2009年11月10日火曜日

古伊万里展〜庭園美術館〜














この日曜、月曜日と二日に渡って 
東京へ義兄の能舞台を見にいった折に 
東京都庭園美術館を尋ねてきました
丁度 「パリに咲いた古伊万里の華」展をしていました
古伊万里展を観たあと庭園を散策しました広い庭で 西洋庭園 日本庭園
広い芝生広場などがあり
ゆったりとしていて 散策するにはもってこいの場所
緑の樹木も多く 小鳥が様々にさえずり 子どもずれの家族や 若い人たちが
芝生の上で食事したり 芝の上で転げ回って遊び戯れたり 
所々に置かれた椅子には 若き青年が読書に と・・・・・
とてもいい雰囲気でした
緑の風を受け 時には香しい風もなびく中 静かに読書とは 羨ましい
俗世間を ひととき離れての居場所があるとは・・・・
いいですね
都心の真ん中に こんな広大な緑地があるとは 知りませんでした
かって 東京に住んでいましたが しかも目黒に 
しかし その当時は 解放されていませんでした
この美術館は朝香宮邸として昭和8年に建てられた建物を そのまま美術館として公開
戦後の一時期 外務大臣 首相公邸 迎賓館として使われてきたが 
建設から半世紀後の昭和58年(1983年)10月1日に
美術館として新しく生まれ変わった
この建物は1920年代から1930年代にかけてヨーロッパを席巻した
装飾様式「アール・デコ」を現在に伝えるもの
アールデコ様式に日本独特の完成を付け加えている
建物自体が美術品と言われ 東京都指定有形文化財に指定されている
美術鑑賞 美しい緑あふれる庭園 自然と建物と美術作品が合わせて楽しめる場所
全く知らなかった 勿論東京に住んでいたのは 昭和40年の初め 
知るよしもなく またその場所があったことは知っていても
見ることも入ることも出来なかった
正面玄関扉のガラスはルネ・ラリック制作のレリーフ
入り口入ったすぐの装飾は優美で何とも言えない光に包まれている
内部装飾はフランスを代表するアール・デコの作家が起用された
とにかく展示されている古伊万里も1600年代から1700年代の
作品が165点ほど各部屋に置かれ 心 奪われた
すごいですね すごい 陶磁器の善し悪しはよくは解りませんが
当時の作家達の熱情をすごく感じました
切磋琢磨する姿が目に浮かびます
施された絵のすばらしさ 今更 私などが言うべき言葉ではないはず
唯 ただ 感激しました
来年3月25日から「アール・デコの館」として所蔵のアール・デコの美術品を
展示する予定になっている知らせを見て その頃 再び訪れることが出来れば・・・・
桜の花もきっと美しいことでしょう
園内のカフェでいただいた「ひすいそば」の美味しかったこと
小さな鉢に ひすい色したそばと鴨と葱だけですが 
もう少しい欲しいなあ〜と・・・・・

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