2010年8月1日日曜日

懐かしいホオズキ

なんて暑いんでしょう
暑い!のひと言では片付けられないほど
暑い日曜日でした 今日から八月 
気が付けば八月 七月は何処へ・・・・
と言いたくなるほど あっという間に
月がめくられて・・・・・
気持ちに焦りを感じます
相棒が入院していたためでしょうか
七月が いずこにと問いたいほど
過ぎゆきました
暑すぎるのか 湿度が高すぎるのか
身体が鈍(なま)っているのか
とにかく暑いです 全国で 熱中症で幾人もの方が 命を失われたと・・・・・
近年 一日に数多くの方が 亡くなられるのをあまり耳にしませんでしたが
異常気象なのでしょうね
いつもの花屋さんで ほおずきを見つけましたので 久しぶりに求めてみました
毎年 店頭に並んでいましたが 横目で眺めるだけで 手元に置くことはしませんでした
けれど 今年はおいてみようかという気持ちになり 一鉢だけ 抱えて帰りました
ほおずき(鬼灯) 子ども頃が懐かしいです
夏 よくほおずきで遊んだものです
ほおずきの果実を 手でもみほぐし 根元の口から 破らないように種と果肉を
少しずつ出して なかを空っぽにして 口の中に入れ舌でならしたものです
何度も失敗したり 最後は出来ないと母親に泣きついたこともあります
遊び友達のなかには とても上手に手際よくする子もいて
自分の不器用さに悔しい思いをしたものです
昔は 何処にでも「ほおずき」があったのでしょうね
今は鉢植えで いくらかのお代を払わないと といってすぐ遊びにするには・・・
「ほおずき」 多年草 薬草で 平安時代には 鎮静剤として使われ
江戸時代は堕胎剤 鎮静剤として 現在も 咳 痰 解熱 冷え性に効果ありとして
全草を干して 煎じて飲む風習がある地方があるとのこと
夏休み お盆の時には 必ず「ほおずき」が仏壇にあったことを思い出します
仏教では ガクに包まれたホオズキの果実を枝付きで 精霊棚(盆棚)に飾り
死者の霊を導く提灯に見立てるそうです
仏壇に供える花のなかに お盆の時は ホオズキが入ってました
仏教から離れてしまった現在 そんな風習を見ることもなくなりましたが
子どもの頃を 思いだし懐かしく感じます
鬼灯(ホオズキ)は多年草だと言うことを調べてはじめて知りました
ホオズキの果実が 朽ちたら庭に植え込んでみようかと思ったりしています
上手くいけば来年も 芽が出て・・・・・なんて上手くいくかな
でも昔は 家々で庭に植えてたのでは・・・・・
あんなに沢山のホオズキさんと遊べましたから 
お店で求めてたら大変だったと思うのですが どうでしょう
当時の事情は よく解りません もう尋ねる親もいませんから
でも 夏の風物詩で いいですね
暑いけれど オレンジの 太陽色の実を暫く楽しむことにします

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