筋の木々の新芽が輝いて
爽やか 気持ちがいい
きのうまでのあの冷たい風から
解放されて 空も風も人も車も
木々も すべてが伸びやか
お昼前から出かけた備後町の
日本綿業倶楽部(綿業会館)
レトロな建物 外観はいつでも
見られるものの 館内を見るの
は難しく 月1回の見学会に申
し込みが必要 それもなかなか
順番が回ってこないとか 半年
ぐらい待たないと・・・・・
たまたま友人が倶楽部の理事を
していることもあって友を誘い
特別に見せていただいた
二人だけの見学会 館内案内と
説明付きで しかも普通の見学
では見ることが出来ない開かず
の間も特別に見る事が出来
大感激
素晴らしい建物 内装 調度品
デザイン すべてに圧倒されて
驚きました
昭和6年12月 日本綿業倶楽
部の建物として竣工 翌年1月
1日に開館
各部屋のスタイルの違い
フランス式 イギリス式等々
世界各国の来賓や会員の好みに
応じて 好きな部屋を選んでも
らいたいという設計者の配慮が
なされ その上将来の冷暖房の
普及も予想され 当時から井戸
水による冷風送気を行っていた
窓に更迭のワイヤー入り耐火
ガラスを使用している 
とにかくすごいデザインも設備も先駆的
試みがなされて・・・・・
壁面一つとってもさまざま工夫がなされ
しかもデザイン的に優れ・・・・・
目の保養させて貰い デザインのすばら
しさに刺激を受け 落ち着いた雰囲気の
中でのランチをいただき 至れり尽くせ
りのもてなしを受け充実した一日でした
建物は 重要文化財に指定されている
さまざまな配慮があればこそ 大阪の大
空襲で 一面 焼け野原になった時でも
残った建物
何処を見ても古いはずなのに 古さを感じられず大切に扱われている
近々 この建物の前の通りの外灯は ガス灯に代わるそうで ますま
すいい雰囲気になり 味わいも深くなるのでは
中味のすばらしさに唯ただ目を見張るばかり 大理石が使われている
が冷たさを感じることはなく各部屋部屋の配慮 調度品 レイアウト
すべてに学びでした
その気持ちよさにつられるように 梅田まで歩いて戻りました
地下鉄の乗るつもりでしたのに 昔 カラヤンの指揮するウインフィ
ルなど聴きに行き 感 極まって人混みでむせかえる電車に乗るのが
嫌で コンサートの感激を 胸にかき抱いて 夜道を家まで歩いて
帰ったことがよくありました
その気持ちと同じように地下に潜って鉄の箱に押し込まれるのは嫌で
春の陽差しをいっぱいに浴びながら歩く
その気持ちの良さ・・・・・素敵なご褒美を沢山いただき 感謝です
神様も素敵なプレゼントを下さるのね・・・嬉しいこと
                             

2013年4月21日日曜日

花水木が・・・・

冬に逆戻り? 寒い 冷たい
コートが手放せない
日曜日 礼拝へ 午後 参加
している会が終わり 帰る時
アクシデントが・・・・・
コートがない 何故?
誰かが間違えた? 不思議
コートは見つからず 冷たい風
が吹きすさぶ中 寒いよ〜と
ふるえながら帰宅
間違いが解り コートも戻り
ホッと一息 危うく風邪を・・
いただくところ 気合いを入れ
急ぎ足で 暖かい家に・・・
鼻水が出始めましたが 風邪も
勢いに驚いたのでしょう
去りゆきました

