2012年3月12日月曜日

春はそこまで・・・・

昨日の涙雨は去りゆきたかと
今朝の陽の輝きように喜んだ
のも束の間 またまたお昼頃に
冷たい雨が・・・やがて 雪に
変わり行き いっそうの冷たく
まさに春は名のみ こうして
春は訪れるのかも 冷たい雨も
やがて 暖かみを含んだ雫へと・・・・・東日本の涙雨も
希望の涙に 光に変わりゆくことを願い・・・・・
友からの連絡「いかなご」炊きました 取りに来て・・・・
嬉しい呼びかけです 寒さもなんのその いそいそと出掛けました 友は 毎年 今頃 今年も炊きました あなた分も炊いたのよ 声を掛けてくださり その言葉に甘えて いただいています
彼女にいただくようになってから 自ら炊かなくなりました 以前は我が家でも炊いていました しかし忙しいと買い物にも行けず イカナゴに遭遇することが出来ず 炊かない年もありました けれど 友が 私が炊いてあげるという言葉に甘えています・・・・・
イカナゴのくぎ煮 関西独特のものですね いつから一般に こんなに広まったのでしょうか
関西へお嫁に来た当時は 全然知りませんでした 相棒の実家(京都市内)でも お目にかかることはありませんでした
勿論 スパーにいってもお魚屋さんでも見かけませんでした それがいつの時からか 生のイカナゴが 1Kg単位で売られるのを目にするようになりました
神戸市垂水区が本場だそうで イカナゴの醤油煮は 瀬戸内海沿岸地方に古くあった それを佃煮として完成させ くぎ煮と名付けたのは 垂水の漁業関係者と言われているそうです
名前の由来は イカナゴの炊きあがった姿が 折れ曲がった古くてさびた釘に似ているところからだそうです
炊きたての温かいご飯の上にのせて食べると 格別です 食が進み もう一杯 お変わりと言いたくなります
奈良の東大寺の二月堂で お水取り 12日の深夜 若狭の水を二月堂の中にうつす儀式
大松明の火が 二月堂の欄干に振り落とされる この燃えかすを拾うと無病息災とされる
毎年 このお水取りが終わると 我が家にも この燃えかすの枝が届きます
友が 届けてくれるのです 毎年 その深夜の行事に参加して 火の粉を浴びてくるのだそうです
お水取りが終わると 関西では春〜ですよとなります
果たして今年の春は 如何でしょうか
イカナゴも春の到来を そしてお水取り いい春になりますように

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