2011年8月18日木曜日

何度も渡る川

先日 京都・伏見へ京阪で・・
その時 不思議な現象に捕らわ
れました
京阪はかなりカーブの多い路線
でよく揺れます お天気が良く
暑い日でしたが 車内の冷房が
効きすぎて 太陽を遮っていた
カーテンを開けて 車外を眺め
ていると川の流れが目に留まり
何川なのか気になり懸命に見て
いますと「淀川」が・・・・・ええっ 先ほども「淀川」を渡ったよ と一緒に行った友人の連れ合いと 首を傾げて話ししました
どうなっているの? この京阪に乗る前に 家から梅田へ出る時に渡ったよ 大阪の町へ出るには 必ず淀川を渡る 渡らねば大阪市内に入れない 「淀川」私たちの水瓶 いったいどうなっているの
琵琶湖から自然排水される唯一の川だということは解っているのだが 朝から三回目よ なにか不思議な思いにとらわれ どう流れているの? 連れ合いの方とああでもこうでもないと話し合う でも はっきりと理解が出来ない どう流れているのかと 
車両の乗降口に 路線地図が貼られていました 又 川の流れも記されている様でした それを見れば 少しは解るのではと 立ち上がって 見にいきたかったのですが 生憎と車内は混み合っていて そこへ行くことがままならず せめて写真でもと思っても人の頭で無理なこと 駅で聞きましょうと・・
丹波橋で下車して 駅舎の案内所に行き 路線地図をいただいてきました
帰りの車内で ゆっくり眺め ある程度 納得しました
不思議ですね 延々と流れる川 大阪湾まで 海まで 琵琶湖を出て75kmの旅 しかもあの川とこの流れと手を取り合って 雄大な流れとなって 海へそそぎ込まれる
琵琶湖の南部から滋賀・京都・大阪とながれる琵琶湖唯一の自然排水の河川 大津の南部の山間に渓谷を刻んで南下 京都府に入り 天ヶ瀬ダムとして水を貯え 宇治市で平野に出て 宇治川と呼ばれ京都・大阪府の境 山崎で木津川 桂川の大支流をあわせて大阪府北部を南西に貫き大阪湾へ流れる すごいですね
いつも淀川には不思議な思いを持ちます これと似たことなのですが 新幹線に乗るために新大阪へ行きますが JR在来線で直に新大阪駅まで行きます時に 大阪駅へ行くまでに一度淀川を渡ります そして大阪を出ますと次の駅の新大阪までに又淀川を渡ります 不思議でしょう おいおい 戻るのと違うのよ 忘れ物取りに帰るのと違うよ 東へ行くのよ と思います
川の流れが地形上 曲がりくねりしているから 行ったり来たりになるのでしょう
毎度 とうとうと流れる大きな河川を渡る度に 不思議感にとらわれています
こんな事を思う私が可笑しいの? 否 なんでも興味が湧いて面白いですよ
ああ〜ひとしずくの水でも いろんな景色を写し 人々の思いを載せ 生きとし生きるものを生かし 時には荒れ狂い 時には静かに穏やかに音もなく流れ そして長い旅路の果てに 雄大な海へと吸い込まれてゆく 川の人生も面白いですね

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