あちらこちらで 花水木が咲き
はじめ さくらの花とはまた
違った風情が 楽しめます
最近は 街路樹として花水木が
植えられているところも多く
なってきました
もう20年 いやもっと前
山科にあるアンジュというお店
によく行きました
素敵な建物で 作家さんの手作
りの作品や毛糸が置いてあり
諸々の雑貨もあって しかも素敵なご夫妻で経営 しかも奥方は
ニットデザイナー 本も何冊か出版 ご主人は色のセンスがよく
毛糸の色の組み合わせが素敵でした そのお店の前に 一本の花水木
が植えてありました 赤い花でした その花の美しさに憧れて一辺に
好きになりました
我が家の花水木は白 赤いのは 何度 植えても枯れて根付きません
花水木 原産地は北米 大正4年 東京市長だった尾崎行雄が贈った
サクラの返礼に届いたのが 渡来の初め このことは以前にも書き
記しました(10・4・25)でも すごく知れ渡るようになったのは
ここ最近ではないでしょうか
私たちが娘時代には 簡単には目につきませんでした
どこか公園などに行けば 植えられていたかも知れませんが あちこ
ちの家々の庭で見ることは 殆どありませんでした
私が気付かなかっただけかも知れませんが・・・・・
本来は 中央の球状の小さな塊が花 花びらと呼んでいますが本来は
葉 面白いですね
我が家は 昨夏 暑さにやられたのか中心の大きな枝が 枯れて変な
木の形になりました 全部が枯れることなく 元気に花を咲かせてい
ます 嬉しいですね 花は幾分いつもの年より小さいけれど・・・
ご近所の花水木はとても元気(一番下の写真) 花も大きくて立派
なんでもよそのはよく見えます 生き残ったのですから 贅沢は言い
ますまい ありがとう と感謝しています
秋になれば赤い実もつけ 葉が見事に紅葉して 一年 楽しめます
真冬は 葉はどこかへ旅立ちて 裸を冬空に晒していますが 花芽は
枝の先々に しっかとのせて 寒風に耐えて春を待ち望んでいます
その姿も見応えがあります 楽しみが沢山ある花木ですね
あしたは いい加減で 暖かくなって欲しいですね

2013年4月20日土曜日

冬眠から目覚めた恐竜


目覚めれば晴れやか
今日も晴天かと思いきや
明るい陽ざしが薄陽に代わる
病に伏していた教会の先輩が
天国へ召され その葬儀式へ
献花を捧げ 別れを惜しみ外へ
いつの間にか細かい雨が・・・
晴れから始まって薄曇りそして
雨 冷たい冷たい雨
冬への逆戻りか
氷雨を思わせる涙雨

旅の話〜続き
恐竜にガオーッと出迎えを受け
た水曜日の遺跡を訪ねての旅
福井県の最東部の九頭竜の道の
駅 ハッと驚くほど大きな恐竜
が 道路脇に立っている
いや〜 怪獣と誰かが叫ぶほど
この九頭竜は和泉地区に在る
その地区内で貴重な化石が発見
県内の勝山市の恐竜博物館に
展示 復元されたものが展示さ
れているが とにかくここでの
真っ先の出迎えが恐竜とは・・
子どもはどんなに喜ぶことか
我が家の息子達も 子どもの時
にはきっと歓声を上げて喜んだ
のでは 今では中年のおっさんですが 幼い姿が甦って来ます
恐竜の本を見て名前を覚え楽しんでいましたから よくこれなんだと
恐竜の図を指さして なまえを当てさせられた覚えがあります
もう今ではすっかり忘れてしまいましたが・・・・・
それでも なんだかわくわくして資料館も熱心に見ました
この恐竜 親子ですって・・・・・そして15分おきに「ガオー」と
大きな口を開けて吠えます その今にも襲いかからんばかりの迫力に
思わず後ろに後ずさりしたほど 迫力がありました
小さなお子さんだったら泣き出すかもと思いながら カメラに・・・
でも皆さん ご存知だった? 恐竜が冬眠するんですって
この恐竜 11月の下旬から4月中旬まで・・・・おねんねですって
どこで冬眠するのでしょう・・・・
写真で見てください 恐竜のバックの山々の白い部分は雪です
まだ 木の陰や道路脇に雪が残っていましたから 非難するのですね
道の駅の方が 昨日 目覚めて設置したところ 今日から吠えてます
2〜3日前でしたら お目にかかれませんでした 
一緒に行った仲間は どう思ったか解りませんが 懐かしい思いと
わくわくする気持ちが相まって吠えて恐竜が動き廻るまで その場を
離れず待ちました
子どもみたいと笑われましたが 楽しいんですもの 子どもと共に
暮らした日々を思い なにかいいことあったような感じになりました
楽しいかった 今度 息子に出会った時は きっと大声で恐竜の話を
することでしょう おまけに 冬眠するんだって・・・・と
冬眠の話は信じないでしょうが・・・・
九頭竜も 山の中ですが なかなかしゃれた事しますね 

