2012年9月20日木曜日

りんどう咲いて恋を知る

「りんどう咲いて恋を知る」
この言葉 ご存知ですか?
何処かで聞いたことがあると
思われた方や 知っているわと
言われる方 いや知らないと
いろんな方がいらっしゃると
思います
高校生の頃から この言葉を
知っていました 何処の言葉で
どうしてその様に言われるのか
何も知りませんでした
唯 竜胆の花を見ると自然に
この言葉が浮かんできますし
若き日には 良く例えに使い
ました 友達同士で 竜胆が
咲いたの と・・・・
月よりの使者 と言う歌謡曲
の歌詞の一部でした
「白樺ゆれる高原に
 りんどう咲いて恋を知る
 男の胸の切なさを 
 啼け 啼け山鳩 幾声も」 作詞 佐伯春夫 作曲 佐々木俊一 
この歌から来たのだということが解りました
良く口にしましたし いつの時もりんどうを見ると この言葉が
頭を過ぎるのに 元の歌は 全然知りません 聞いた記憶もないし
メロディーも浮かびません
みんなで口ずさんだ記憶もありません 誰が 日常生活の中で使い
始めたのでしょう
でも いい言葉ですね りんどう咲いて恋を知る
今頃の季節にふさわしい言葉 綺麗な言葉ですね
昔から言い伝えられている 諺のようなものなのかと思っていました
この歌は いろいろ話があるみたいです 文学者や映画や・・・・
それらをかけませんが  歌は4番まであります 最後の歌詞は
「幾春秋をさ迷えど  まことの縁(えにし)結ぶ日は
 月よりの使者 思い出の  竜胆 抱いて来るという」
恋の哀しい歌なのでしょうか
竜胆は古くから 薬草になって漢方薬として使われているとか
伝説で 日本にも古代ギリシャにもあり いずれも竜胆の根を薬と
して使われ始めた イタリアの西部イシュリアの国王が 領民の間に
流行ったペストを抑えようと山に分け入り神に祈りを捧げ矢を放つと
矢は竜胆の根を貫いて その竜胆を神の啓示と信じて 与えたところ
たちどころに効き目が現れ病気が治まった その後薬草として用いら
れた 日本でも同じような話が日光の奥山であり 試しに病人に飲ま
せたら優れた効き目があった と日光では 霊草になっている
以前に 葉鶏頭の話しをしました時に 一緒に求めた竜胆 やっとこ
こまで 花開き始めました
花言葉は 悲しんでいるあなたを愛する 悲しんでいるあなたに寄り
添う 正義  だそうです
不思議な花ですね でも秋の花 いよいよ秋本番でしょうか
やっと夏にさらば となるのでしょうね 長い夏が終わり もうすぐ
中秋の名月の日が・・・・・ わくわくする反面 なんだか
しんみりとしてロマンチックな思いに囚われそう
りんどう咲いて 恋を知る 皆さんは 如何ですか
メロディーも知らず 我が頭の中で 一人歩きの言葉かな?
でも いい言葉だから いつまでも残っているのでしょうね

0 件のコメント:

コメントを投稿