2015年3月3日火曜日

すみれの思い出



女の子の節句 ひな祭り
我が家ではなにもしません 今は子どもと一緒に住んでいませんが
一緒にいたとしても男の子 女の子は私だけ
誰もひな祭りの祝いを・・・・・と言う言葉は言いません
一人 雛飾りを出して飾って楽しんでいます
お雛様とは縁がない生活なれど やっぱり女の子
部屋のどこかにお雛様が飾ってあると なんだかホッとします
ティータイムに 雛あられを頂くことにします

我が家の庭 我がマイガーデン
あちらこちらから すみれの花が咲き始めて 春を呼んでいます
すみれの花は大好きな花の一つ
高校生の時 クラスメイトからすみれの花束を頂いた想い出が
甦ります
クラスメイトといっても女の子です
教室でそ〜っと目の前に 紫のすみれの花束 を差し出された時は
驚きました 思っても見ないこと まさか私に花束を???・・・・
あの時は喜びよりも先に驚きが 頭の中を渦巻いた記憶があります
一日の授業が終わるまで 机の中のすみれが気に掛かり 帰り道は
大事に大事に抱えて帰りました
小さな花束でした でも思いが一杯にこもって・・・・・・
ず〜っと仲良しで夏休みはになると会えません 
彼女は親元の京都へ帰りますから それでも三日に一度と言うほど 
手紙が舞い込みましたそれも全部 速達で・・・
郵便屋さんの自転車のチリリンがどんなに待ち遠しい思いだったか
郷里へ帰らない時は 学校以外では 二人の家の間にある教会へ
(布池カトリック教会)行き 礼拝堂でおしゃべり
もう今 彼女は この世にいません 天国に・・・・・
この頃 彼女に触発されてすみれの詩(うた)を沢山 詠みました
どこか探せば出てくるのでは・・・・・
ハイネもすみれの詩を書いています
野に咲くすみれ  うなだれて 草かげに
やさしきすみれ
うら若き羊飼いの女  心も空に足かろく
歌を歌いつ 野を来れば    (高橋健二訳)
まだまだ続きますが・・・・・・
すみれは色によって それぞれ花言葉があるそうで
紫は 愛 そして誠実である
白は 無邪気な恋 けんそん
黃は 幸せ
どれも いい言葉ばかりですね
すみれと言えば 宝塚をを思い出しますね
すみれの花咲く頃 の歌を思います 宝塚の観劇はあまり好きでは
ありませんが 何故か 葦原邦子さんが浮かんできます
そして 中原淳一と 思い出が連鎖していきます

すみれはどんどん増えていきます あちこちとやたらに増えて困る程
種子をありが運搬してくれるので 広がってゆくのでしょう
もうすぐ 庭のどこを見ても すみれ すみれ になるでしょう

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