2013年4月19日金曜日

展示会を・・・・

きのうの暖かさ?暑さ?から
一転 冷たい風が 吹き巡って
庭に降り立つも おお寒いと
一枚 余分に羽織る
風が冷たい その風もそよそよ
吹くのではなく 髪が逆立ち
するほどの強さで吹きに吹く
いつになれば ほどよい気候に
なるのでしょう
寒くもなく 暑くもない 無理
ですか 途方もない望みなのでしょうか 
さて 写真を見てください DMです またまたするの? 
作品出来たの? と言われそう 否 そんな声が聞こえます
突然 降って湧いた展示の話 嬉しい 喜んでさせて貰います
と その場で返事 さあ〜忙しいぞ と秋にいつもの場所での展示が
決まっている 馬力かけなければ・・・・・ とにかくどんな会場か
下見に行き 会場オーナと面会 その場で決定 しかも 5月に
エエッ〜 どうする 昨年と一緒 またコラボをしようと ポーセリ
ングの友と返事したものの 時の早さに驚きにしばし呆然
でもチャンスは逃がすまいと急いで作ったDM
あたふたと過ごす日々
〜まあ〜もうするの?この間でしょう(そう でも5ヶ月過ぎてるよ)
忙しいでしょう ご飯食べてる?寝てる? そんな事を言いつつ声を
かけてくれる友人達 
会場は初めてする場所 阪急中山寺駅前の@Cafe みゅーずです
お時間が許せば お出かけください
私「布絵」を展示 彼女は 地震が絵付けした食器など優しい花柄が
中心だと思います お気に召されたら買い上げも出来ます
夢と優しさと豊かさを・・・・・と今 準備に追われています
チャンスを下さった方に 迷惑をかけない 紹介してよかったと言わ
れるように頑張ろうと 張り切っています
期間はなんと1ヶ月の展示
布絵・キルトとポーセリンペインティング展
 2013年4月29日(月)〜6月2日(日)
 場所 @Cafe みゅーず(阪急宝塚線中山寺駅からすぐ)
 時間 9:00〜18:30

どうぞよろしく お願いします
 もう一本ある 姫林檎の花が咲き始めました
また 受粉させましょうか でも やり方が解らず適当に 筆で
花心を撫で撫でしています そんなやり方で 実がついたら嬉しいね
どうなりますか でもとにかく花が咲き始めたので 嬉しい 嬉しい
庭は全ての花が咲き匂い 嬉しきかな
クレマチスも薔薇も 今は 孕みに孕んで はち切れそう
やがて バラが花開き クレマチスが微笑み 輝く庭になる
その頃は 涼やかな初夏の風が舞う
黄緑色の木々の葉を揺すり 風がなびく
一年で 最も美しい花と新緑の競演が始まる 
日々の楽しみが倍加してゆく しあわせをみなぎらせて


