2014年5月23日金曜日

新鮮さが取り柄の野菜



   〜武庫一寸ソラマメ〜
天平8年(西暦736年)に来朝したインドの僧侶を 行基上人が
摂津国にお迎えした際 僧侶は行基に「王墳豆(おたふくまめ)」と
いう豆を与えたのが 我が国のソラマメの伝来 行基が この豆を
武庫村(現在尼崎)の農家に試作させたところ生育がはなはだよく
元の豆以上に大きく美味しく育った 以来 尼崎ではこの空豆を作り
続け 特に明治 大正 昭和初期が最盛期 高値で取引されていた
しかし この豆は同じ場所では 続けて栽培が出来ない上に都市化に
よる農地や農家の減少 生産量が減り 現在では幻の豆となっている

先日(18日) ソラマメのことを書き 書きながらああ〜食べたい
と思い 買い物に行った折りに見ましたが なんだか日が経っている
ようで買うことをためらいました ソラマメは 採れたてが美味しい
ので 二日目には 糖がはんげんして美味しさもそれだけ失われると
聞いていましたので 買い物籠には入れずに帰ってきました
だが 神さまは(変なところで神さまと言うなと言われそう)願いを
聞き届けてくださったのでしょう
農協のビルの前を通りましたところ もぎたてのソラマメだよ と
農家の方が 販売してました ああ〜これならきっと美味しくいただ
けると・・・・これだけで300円
家に帰ると早速 塩ゆでに・・・・・その姿です
新鮮さ 魅力的です 美味 なんとも言えないお味でしたよ
さやを剥く時 可哀相だと思う程 ふわふわのお布団なのかで気持ち
良さそうで 取り出すのに一瞬 躊躇しました 


新鮮な野菜と言えば ふとしたことで 大地を守る会の存在を知り
お試し基本セットを 取り寄せてみました
これだけの商品が送られてきました どの商品も生産者が明記され
農薬状況も記され 安心感もありましたが とにかく美味しい
トマトなんて丸かじりしたいと 昔 戦争が終わった後 庭で栽培
していたトマト 畑で直接もじり 口に頬張ったあの時の味を思い
出し懐かしさというか トマト 否 野菜本来の味が 滲んできて
どの野菜も新鮮さと味とに お腹が潤いました
野菜だけではなく 乳製品 果物 お肉 魚など 色々あってそれ
らを交えて定期便があるとのこと 毎週でも隔週でも・・・・
今どうしようかと考慮中です 何せ年寄りふたり暮らしですから・
何はともあれ 新鮮さは なににも勝りますね
とにかく美味しかった

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