2016年3月22日火曜日

路傍の花



路傍の石ならぬ路傍の花
駅前の舗道に咲くナデシコ
つい先日 歩いた時はなにもなかったはず 可愛い花が咲いている
なんて 否 目に入らなかったのか 気付かなかったのか
それにしても きのう今日咲きました 芽を出して花開きました
と言う感じではない
舗道に敷つめられた石というか レンガというのか それらが道幅
いっぱいに綺麗に敷かれているのに 一カ所だけ 石がなく そこは
最初から空き家だったのか それともたまたま とれたのか
そこに ナデシコが植えられている 自然に発芽して育ったとは思え
ない この前の家の方が植えられたのでしょうか
この花を堺に 又この近辺の家々には 草花を植えてある様子はない
ので 余計に不思議に思いました
でもなかなか粋なことをしますね
たったひと株 まさに 路傍の花 です
石の舗道を歩く もくもくと そこに愛らしい花が・・・・・
ふと心が和んでいきます
どなたの心遣いかわかりませんが 花が道端に一輪ある それだけで
心安まるものがありますもの
山本有三の「路傍の石」の向こうを張って「路傍の花」と題して
小説を書きましょうか
うまく表現できませんが お話が書けそうな 雰囲気がありました
悲しい話 それとも喜びの話 いろいろ想像をふくらませて・・・・
可愛い女の子の話はいかが 哀しい恋もあって そこに生きる喜びも
含ませて そして逞しく成長をしていく なんて・・・・・
文才があれば・・・・・ね プロットをちゃんと組み立てて・・・
ああ〜夢か 幻か お話しが書けるといいのに・・・・
道端の花を見ただけの・・・・・
道端の片隅で 誰かに踏まれるおそれを抱きつつ 明日にも命を
奪われるかもしれない環境の中で けなげに咲く
神様の思し召しでしょう そんな花に巡り逢瀬た幸せを噛みしめて
ひと時でも 夢の中で戯れて・・・・・

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