2015年9月3日木曜日

ちいさな秋が・・・




ここ数日 天候が不順 雨が降っているのか 降っていないのか
判断がしにくいいやな空模様
外を見れば 木の葉や花たちは しっとりと濡れ 露がたまっている
また地面は 黒く湿り サンダルでは歩けないほど だけど だけど
土砂降りではない いつのまにか降り いつの間にかやんでいる
秋雨前線の悪戯で 酷いところは 被害が出ている様子
この程度なら文句は言いますまい
そのお陰で随分と涼しくなって助かり いよいよ夏服ともお別れかと
思えるが もうあの激しい暑さだけは カムバックしないでねと
願いたい
確実に秋は忍び寄って 庭に降り立つと 露に濡れた草花のもとから
小さな声でなく虫の声が 聞こえてきます
もう鳴き始めている  秋の近づきをなんとはなしに実感して・・
そうだ秋と言えば 水引草が やたらあちこちに咲き始めています
何故だか 白の水引草ばかり 赤も昨年は咲いてましたが 
これからでしょうか
水引草は 最初は後生大事に植えましたが もういたる処に種子が
飛び ところかまわず生えて増えますので もう好きなようにして
います
困るところだけ抜き去って・・・・・
ムラサキシキブも・・・もう実が紫に とベランダへ駆け上がって
見ると やはり思った通り 秋がきていました
このムラサキシキブも お行儀が悪く 一旦は抜き去りましたのに
いつの間にかベランダで復活して毎年秋を呼び込んでいます
ベランダは邪魔にならないので放置してますが ハニーサックルや
ジャスミンと絡まって それでも元気に存在感を主張しています
ベランダからこれも種子が舞い飛び あちこちから芽が出ています
子孫繁栄のためには どれも必死ですね
ムラサキシキブと聞くと 源氏物語を思い 紫式部 または源氏に
関係があるのかと思いがちですが 全然関係なく 作者に由来して
いるわけでもなく なんだ〜そうなのかと ちょっと残念な思いも
しますが 「花おりおり」(湯浅浩史著)を見ると 次のような
ことが記されています
〜江戸時代の初期の名は実むらさき 玉むらさき 山むらさき と
語源は 紫の実が敷つめられた「紫敷き実むらさきしきみ)」か
「紫茂美」のようだ〜
ですって・・・・
すごい生命力の強い花です 驚きます
いたる処に生え茂るので 雑草のように強いのですが 秋が来ます
きましたよ と告知もしてくれる 愛らしい実りだと思います
そ〜っと忍び寄る小さな秋 ちいさな秋 みつけ〜た

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