2013年4月18日木曜日

真紅のはなやぎ・・・・

この暑さ どうなっているの?
先日来よりは軽めの着衣 今頃
に相応しいファッションで・・
だけど暑い どうするの?
若い子や子ども達のように一気
に半袖をまとい 二の腕だす程
の勇気はない 老いの身には
いくら暑くても若者のまねは
出来ない
来月開く予定の作品展(近々
報告をします)のDMの葉書を
近所の方に配る為に町内を歩い
て廻りました
その時の暑さ 驚きました
暫く歩いていると 暑さのせい
でしょうか くらくらして・・
25度もあったそうです 
参ります 徐々に身体を慣らさ
ないと しんどさだけが身体に
纏い付き動くのも嫌になります
あしたは 一気に気温が下がり15度の
予想 体調を崩しやすい状況 気をつけ
ないといけませんね
陽が強くさす中 町内を歩いていた時
ハッとする赤い色の花に目が 釘付けに
ええっ〜 これなに?と急いで近寄って
見ました 急がなくとも逃げはしないの
に 自らの行動に苦笑いしながら近寄り
確かめました
ある家の垣根から 飛び出すように咲い
ている花 自らの存在を強烈にアピール
している
よくよく見ると牡丹です 早いですね 普通はもう少し
遅い時期に咲くと思います 以前 山陽電車沿線にある
薬師寺へ牡丹の花を見に行きました 丁度 ゴールデン
ウイークの時で5月になってからでした
その時期が 見頃とか・・・・・今年は 花の咲き方が
狂っているようですが もうらんらんに開いています
強烈な赤 真紅の色というのでしょうか 珍しいですね このように
強烈な色は初めておめにかかります
誰も歩いていない住宅街の昼下がり ぶらぶら歩きながら 知ってい
る方の家を目指していると 目に飛び込んで びっくりしました
直ぐに牡丹と解りましたが もし間違っていたらと帰宅後 調べてみ
れば 間違いなく牡丹でした 牡丹は シャクヤクと違って 木にな
るので そう思いましたが シャクヤクは 冬には地上から消えて 
根だけが残り 春に芽吹きます ここのはしっかりと木になっている
牡丹は 日本に奈良時代に渡来 弘法大師が持ち帰ったという説も
あるそうです
原産は中国 中国の国花 新年を祝う花 中国の上流階級では珍重さ
れている
花言葉 王者の風格 風格あるがままに
シャクヤクとよく似ていますね 
牡丹なのかシャクヤクなのか迷いました 葉の形状も 花の咲き方も
似ています 本などの写真で確かめました その時 牡丹の花の処に
こんな歌が載せられていましたし また菅原道真は法華寺の白牡丹を
詩っている 「蜻蛉日記」にも記述されているとか
「牡丹散って うちかさなりぬ 二三片」与謝野蕪村
「牡丹花は 咲き定まりて 静かなり
        花の占めたる 位置のたしかさ」 木下利玄
大きな花をいっぱいつけて 見事な咲きよう
熱いほどの陽差しの中では よく似合っていたように感じました
桜の季節に この花が でんと居座るように咲いていたら違和感を
感じたかも 初夏の花ですね 初夏の色合いです
この牡丹の花 島根県の県花だそうです 島根には素敵な牡丹園が
あるのでしょうか
誰がこのように咲きなさいと決めたのか 花々を眺めていると
その時々に 似合った花が 咲くのですね
暑い時 涼しくなりかけた時 寒い時 冷たい時 希望に燃え立つ
時 全て それらの季節に相応しい花が 咲きます
咲いているから 季節と重ね合わせてそう思うのか
それともその時に ふさわしい花をもたらすように神の配慮なのか
自然のなせるわざ でも時々狂いますね 自然も怒る時があるのか
も 人間の傲慢さに 腹を立てて・・自然と仲良く暮らしたいもの
ハッと目覚めた花 牡丹を眺めて 心は少なからず華やぎました

2013年4月17日水曜日

小さな旅〜朝倉遺跡などへ


早起きする 気持ちが良いとは
言い難く 眠い目を擦って
まだ夢の国にいる相棒に気遣い
そ〜っと家を出る
久し振りに散策の会からの旅
〜戦国時代の武将遺跡を訪ね
て〜の名目のもとに バスで
一路 名神〜北陸〜福井へ
朝倉資料館〜復元町並み散策〜
朝倉遺跡〜越前大野〜芝桜見学
〜九頭竜 歴史の里(笛資料館
〜穴馬民族館〜和泉郷土資料
館)〜九頭竜湖ダム〜白鳥から
高速に小牧〜名神の旅
お天気に恵まれ 随分長距離の
旅でしたが 有意義でしかも
充実したよき一日 盛り沢山
報告は一度には不可能 改めて
徐々に報告を・・・・・
いつまで 春に酔いしれている
のかと言われそうですが まず
は桜のたよりを・・・・・
岐阜のあたりから 道路脇に
見られる桜に 懐かしい思いと
共に心がはしゃぐ 桜が咲いて
いる 再び春が訪れたような
心持ちに・・・・
福井に入り 朝倉遺跡へ着けば
桜 さくら 枝垂れ桜も・・・
それだけ寒いと言うことなのでしょう 
遅い春に巡り合わせ 直ぐに迫り来る山々の木々は新録に染まり
始め その中で見るさくらは なんと心うつことか 美しい
日本人の心を揺さぶるさくら しかも枝垂れさくらが多く 中には
薄墨さくらも・・・・
少し山の中に入り大野市へ その近辺に来ると やや遠方に見える
山々は雪を抱き 道路脇の山にも所々雪が残り 森林の裾 畑 道路
脇には雪が 薄汚れた色合いで残っている もう滅多のなことでは
溶けませんよ と言う顔をして硬く固まっている
大野市は 周りは全て雪山に囲まれた盆地 冬は寒かろうに・・・・
でも 生活していない人間にとって 雪を抱いている山々を眺めて
暮らす すごい静かな生活のように感じる 羨ましい気さえする
確かに町は 車もバスも鉄道も走っているが 盆地独特の雰囲気なの
か 落ち着いて静かなたたずまいを見せている なんだか静かな生活
ができる様な気分になるから不思議
地元の人は 寒くて冷たくて大変であろうと思う
我々にとっては 雪を抱く山の麓でさくらが咲く
この上ない組み合わせ 感激 感激 美しい
鉄道は単線 越美北線で福井市の越前花堂駅から 九頭竜湖駅まで
の52.5Kを走っているそうです どんな列車が走っているのか
走る姿を見たいと願うものの叶いませんでした
バスは 線路と平行に細い線路を眺めながら かなり走りましたのに
残念でした
長い一日の旅
と言うよりは小さな旅 さくらに酔い 満喫した一日 
もう さくらは終わった 来たる年の楽しみと思っていましたのに
思いがけずに楽しめました 夜8時近くの帰宅 しあわせな一日
気分晴れて 気持ちのよき日 感謝します

