2010年2月17日水曜日

カッパドキア

冷たい日でしたが 陽が一日中 輝き 
南側の日だまりは 暖かく 
花たちは喜んでいるようでした
昨年末に トルコへ旅をした方から
シンブルをいただきました
シンブルを収集して 喜んでいることを
よく知っている方からのプレゼント
それも カッパドキアのシンブル
いつの日か カッパドキアを一度でいい
訪れたいという夢を持っているだけに 
余計に嬉しく 感謝 感謝
カッパドキアは 火山岩台地に長年の風雪による浸食作用がもたらした
アッと驚く奇観の地
そこに 終末を予感し この荒野に祈りの場所を求めた人びとが
岩山を掘って洞窟修道院・聖堂を作り 信仰心に満ちた絵画を描いた
その絵画が 素晴らしく そこに同じように作られた地下都市を
見たいと思っている
いつだったか 記憶が定かではないが
NHKテレビの特集で その地が 絵画が 放映されていて
それを見て以来ますます 尋ねたい思いは強くなった
荒れ地というか 荒野に咲いている紫色のアザミの美しさ
そのアザミも見てみたい 
荒野を彩るアザミ 写真で見ただけだが すごく 美しい
洞窟内の壁画 単色で描かれた文様と多彩な聖像画 
ベンガラ色とブルーの組み合わせが素晴らしい取り合わせで
心 惹かれ 吸い込まれていく心地がする
なんで こんな美しい文様が このような僻地で 荒野で 洞窟で・・・・・
そこに眠る目が眩むほど遠い古き時代からの歴史がそこにはある
紀元前からの神に対する思い 地母信仰から キリスト教徒のいばらの道などなど
はかりしれぬものがある
聖像破壊運動もあり イスラムの勢力で追われるキリスト教・・・・・
難しいことよくわからない 歴史もよく解らない
しかし 訪れてみたい場所であることは確かなこと
カッパドキアへの道のりに 厳しい冬を過ぎゆきて
春には 林檎 杏 なしなどの花が咲き乱れる光景が見られるとか
火山灰台地に咲く花も美しいらしい
破壊されずに 残った壁画も 写真で見る限り気品があって美しい
厳しい生活が あったであろう また現在もそこに居住する人たちは
厳しいものがあるのだろう
観光で訪れる人も多いから シンブルが作られているのであろう
その地を訪れた方は その荒野で 私の存在を忘れずに思い出して・・・・・
改めて感謝 ありがとう
いつの日にか 訪れることを夢見て・・・・・ 
カッパドキアの美しい写真集(写真 大村次郎 集英社)を 
時折 思い出したように眺めています

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