2012年3月4日日曜日

スミレの花束

語呂合わせでミシンの日
なるほど確かにミシンですね
NHKの連続ドラマ
「カーネーション」が始まっ
た頃は 主人公のミシンに
寄せる思いが 良く描かれて
いると思いました
庭に咲いたすみれ 美しい 
春を思わせるにふさわしい
濃い紫 すみれ色
野に咲く菫という感じ
高校生の頃 菫が好き好きで
たまらなかった
高校生の時 仲良しだった友
その彼女から ある日 突然
スミレの花束が 目の前に・・・
驚きました ええっ~ 私に? 
くださるの? 本当に?
教室に入って席に着こうとすると 近寄ってきた彼女からのプレゼント 飛び上がらんばかりの喜びよう 嬉しかった こんなことってあるの?
我が目を疑いたくなるような・・・・・スミレの花束を持つ 彼女の笑顔 未だに忘れられません スミレの花を見る度に スミレの花が咲く度に 思い起こします
ああ〜 あの青春時代が懐かしい
何の取り柄もない女学生だったなのに ある時は 机の中に 手紙もこっそり入っていたこともあり 調子が悪く休めば その日の授業のノートは その日の夜 届けてくれたり 彼女が郷里(京都)へ夏休みに帰れば 手紙の往復 しかも彼女から来るのは全て速達 ハートの黒い石が入ったロケットもいただきました 中に 彼女の写真を入れました 今でも持っています
こんなにして 人を愛する 人に尽くす 教えられた思いです
少女時代から 背伸びをして大人に移行する 一つの段階の時期なのでしょう
男の兄弟の多い中で育った武骨な女の子だったのに いい意味での青春だったと 懐かしい
その彼女 すぐ近くに住んでいました なかなか会う機会が無く 会いたいと思いつつ ある時 電話すれば哀しいことに 天の国に旅立った後でした
哀しいけれど その当時 受けた思いやりに感謝して 平安を祈るばかり・・・・
ああ〜会いたかった 昔の恋人に会うよりも懐かしい 愛しい
と思う程 女心をたっぷりいただきました 今のように簡単に 
写真が撮れたなら スミレの花束も 花束を持つ彼女の笑顔も 焼き付けられたのに でも 心のフイルムにしっかと焼き付いています
スミレって愛らしいですね 若き日には このスミレを 詩にしました
詩というよりは 散文詩かも・・・・今も何処かに書いたものがあります
恥ずかしくて 見せられませんが・・・・・
雨の日曜日 スミレもしっぽり濡れていました でも 足音が 聞こえてきます
冷たい雨でしたが もうすぐ春です〜よと 声も聞こえます 
変な話 高校生の時 意外ともてたんだ なんて・・・・・冗談です
恋多き乙女時代 スミレの花咲く・・・・宝塚みたい

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