2013年4月16日火曜日

食事会

陽が新緑の葉を透かして見ると
みどりいろの光が輝いている
トールの仲間と先生を交えて
久し振りの食事会へ 北浜まで
レストランへ行く前に 中之島
公園を散策 むせかえるほどの
強い陽差し バラの木が大きな
蕾を抱え 緑の葉をきらきらさ
せて やがて来る華やかな時を
静かに待ちながら自己主張に
励んでいる
川沿いに建つビルの7階
若いシェフが 頑張っている
フレンチレストラン 
オープンして3ン年目
どれも味はよく 若い方なりに
従来のフランス料理に囚われず
創意工夫をし 盛りつけも繊細
食器も従来の洋食器にこだわる
ことなく 斬新な食器が使われ
シェフの意気込みが感じられる
テーブルを囲んでいただく部屋
もあるものの 目の前で調理し
全てを見せるオープンキッチン
のカウンターを選択
キッチンが 美しい 見事
働く人々も 殆どお互いに口を
開くこともなく 無言で次から
次へ料理をこなしていく
目の前で包丁さばきを 盛りつ
けを眺めて すごいと感心
学ばせていただきました
一つの料理を終え 鍋やフライ
パンを調理器からおろす度に
その周りを真っ白なタオルで
拭く 綺麗な調理器です
あまりの見事さ その手つきに
見とれ最後のデザートの写真を
お皿が空っぽになって撮り忘れ
に気付く始末
傑作なことに 全員が忘れる
贅沢な時間 こんな贅沢を戴い
ていいのかと 気遣うほど
至福の時 北浜を吹き抜ける
風は 強い風なれど 心豊かに
して・・・・・
レストランの中は静か 窓から
中之島公園のバラ園が見える
音楽は一切無し でも上質の
雰囲気 満足して・・・・・
そして直ぐ隣の北浜レトロへ
紅茶をレトロなティールームで
味わい 帰路に・・・・・
夕方近く 少しだけ冷たさを
増した風に 揺さぶられながら
満腹感を抱いて・・感謝しつつ 
そう 忘れてました パンのことを パンは初めに柑橘系のパンです
とだされました オリーブオイル付けて召し上がって下さいと
柑橘系 ほのかに匂います 口にほほばっても香りが広がります
そして後から出されたパンは 16穀パン これまた良いお味でした
どこかで売っていれば求めたいほどに 柑橘系は 生地に柑橘が練り
込まれているようで オレンジ色の実が入ってました
柑橘の酸味のきついのは食べられないけれど そんなこともなく 口
の中で ほどよい香りが広がって 味そのもの良さをましている
また 出かけたいと思いますが 主婦にとってのランチの値段として
易々とは行くには難しいでしょう とっておきの時にでも また・・

