2010年1月26日火曜日

アネモネ〜トンカチと花将軍〜

相変わらず冷たい日です
けれど平年並みだそうですから
寒くてたまらないという日でなく
当たり前の日々でしょう
先日 成人の日にアネモネのことを書きました
球根から芽が出ている報告でしたが
今日は すでに咲いているアネモネです
先日 花屋さんの前を通りました時
目に入った白いアネモネ
先を急いでいましたのに 足が進みませんでした
4株もありました 顔なじみの花屋さんなので
帰りに寄るから取り置きをお願いし 
配達までしてもらいました
「アネモネ」大好きな花です 特に白は・・・・・
アネモネには 想い出があります 懐かしい想い出が・・・・・
アネモネの花が 花屋さんに苗で出回ることが滅多になく
また 今のように花苗が簡単には手に入りませんでした頃
今から三十数年前 息子の愛読書に
「トンカチと花将軍」(舟崎克彦 舟崎靖子著 福音館)がありました 
当時 息子は小学生でした
私も 何回も読みました
そして息子とその本の書かれていることを話題にしては 親子の会話を楽しみました
その時から アネモネが 頭に強烈にインプットされています
端的に言えばトンカチと犬のサヨナラが花を探しに行く話しです
さくらちゃんの誕生日プレゼントをするために花を・・・・
近所にも公園にも何処も彼処も 花が消えてしまったのです
原っぱから探しに出掛けます いろんな処を通り抜け いろいろなことに出会いながら
アメフラシの木とジャボチンスキー ワライカセミの森 ぶんぶん花畑 
天井しらずの木(電話うさぎがいる)モシモシの森 何でも見えるが丘などを通り抜けて
そして アネモネ館が出てきます
もう随分昔のことで 殆ど忘れていますが でも楽しい本でした
アネモネ館に惹かれました
あの頃 確かNHKのラジオ放送のわたしの本棚の中で取り上げて 読まれていました
花がいっぱい出てきて 実に楽しいファンタジーです
息子は この本の影響で 舟崎克彦さんの本に夢中になり動物シリーズを取りそろえて
読みふけっていました
アネモネは 好きな花になり興味もありました
アネモネ ああ トンカチと花将軍 といつの時も思い出しますが
なかなか 上手く育てられません 毎年 球根を植えるのにその年は咲いても
次の年は 何処かに消えて・・・・・行方知らず
花屋の店頭で見つけた時は 我が家で 球根から芽が出ているのにもかかわらず
白の八重にも惹かれて 求めました
すぐに庭に仲間入りさせました 
寒くて冷たいにもかかわらず 白はあくまで白く凛として咲き誇っています
美しいでしょう 清らかそのものの感じがします
息子に報告をしたい気持ちに駆られますが 果たして息子は・・・・・???ですね
でも 本は覚えていると思いますよ
あんなに 喜んで 夢中になった本ですもの
4株も求めましたが 親しくしている花好きの友人が 
アネモネが大好きなので2株 プレゼントしました
白のアネモネ しかも八重なんてなかなか手にはいらないのよと 大喜びしてました
その笑顔を見て こちらは幸せな気分になり 嬉しくなりました
これから暖かくなると どんどん花芽が出てきて 楽しませてくれることでしょう
春が楽しみ・・・・・嬉しいね にやにや顔を想像してください 

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