2012年12月13日木曜日

エル・グレコ展へ

風もなく穏やか 
やっと冷却状態から解放
気持ちがよい 冬の陽が燦燦と降り注ぐ
大阪のバスに揺られて国立国際美術館へ
エル・グレコ展を鑑賞に・・・・・
人が多いよ 混雑しているよ と言われ
覚悟して出かけたものの そんな様子は
なく ゆっくり鑑賞
今から400年も前に描かれた絵とは
思えないほど 色も鮮やかで素晴らしい
特に「無原罪のお宿り」は 圧倒され
息をも呑む思い すごいのひと言しか
言葉が見つからない 
今から何十年前でしょう 否 一昔前 高校生の時 選択科目で
美術を選択 その授業は 時々 校内の写生をする事がありましたが
記憶をたどれば 授業の大半は 教室で画集を見ることでした
有名な画家の絵を示し その説明 ミレー ゴッホ モネ などなど
そして覚えておくようにと何回も何回も繰り返されました
今のような 綺麗な画集ではなく 多分戦前の画集だと思われますが
それで著名な人の絵は殆ど覚えたものです
その中でエル・グレコの受胎告知があり すごく印象に残っています
受胎告知は 複数あるようですが 私の記憶にある受胎告知は 展示
されていなかったようです 記憶とは違うのがありましたが 多分
私の記憶は 日本の大原美術館にあると思います
それにしても懐かしい 
いい物を観ることが出来 すごく勉強になりました 色の扱い 構図
遠近感 それを生み出す構図 そして線の濃やかさ 心豊かに広がり
なんとなく 心浮き立ち 大阪の町のイチョウの黄葉が 目に入るも
のの 美しいと思う心の隙間もないほど満たされて帰途に・・・・・
銀杏の葉の黄色 その濃やかさ 陽の光で様々な色合いを生み出して
心くすぐるけれど グレコに圧倒されていました
心の中に充実感が一杯に広がって よき夢が見られそう・・・・・

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