2010年2月1日月曜日

シンビジュウム

朝から冷たい雨
しとしとと静かに休むことなく
降り続いていました
庭の花たちは 雫にしっとりと
濡れていました
それでも 小鳥たちのために
蜜柑と林檎を えさ台に・・・・・
こんな雨の中でも 小鳥たちは
遊びに来てくれました
キルトに編み物にと
忙しく動かす手を休めて 
肩の筋肉をほぐしながら
ウグイス めじろ 雀たちの
行き交うのを眺めては ホッと
一息入れて慰みとしていました
二階のベランダで放置されている
シンビジュウムが 今年も
見事に花を咲かせてくれました
2〜3日前のお天気のいい日に
カメラに収まってもらいました
花が咲き終わると いつの年もベランダに放り出し そ知らぬ顔 
夏は陽射しがきつく 可哀相なぐらいに暑いのに ただ水やりするだけ
だけど 無視した態度にも負けず 弱音も吐かずに 恨み言を言うこともなく
季節が巡り来ると 花芽を付けて・・・・・・
つぼみが膨らんで いよいよ咲くのではという頃に
慌てて 部屋に取り入れて 綺麗ねと・・・・・褒め言葉を・・・・・
勝手のいい主に 美しい姿で愛想よく笑顔を振りまいてくれる
シンビジュウムは何鉢か持っていますが この花が一番好き
白の美しさ 透明で 可憐で 気品があって
この白が 早咲きなのか 一番始めに咲き始めます
何年か前に 作品展のお祝いにいただいたものです
名前があるのでしょうが よくわかりません
シンビジュウムは ギリシャ語で「舟」を意味するから語から転じた名だそうです
唇弁(リップ)の形が正面から見ると丸くくぼんでいて
舟底の形に似ているからとのことです
花言葉は 沢山あります
華やかな恋 高貴な美人 誠実な愛情 深窓の麗人 飾らない心 素朴 などなど
我が家の花を見ていると まさに気品あるレディーという感じがします
人間も このように美しくありたいものです 姿形が美しいというのではなく
内から漂う清らかさ 気品が その人を包み込んでいれば 美しいことでしょう
花として 姿も形も美しい 綺麗ですが 私たち人としての生きている姿が
こうでありたいと思わせる美しさがあります
透き通るような心を思わせてくれます 
今年は 放置しすぎて 花付きがいつもから比べたら 少ないようですが
花の命を終えた時には たっぷり栄養を付けてあげなければと
つくづく感じています
ごめんね!でも こんな美しい 透明感のあるあなたを眺めて 感謝
自然に 天然に 感謝のひと言 感謝以外の言葉を失いて・・・・・

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