2013年4月15日月曜日

我が世の春

暖かい陽ざしがキラキラ輝いて
気温も上昇 冷たい 寒いから
一変して暑い
きのうまでのコートは脱ぎ捨て
ランランと春の陽差しを浴びて
お散歩に・・・と言いたいが
逆に暑い 
小さな小さなマイガーデンでは
あちらこちらからムスカリが
顔を出して我が世の春を満喫し
ている
こんな処に植えたのだろうかと
首を傾げたくなる場所からも
挨拶している
ムスカリの野生種は特有の香り
を持った種類があり それが
名前に ムスカリはムスク
ジャコウに 由来した
でも園芸種では 香りは失われ
とか 残念ですね
「花おりおり」(湯浅浩史著)をみると こんな事が書かれています
イラク北部の洞窟から 6万年前の死者の側の花粉が出土した 人類
最古の利用花の一つ
すごいですね そのような前から花が存在してどう利用されていたの
でしょう ムスク ジャコウとして 香りを利用したのでしょうね
可愛い花ですね 白も咲いています 花びらがひらひらした種類も
咲いていますが 小さな花なのでよくは写りません
やはりこの球のよう 筒のようになって咲くのが一番ですね

いつも報告するレモン 先月8日にまだぶら下がっていました と
書きました 二日ほど前に通りがかりましたら 先日は まだ幾つか
残っていましたのに 残念ながら というのか 終わりの時を迎えて
いるのか 1個だけ 道路にはみ出した枝に ぶら下がっていました
おお〜残っている 木 全体を見渡しましたが これ1個だけ
あとはどうされたのでしょう 皆さんのお腹に納まったのでしょうか
立派なレモン 一般的に言われているレモンのように 両端が少し
尖っているのとは異なって まあるいレモン しかも大きな大きな
レモン 食べがい 使いがいがありますね
ほんとにレモンの味がするのでしょうか 酸っぱい味がするのかな
ビタミンCはたっぷりにあるのかな  美容にいいですよね
輪切りにして 顔にのせ美白パックに・・・いかが?
よこしまな考えですね 失礼しました でも珍しいレモンでしょう
 

2013年4月14日日曜日

名残の桜が・・・・

日曜日の朝 お天気は快晴
今日こそは暖かくなると希望を
胸に礼拝へ・・・・・
家を出て歩き始めた途端に目に
飛び込んで来た桜の樹
朝陽を浴びて きらきら輝いて
いる 
なんという美しさ 神々しさと
思いながら足を進めるが
ちょっと待って つい先日
君は見事に咲いていたはず
名残雪ではないが 名残の桜が鮮やか
にピンクの色をまして 夕暮れの空に
映えている と君をたたえた(4・9)
ええっ〜まだ 終わっていない
花の間から 緑の新芽がちらほら見え
隠れする中で 散りゆきもせずに・・
なんと なんと 驚き・・・・
思わず後戻り・・・・・
急ぎ足で礼拝に行かねばと思い
つつも 桜のまさに名残の桜に
魅せられて しばし立ち尽くし朝陽に
映える美しさに 言葉を失う
でもいつまでもそこに留まることは出来ず また来年 待っているよ
と別れを惜しんで・・・・・今宵は雨 きっと終わりを告げるのでは
でも この桜は 他のと種類が異なるのかも・・・・・
なんにでも終わりがある 当然のことなれど 淋しきもの
夕方 我が家に帰り着けば 姫林檎の花がついに満開に まだ少しだ
け開きはじめがある が殆ど満開に近い状態に 見事 そのもの
これまた美しい 盆栽仕立てになっているが 大きな木であれば
真っ白に まるで雪が積もったようになる
信州の林檎畑に行けば 今頃 花盛りかも 遠くに山々をかすめ
一面に白い花で埋め尽くされる そんな風景が見てみたいと・・・・

