2012年5月19日土曜日

小さな旅 続き〜瀬戸と多治見へ〜


今日もよき日和 朝から大学へ
構内は緑が豊か 爽やかな風に 
樹はさわさわと枝を葉を揺るがせる
ああ〜まさに五月晴れ 気持ちがいい

昨日の続き現代陶芸美術館で 現代の先
端をゆく陶芸作品を広い館内の中見て回
り その後 再びバスで「荒川豊蔵資料
館」へ 何処にあるの?と問いたい気が
する道を走る
道路の両サイドは 緑の木々に包まれた
山の様子 山の中を通る一本の道を走る
感じがする そして ここですと バス
から降り立つと 今走ってきた道なりの
脇 見れば山 
山の入り口の前におろされて この先よ
と 歩き始めるがなんと山道 坂道 な
んだか 最近 坂道に縁がありすぎます 訪ねていく先々で坂道に出会い・・・・
さぞかし鍛えられることでしょう
山道だけど 木々の葉がざわめき 風が
なき ウグイスが 名も知らぬ小鳥達がさえずり 気持ちがよい かなり歩いた
ところで 更に坂は 厳しくなるのか 
案内の看板と共に 杖が 幾本か 用意
されていました 悲鳴を上げつつ資料館
まで歩きました 
悲鳴を上げつつと言いながらも 坂道に
作られた階段の端に その隙間に 道沿
いにいろいろの花が咲き
この花?なんだっけ この花あれよなんて会話しながら 苦しいけれど或る意味 楽しみながら 資料館へ
山の頂なのかたまたまそこが平らなのかよくは解りませんが平屋づくりの立派な建物・・・
いいものが並んでいます そしてとてもいい雰囲気です 陶器と一緒に飾られている花あしらいもすごく和やかで 優しくなれます
けれど足腰の悪い方 ある程度お年を召された方には 不自由でしょう と言うよりは 不可能でしょう そこまで歩けなければ 車椅子も無理ですから・・・
まだなのと言いつつ坂道をあがる足下で なるこ百合が 笹ゆりが 小さな小花が よくいらしたわねと ねぎらいを見せてくれました  
久しぶりに歩く山道
落ち葉を踏みしめ 足の裏に
土の感触を感じ しっかと大地
を踏まえて歩きました
この山のなか 窯でもあるので
しょうか
それともあったのでしょうか
中腹の案内板の手前に 古窯跡
と記された碑がありましたから
かってはあったのでしょう
今は定かではありませんが
いい場所にありますね でも車なりの足が確保されないと 来ることは不可能な気がしました
瀬戸と多治見の名陶工を訪ねての旅 一日ではきつい旅でしたが よい旅でした 多分 否 再び訪れるチャンスはないと思われます その意味ではすごく充実していろんな事を学ばさせてもらいました
頭も心も刺激されました もう帰りのバスの中では 体がうずうずしました 家に帰ってすぐに何かに取りかかることは不可能ですが 作品作りの何かのヒントにはなることでしょう 何かこの心にあるものをかたちにしたい そんな思いが強く湧いてきました
本当はなにもかも放置して取りかかりたい思いは 沸々としてありますが 自らの置かれた立場を思えばままにならず 仕方がないでしょう
しかし仕方がないのではなく 私には私に与えられたものがあるはず それを一つずつこなして前進していけばいいことだと思っています

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