2009年9月17日木曜日

曼珠沙華〜彼岸花〜

朝夕はかなり涼しく気持ちがいい
病院へ検査のため出掛けた
その帰り道 
舗道に面した小さな小さな花壇
花壇と言えるかどうかと思うほど狭い
でも そこの住人の心づくしが感じられる
往路は 急ぎ足だったためか 気づかなかったが
帰路 検査が終わってホッとしたせいか
道ばたのその花壇に赤い花が・・・・・
ハッとして 目をこらす
たったの三本だけれど 彼岸花が咲いていた
ああ 秋が来ている
陽射しが強く 目映いけれど 秋 
ここにも秋が・・・・・
来週は お彼岸 月日の過ぎゆくのは 速いこと
駆け足で通り過ぎてゆく 
脇目もふらず通り過ぎてゆく
彼岸花といえば 写真やニュースで 季節になると見かけるが
土手や草原を真っ赤に染める風景が多く 秋を お彼岸を思い知らされる
けれども こんな処にも 小さな秋が・・・・・
忘れずにやってきて 車の行き交う道で 狭い場所で けなげに咲いている
彼岸花は 家に植えることを嫌う人が多く また屋敷の中には植えない
と 子どもの時に聞かされたことがある
マンジュシャゲ シビトバナ ユウレイバナ とも言われている
葉も顔を出さないで 突然 お彼岸の頃に咲き出すから そう言われているのか
でも とても 形もよくスマートな花 
濃いグリーンの茎に すーっと咲く赤い花 なかなかのスタイル
あまり目にしないだけに 子どもの頃に聞いたことは ともかく
ああ〜 秋 あき アキが・・・・・

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