2015年4月27日月曜日

燃え立つ花〜ベニバナトキワマンサク〜



半月ほど前 友人宅へ 或いはレッスンのある時 いつも通る道
ちょうどレッスン帰り ふと目に飛び込んで来た垣根
マンションの外壁を覆うように植えられている10本近くの植木
その木々が 紅く燃えている 夕日に映えて 紅い
ええっ〜と驚き これなに? いつも通る道なのに 今まで出会った
こともない色に染まっている
反対側を歩いていましたが 思わず側に近寄りました
中心の幹や枝が見えないほど葉っぱが密集している
しかも赤銅色している その先に紅いと言うのか 濃いピンクと言う
べきなのかそんな色の花がぶら下がっている
今まで何十年も 行き交う道なのに 気が付かなかった
目はどこについていたのか それとも 紅い葉っぱの木だ思い 花の
時に巡り逢瀬なかったのか
たしか 赤銅色とみどりの葉をみて 赤目かしと思ったことが ある
様な気もするが・・・・・
この植木はなんだろう 初めて見るような気がした
疑問に思いつつ カメラに収めたかったが 夕陽が強く おまけに
一列に並んで横からも撮れず シャッターを押す格好の場所がみつ
けられず 諦めた 心のメデイアにとどめて・・・・・・

つい先週 香雪美術館へ行くため 国道から北へ香美術館まで歩く
その途中で ある住宅街で 同じ木に巡り会い 思わず走り寄って
よくよく眺め 観察して カメラにも収めて・・・・・・
ご存知ですか 名前はわかりません でもすごい花木だと 感心
しました 花の色といい 花付きの多さといい ただ ただ驚き
友人と一緒でしたので 問うてみましたが知らない
初めて見ると・・・・・
調べました あの手この手で わかりました

「ベニバナトキワマンサク」 です
ロロペラルムと呼ばれ ギリシャ語のロロン(革ひも) 
ペタロン(花びら)からなり 花びらの形に由来
中国から輸入したランについていたことから 日本にはなく
中国のみで自生すると思われていたが その後中国 インド 日本
でも自生していることが判明
白い花 黄色い花もあり 葉も銅葉 緑葉もある

偶然にも記憶の中にある内に 再び遭遇しましたが いずれも
午後の陽ざしを浴びて 花の色が 燃え立つように 輝いていました
へえ〜 こんなに色めき立つ花もあるものだと・・・・・
恋に燃え狂っているかの如く めらめらと炎が立ちのぼっているよう
で 激しさすら感じました
一途の恋 色で表すとこんなものなのでしょうか
恋に燃えているとき もうそんな時代は 終わりを告げています
昔を思い 遥か彼方を偲んでみますが こんなに燃えたのでしょうか
恋したかの人を思い 一途に燃えたときが 懐かしいですね

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