2018年6月13日水曜日

公園のベビーカー



塚口の公園で
昼さがり 目的地へ行くために 公園の中を通り抜けると近道になる
公園は広く 緑豊かで春にはサクラがとても美しい そして子どもの
ための遊具もありこれまた広い砂場があって いつ通っても 誰かが
遊んでいる 子どもの賑やかな声が響いている
それが珍しく公園の中へ足を踏み入れて 五〜六歩歩くと 静寂さが
身に押し寄せてくる
エエッ〜珍しい 誰もいない 子どもの声も聞こえない 小鳥の鳴き
声もしない 鳩も雀も小鳥もいない
暫く歩くとベンチに一人の婦人が座っている 犬を連れて・・・
ああ〜散歩にいらしたんだと思い その前を通り過ぎ 暫く行くと
砂場の前にベビーカーが だれも乗っていない
赤児も 子どもも 乗っていない 周りには誰もいない
一体 だれのベビーカー どうしてここに・・・・
忘れ物か まさか ベビーカーを忘れるなんて
では 先ほどのご婦人のものなのか 犬を乗せるために・・・・
不思議でした
静かな静かな公園 昼下がり なにか一瞬 お伽の国へ迷い込んだ
気分に 幻想の世界へ 白昼夢かと・・・・・

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