今日は何の日かご存知?
いろんな日ですが 春の高山祭 ポスト愛護週間 オレンジディー
やすらい祭り(京都) だそうです
春の祭は 寒い冬から解き放たれ 華やかなお祭りでしょうね
なんの日かと暦を見て 思い出しました 京都やすらい祭りを
今から8年前の4月第2日曜日に行われるお祭りで 見に行きました
各お旅所から 花笠と共に赤い衣装などを着飾った子ども(男の子)
がお化粧をし 青年は赤い髪のカツラを被り 髪振り乱し 鐘を
打ち鳴らし 町内を練り歩き 最後は今宮神社の境内に そこで踊り
を奉納する というお祭りで 各家々では 花笠の下に入ると一年の
厄がはらわれると お囃子が近づくと玄関先で待ち 家の前に来ると
笠の下に入り厄除けを・・・・・そのお練りの後をついて歩きました
その様子を写真に撮りましたが 写真を探さないと・・・見付けた時
はアップします 見てください このお祭り 4月の第二日曜日と決
まっていて その日 雨が降ると中止だそうです 面白いですね
天候で 左右されるとは 雨が降った年は 厄は?・・・・・
長い寒い日々から 希望の春 全てが華やかに賑やかに 幕あけして
一年が進んでいくのでしょう
新しい年のスタート 教会の暦もそうです 今日はその為の総会があ
りました
よき道が示されますようにと祈りを込めて この一年過ごしたいもの

2013年4月13日土曜日

常緑クレマチスが小さな花を・・・・・

激しい揺れに目覚める
地震 いつもなら身を突然
揺すられると それだけで胸が
きゅ〜んとする なのに今朝は
悠然としてテレビのスイッチを
入れ 情報を確かめる と
安心したのか 最大の震度を
聞いたにも関わらず 眠りの渦
の中ヘストン〜と落ちていった
何故だか 夕べは明け方まで
眠ることが出来ず 朝の4時半
まで時計の針を見つめていたが
寝入りばなで 眠気の方が勝っ
たのか 何でもなかったように
夢の中に・・・この神経
我ながら驚く 唯でさえ地震に
敏感なのに それほどまでに
体が眠りを求めていたのか
阪神の地震を経験しているから
これなら大丈夫と思ったのか
自分自身振り返ると???がつく
相も変わらず冷たい風が吹きつける
花達は 意外と長持ちしているようで
嬉しいけれど 肌寒さは身に応える
昨年の4月半ば 神戸の美術館を梯子を
した時 駅前の花屋で見付けた可愛い花
常緑クレマチス
常緑と言う言葉と小さな可愛い花に魅せ
られ我が家に・・・・・色々の約束事を
調べたに関わらず 守ることもなく
あれよあれよと思うまに巡ってきた季節
日照りはやや半日陰 冬から春が生育期 夏は休眠期 旧枝咲き
剪定は弱剪定 夏は涼しい場所で管理との約束事
情けないと言うか 忘れたのか まさに放置 なんと言うことか
でも でも 花は 見事に咲き始めました
わずかに黄味を帯びた白が咲いていました(昨年)が 咲き始めは
ライムグリーンで開くようで 徐々に白さを増してきました
放置されようと約束を放棄されようとも 文句の一つも言いもせず
咲いてます 季節の巡りに押し出されて 偉いね〜え 感心します
名前は難しく覚えられません 常緑クレマチス ベトリエ
夏になれば 木の根元に 否 落葉樹のもとに置きましょう
と思ってましたのに いい加減な人間ですね 申し訳ない
反省しています
クレマチスは好きな花の一つですが 冬になると枯れ木の状態になる
のが あまり好きではありません と言って枯れているわけではなく
生きていますし 葉も枯れたままいつまでも 枝にしがみついており
なかなかとれません 手の届く処は 葉だけ切り落としますが そう
でないところは 枯葉がひらひらついたまま 手入れの悪い状態に
見えます ですからこの冬の間は 何とかならないか と嫌な思いを
持ちますが 春になると枯れ枝から 緑の葉が芽吹きだし やがて蕾
を・・・・その頃は いつ咲くのかと気をもみながら 冬のあの忌ま
わしい気持ちを忘れ去って 喜びに包まれる
とにかく 今年 神戸の街から抱えてきた小さな苗木が 無事に咲き
始めた 生きて生きて 喜びをもたらし 心を潤わせてくれる
その事に感謝 感謝 季節の巡りにも感謝して・・・・・
普通のクレマチスのような華やかさはないけれど 慎ましやかに咲き
誇って 春の冷たい風に揺れています ゆっくりとゆらゆらと・・・